フィリピン留学中にやるべきでない4つのこと【英語学習・勉強法】

今回は、前回書いた”やるべきこと3つ”に対し
”やるべきでない4つのこと”にフォーカスして書いていきます。

それではひとつずつ見ていきましょう。

アウトプットのない授業

レッスンを最大限有効に使うには、インプット(自習)とアウトプット(文章を作ったり、喋ったりすること)のバランスがとても大事です。

マンツーマンレッスンだからこそ、弱点をいち早くつぶすプロセスを作るために、このふたつの考え方はとても重要です。

  • マンツーマンレッスンでしかできないことは何か?
  • 自習中にしかできないことは何か?

つまり”その時にしかできない学習”にフォーカスすることが重要で、上達への近道になります。

リスニング → 一人でできる

フィリピン留学が始まって最初のころは、勉強法すらわからない状態なので、とりあえず組まれたカリキュラムの通りに進めていきます。

この中に入っていたのが”リスニング”の授業。

内容はどういうものかというと

①インターネット上にある英語学習サイトにアクセス
 ↓
②難易度別に分かれているトピックを選択
 ↓
③音声を聞く
 ↓
④問題に解答する
 ↓
⑤答え合わせ
 ↓
⑥先生に解説してもらう

という流れです。
最初は

「やっぱり全然ちゃんと聞き取れてないな~」

という程度しか考えていなかったのですが、ある時思いました。

「ってかこれ一人でできんじゃね・・・?」

それから、翌日勉強するトピックをあらかじめ先生と決めて、①~⑤の工程は自分で行うようにし、⑥の解説だけお願いするようにしました。

それからというもの空いた時間でそのトピックに関する話題を話す時間ができて、おまけに予習も功を奏し知らない単語を反復練習することができるので学習効率もUP。

先生がせっかく目の前にいるのに、喋らないなんてもったいないですね。

ライティング → 添削だけしてもらう

これも同じような感じですね。

先生が板書してくれるものをノートに書いたり、その場でライティングして文章を作りましょう、みたいな授業もあったんですが、

この書いてる時間ももったいない。

板書は授業終わりのタイミングか消される前にスマホで写真を撮ればいいし、ライティングも事前に文章書いてきて先生には添削だけお願いすれば他のやるべきことに時間を充てられます。

では何をするべきかというと、こちらの記事にまとめたので参考までにどうぞ。

英語で文法を教わる

これも結構カリキュラムに組み込まれがちなやつw

結論から言うと、学習中の言語で文法を学ぶのは効率悪いです。母国語でやるべきです。

文法用語からを覚えないといけない

なぜ効率が悪いのか?それは

”複雑で数も多い文法用語を英語で覚えるところから始めないといけないから”

です。
日本語に置き換える方が早いですよね。

ただし、各品詞の英語名は最低限覚えておきましょう。
「この単語ってどういう品詞の用法があるの?」と聞くことで、どの品詞かは教えてもらえます。

ちなみに、ですが英単語には知られざる品詞としての用法が数多くあるので、知っている単語でも辞書を調べてみると面白かったりします。

例)waterは名詞としての”水”だけの意味ではなく、花や草などへ”水をやる”という動詞としての用法もあったり・・・TOEICのPART1とかでよく見かけますね。
ただし口語表現としては使われないので文語としての利用がメインです。

初級者ほどハードルが高い

もしも中級者の方が「英語で文法を学んでみたい!」というのであれば、すでに持ち合わせている語彙力を駆使して理解することはできるでしょう。

この場合、英文法が英語で書いてある文法書なんかを読むと理解が深まったりするので、意外とおすすめです。

日本では探したことがないのであるのかわかりませんが、このEnglish Grammar in Useという文法書とてもおすすめです。

イギリスの超有名大学ケンブリッジ大学から出版されていることもあり、かなり有名な一冊です。
この文法書はシリーズで出ていて、初級、中級、上級、というラインナップがあります。

文法学習のバイブルとも呼ばれるこの参考書の最大の特徴は

  • 英語学習者に分かりやすい解説
  • 実用的な例文を多数収録
  • 練習問題が豊富

というところ。

有料ですが、アプリ版も出ているので、本書を実際に取り組んでみて気に入ったら購入して移動中などのスキマ時間で学習するのもいいかもしれません。

iOS版
https://apps.apple.com/jp/app/english-grammar-in-use-sample/id848215354

Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=org.cambridge.englishgrammar.egiu&hl=ja

フリートーク

テーマがない → 学ぶことがない

特にこれといって取り組む内容を決めずに、最近あったこととか、世間話をすることを”フリートーク”とか”フリーカンバーセーション”とかいうのですが、これは息抜きの時以外は控えたほうがいいでしょう。

理由は

「テーマが決まっていないと自分の知っている語・文法しか使わない」

からです。

確かに言い方がわからなかったら
「これはなんていうの?」と聞くことはできます。
しかしテーマやトピックが決まっている授業に比べると、得られるものは少ないです。

例えばその日話す内容が”医療に関して”だとしたら、
病院、患者、医者、薬、施設、医療機器、病気などの用語を知っている必要があります。

しかも、これらの会話はストーリーに関連づいているので、一度使用して話の流れを覚えていればなかなか忘れません。

毎回違うテーマやトピックについて取り組んでいくことで幅広い会話ができるようになるし、その内容に付随するボキャブラリーを習得することもできます。

フリートークしかせずに全く成長しなかった自称サーファーの話

どこの学校に行ってもこのタイプはいると思うんですけど笑

「会話の練習をしたいから、フリートークしかしない」

という人。

まあ、学習方法は人それぞれなので、本人には最後まで何も言いませんでしたが、確か3ヶ月ほど滞在していたと思うのですが、驚くほど英語力は伸びていませんでしたね。。。

具体的にどう伸びていないのかというと

  • 少なすぎる語彙力
  • 基礎的な文法が全くできていない

という具合です。

英会話に関しては、ものすごく端的に言うと、語彙力と文法の知識の有無、文章構成能力がものを言います。
どれか欠けてしまうと途端にスムーズに会話できません。

先ほど例に挙げた彼の場合は、苦手な自習を避け続けた結果、新しい単語を学ばず、文法・発音の矯正もせず、自分の間違いに気づくことができない環境で毎日同じような会話ばかり繰り返してしまったわけです。

当然、本人がそれで満足というなら何も言うことはありません。

しかしお金を払って”英語を学習しに”来ているわけだし、少しは身につけたいものですね。

情を優先して環境を最適化できない

先生を変えられない

「先生を変えて気分を悪くさせちゃったらどうしよう・・・。」
「気まずくなったらどうしよう・・・」

これで悩んでる他の生徒さん、結構いました。

気持ちは本当によくわかるし、僕も最初そうだったんですが、

心を鬼にしてください。

何のためにいろいろなものを捨て、留学に来たのか、考えてください。

僕も語学を教えている立場なのでよくわかるんですが、生徒と教師の間には”相性”’があります。

ベテランで教え方が上手と言われている人でも、自分にしっくりこないなんてこともよくあります。
そういう時、周りの評価とか、経験年数とか、なんの役にもたたないわけです。

経験はないかもしれないけど、年齢や境遇が近くて、好きなものが似ていて・・・。
という先生の方が、話していて面白くないですか?

そういう先生と一緒に勉強した方が、成長も早いと思います。
苦手な先生がいたら、思い切って変えましょう。

長い目で見たらそっちの方が、結果的に状況が好転することの方が多いように思います。

”Noと言えない日本人”からの卒業

留学中ってやっぱりいろんな誘惑があります。
毎日勉強で疲れたなあ・・・。日本のテレビ恋しいなあ。友達、元気かなー。
とかとか。

周りに日本人がいたら、やっぱり友達になるし、友達になったら飲みにも誘われる。
こういう時にどういう対応をするかで、積み重なった時間がどうなるかは・・・。

自分次第ですね。

僕はトロントで、日本人との関係を一切絶とうとし、自ら情報が手に入らない孤立無援の状況を自分で作り出すというドMっぷりを演じたのですが、そんなことする必要は全くもってありません笑

国籍なんて関係なく、出会いは人を成長させ、人生をよりよいものにするし、貴重な話を聞けたり、有益な情報を得られたりします。

それでも、先に挙げた先生との関係性や、ぶっちゃけ微妙だな〜と思うレッスンを提示された時。
宿題たんまり出されたけど、仲の良いバッチメイト(同時期から留学を始めた人)から飲みに誘われた時。

断ることができれば、少し前進できるかもしれません。

まとめ

僕は留学に対して、基本的に

「よっぽどのことがない限り、いい経験にしかならない」

と考えていますが、留学をより良い経験にするために、何をするべきで何をしないべきか、という取捨選択を真剣に考えることは、とても重要なことだと思います。

いくら考えても、実際に経験しないと見えてこない部分はたくさんある、何かを経験する度、常にベストな選択をできるように、何でも手を出して、自分に最良な道を見つけてください。
応援しています!

それでは。