台湾の恋愛事情は!?【10ヶ月の滞在から分析】

突然ですがあなたは、外国人の恋人がいたことはありますか?

ルイ

突然ですがあなたは、外国人の恋人がいたことはありますか?

言葉も通じないのに外国人の恋人なんて…

そう感じる人も多いかもしれませんが、実はその国の言語に全く精通していなくても外国人の恋人がいる人はたくさんいます。

大事なのは言葉よりも愛ということですね!

・・・

さあ寝言は置いておいて、今回は10ヶ月生活していて知った台湾の恋愛観や、日本との違いについて書いていこうと思います。

とりあえず情熱的

台湾の人々の恋愛観を一言で示すなら”情熱的”です。

日本でも綺麗な場所にデートに行ったりサプライズを計画したり、豪華なプレゼントを贈るなど、ロマンティックな演出が好きな人は多いですが、台湾ではこの傾向が強いです。

この情熱的な度合いやその性質は、僕が約半年滞在したフィリピンのそれにも近いように感じます。
一番驚いたのは、LINEとかメッセンジャーで隠れて浮気できないようにSNSのIDとかパスワードとかお互いに全部教えてアカウントの情報を共有していたことです。

いやそれもう束縛とか通り越して個人情報の域だし…分かれて腹いせにコツコツ育てたアカウントなんか消されたりしたらどうするんだろう…。

とか思ってました。

また、日常的なやりとりにおいても日本とは違う部分がたくさんあり、興味深いです。

連絡は超マメ

例えば日々の連絡ひとつとっても、日本人に比べてとにかくマメ。
スピードが命。

台湾人の女性と付き合ってる友人が国籍を問わず多くいましたが、一緒に遊びに行っても飲んでいても、逐一状況を報告していました。

どうやらそれを怠ると不機嫌になる女性が多いみたいです。

何をしてても相手に言わなければいけないって、少し疲れない?

そう聞いたことがありましたが

相手のことが好きだったらできるよ。それに連絡なんて数分あればできるから

なるほどー、と関心する反面、一緒に食事をしている最中に10分に一回スマホをいじられるのは複雑です笑。

束縛は当たり前

マメな連絡を欲するということは、束縛も激しいということだと言っても過言ではないと思います。

驚いたのは、恋人がいるというだけで異性がいるグループで遊びにいくことを禁止する人が普通にいます。

日本だとおそらく、ここまでくると

「えっ、それかなり束縛厳しいね」

という話になると思いますが、台湾だとこういうことがザラにあります。

しかし同伴の場合はOKなケースが多く、台湾人の恋人がいる友達を誘うと「一緒に連れて行ってもいい?」と確認してくれるケースもよくありました。
もちろん大歓迎です。

尽くしまくる台湾男子

そして束縛にもマメな連絡もこなす台湾男子、すごいです。

ただ優しいだけでなく、デートの際家まで送り迎えをしたり、記念日に愛のメッセージが詰まったラブレターを送ることも。

プレゼントは日本でも一般的ですが、手書きの手紙なんかもらったら嬉しいですよね。

僕は残念ながらそういうマメさみたいなものは持ち合わせていないので(ていうか忘れちゃう)、ただただ関心する一方、仲のよかった韓国人の男の子は

韓国でも同じだけど、男が甘すぎるから女の子がわがままになるんだ!

と言っていたのが印象的でしたw

確かに今まで会ったことのある韓国の女性も台湾の女性も、言いたいことはちゃんと言って自分の意見ははっきりと通す人が多いイメージがあります。

外国人、特に日本人はモテる

それから日本と比べて国際カップルが多いのも特徴です。

僕自身、台湾では外国人だったからというのもありますが、同じ時期に留学していた同じ学校の他国籍の友人に半分くらいは、台湾人の恋人がいました。

先述の通り、共通言語でスムーズにコミュニケーションがとれていない場合もよくあります。

むしろ、その共通言語として中国語を選んだので台湾に留学している、というパターンが多かったです。

そして日本人がモテまくります。特に女性。

台湾人の男友達はみんな「日本人の彼女がほしい!」と言っていました。

その理由を聞くと

優しくて、綺麗にしていて、礼儀正しくて、可愛くて、わがままな人が少なくて、気がつかえるし、それで・・・

だそうです。わかったわかったw

顔の良し悪しは二の次

ルイ

性格か顔、どっちが大事?

日本でもこの議論はよく耳にしますが、この問いに対しては台湾に関しては性格の方に軍配が上がっているように感じます。

口で「性格の方が大事」と言うのは簡単です。

しかし台湾では実際にそれを有言実行しているカップルは多いです。

すでに少し触れた通り、男性に求められるのはルックスよりも”優しさ”だったり”紳士的な振る舞い”です。

積極的な女性も

あと、日本と比較すると女性が積極的だなと思うことがしばしば。

デートに誘ったり、告白すらも女性から、というパターンを結構目にしました。

もちろん、日本でもこういうケースはありあますが、面白いことにフィリピンでは全くと言っていいほどなく、むしろ聞いた限りでは
(と言ってもかなりの人数のフィリピン人からそう聞きましたが)

女性から男性にアプローチするのは「尻軽女だ」

と見られてしまう傾向にあるそう。

これって女性から何もできないということなので、なんというか・・・。不憫ですよね。待つしかできないって。

付き合うまでの期間が長い

そして出会ってから付き合い始めるまでが長いのも台湾の恋愛の特徴と言っていいと思います。

日本では個人差こそあれど、デートは3~6回前後、期間は数ヶ月くらいが平均かと思いますが、台湾では10回以上のデート、期間は半年かけるなんてこともあるそう。

先日Twitterで、日本人女性のこんな投稿を見かけました。

気になる台湾人男性がいるが、もう6回も7回もデートしていいスキスキアピールもしているのに、告白されない!これって脈なしってこと!?

大丈夫です。あるあるですw

逆に、僕が1年住んでいたカナダでは、これももちろん個人差はありますが早いと1、2回のデートであっという間に付き合っちゃうなんていうケースも見ました。

※ちなみにカナダでは(おそらくアメリカやオーストラリア、イギリスなどの英語圏でも)「改まって告白する」という文化はあまりなく、お互いがオーケーな雰囲気なら、そのまま暗黙の了解的にカップルになるというケースが多いです。というか、お互い好きで一緒に過ごすのが普通になって、そのまま「付き合ってるよね」という認識に変わる感じ

家族への紹介が早い

日本で「恋人を家族に紹介する」なんて言ったら、大事です。
これはもう「結婚」の二文字が点滅しまくりです。

しかし台湾では違います。

付き合ってまだ2ヶ月でも「今度家族でご飯行くけど、一緒にくる?」なんて感じな軽いノリで誘われ、そして家族の方もフランクに迎えます。

まさに「家族の恋人は新しい家族」って感じです。

これを「フレンドリーで親しみを持ちやすい」と思うか「いやいやプレッシャーだわ!」と思うかは、本人の性格と、相手のご家族の対応によるでしょう。

まとめ

地理的にも文化的にも近い台湾と日本ですが、こと恋愛に関しては結構な違いがあるな、と個人的には感じました。

今日紹介した内容も、もちろん人によって違いますし個人差はあって当たり前ですが「こんな傾向が強い」ということを台湾人の友達や他の国籍の友達と話していた内容を記事にしてみました。

もしも気になるあの人・あの子が台湾人だったら、参考にしてみてください!

それでは。