【動画編集】Premiere Proが重い時の対処法まとめ【5つの方法・画像付き】

Adobeユーザーのみなさん、こんにちは!

今回は動画編集ソフトPremiere Proの動作が遅い時の対処法をご紹介します。

というのも、僕自身あらゆる方法を試しても動作がカクカクでまともに編集できないと言う事態に陥ったので、それを解決した際の方法を共有したいと思います。

なお今回の記事は、他の改善方法が見つかり次第追記していくつもりでいます。

実は未だ根本的な解決に至ってはいないのです…。

今回遭遇した症状

今回僕が遭遇した症状ですが、自分の動画を編集しているときのことです。

編集していたときの状況

  • 動画の撮影はiPhoneで行いました。
  • 長さは約11分(編集後)。
  • 今回は初のフルテロップに挑戦したので、レガシタイトルの数が現時点で627個。

それ以外に特別な事はしていません。

作業環境

PCスペック

PCのスペックについてはこちらの画像を参照してください。

買ったばかりのメモリ64GB、グラボもCPUも優秀なものなので、後述する編集を行ったくらいで動作がカクカクになる事は考えにくいと思うのですが…。

新しく買ったMacBook Proのスペック一覧
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プレミアのバージョン

Premiere Pro 2019を使用してます。

バージョンはこの画像を参照してください。

動作が遅くなったきっかけ

レガシータイトルで作ったクリップに対して、

  • 位置にキーフレームを打ち、なめらかに動くように時間補間法のベジェを自分で編集
  • 動きに躍動感を出すためにブラー(ガウス)の効果を追加、こちらもキーフレームの時間に合わせて動きに合わせて少しぼやけるように設定

この2つの処理をした途端、パソコンの動作が異常に重くなり、再生してから実際に動画が走るまでにも時間がかかりますし、スペースキーを押して再生を停止しようとしても、2秒ぐらいそのまま走り続けるような状態に。

これではまともに作業することができないので、改善するべくいろいろな方法を試してみました。

結論:最終的に解決した方法はシーケンス→「インからアウトをレンダリング」

結論から言うと、Twitterに急に降臨した神様のこのツイートを参考にしたら一発で改善しました。

なるほどレンダリングしてしまうという発想はありませんでした…。

しかし経験の浅い僕が言うのもおこがましいですが”エフェクトを2つかけ、そこにキーフレームを打ったこと”が本当に原因なのでしょうか?

確かにこのエフェクトをオフにすると普通に戻ります。

しかしこういった処理は今後も随所でしていく必要があると思いますし、そのたびに重くなるものなのかどうなのかの判断がつきません。

もっともこの程度で重くなってもらってしまっては、より高度な処理を必要とするエフェクトの使用が難しくなってしまいます。

なので個人的には原因が他にあると仮説を立て、現在も調査中です。

解明でき次第こちらの記事でまた更新を行います。

キャッシュを消去

方法:
・PremierePro
 ↓
・環境設定
 ↓
・メディアキャッシュ
 ↓
・未使用を削除

作業中に蓄積していっているキャッシュを消すことも試しました。

キャッシュと言うのは僕の認識が間違っていなければ、パソコンが作業しやすいように最近使ったファイルを一旦メモリの中に留めておくものです。

例えば、紙切る作業をたくさんしようとするときに、ハサミ毎回引き出しから出してきていたら、超めんどくさいですよね。

多くの人がすべての紙を切り終わるまで、ハサミを机の上に置いておくはずです。

これがキャッシュです。

しかし机が汚い人みたいに、ものを元に戻さないと、作業場はもので溢れ稼働範囲が小さくなってしまいます。

これがキャッシュが溜まってしまっている状態です。

僕はパソコンの購入に際して、もともと使っていたパソコンのデータをそっくりそのまま移行したので

もしかしたら前のパソコンで使っていたときのキャッシュが何か悪影響与えているいるかもしれない

と勘ぐっています。

不要なアプリを落とす

同時進行で開いているGoogleやiTunesなどのアプリケーションが干渉しているのかもしれない

そう思ってCPUやメモリへの負荷を調べるためにMac内蔵のアクティビティーモニターを起動し、利用状況を探ってみましたがこちらは全く異常が見られませんでした。

使用可能なメモリは30GBほど残っている状態です。

レガシータイトルのリアルタイムプレビューをオフにする

レガシータイトル編集時のウインドウの右上のほうに小さい四角の左下に目のマークがあるアイコンがあるかと思います。

これはレガシータイトルに現在の再生部分をリアルタイムに反映すると言うものなのですが、これをオンにするとパソコンに負荷がかかり動作が一気に重くなります。

これもちゃんとチェックしましたが、オフになっていたので原因ではないようです。

再インストール(最終手段)

そして最終手段の再インストールも現在検討中です。

実はネット上で同じ症状に見舞われている人を見つけたのですが、この人も僕と同じ改善方法は全て試し、それでも解決しなかったたのでAdobeの公式サポートに連絡。

電話をしながら、またパソコンの画面も共有しながら解決しようと試みましたが、結局原因がわからず駄目だったそうです。

その方曰く、Adobeは10年前後使い続けていて、膨大な量のキャッシュが溜まっていたのでそれが変に干渉合っているんじゃないか、とのこと。

あの手この手を尽くしてダメなら、再インストールを検討しなくてはいけません。

快適な動作環境を手に入れるためなら仕方ないことですし、経験の浅い段階でこういったトラブルに遭遇できて幸運と捉えたほうがいいでしょう。

まとめ

今回はプレミアプロをサクサク動かすために必要な5つの対処方法を紹介しました。

しかし前述した通り、僕の場合は根本的な原因解明・解決に至っていないので、今後も原因を調査し、分かり次第また記事を更新させていただこうと思っています。

何か新しい発見があれば随時Twitterでもつぶやいていくのでぜひフォローお願いいたします!

それでは。