英語タイトル・英文作成時のルール、ポイント8つ【間違えてる人多数】

英文を書く機会や、英語でタイトルを考える機会はありますか?

インターネットが普及した現在では、SNSで突然英語圏の方からメッセージやリプライをもらうこともしばしば。
また、プロジェクトやイベントの名前をかっこよく英語のタイトルでつけることなんかもあると思います。

しかし、せっかく考えた内容も間違いがあっては魅力半減です。
そこで今回は、多くの人が知らない”英語のタイトルをつける時や英文を作るときのルール”を紹介していきたいと思います。

この記事を読めば、正しい英語のタイトルの付け方はもちろん、英作文をするときに犯してしまいがちなミスを把握し、正しい文書の作り方を理解することができます。

英語タイトルのルール

英語でタイトルを考える時は、そのタイトルの長さや語数にも左右されますが
大文字で始めるのが原則です。

そして大きく分けて3種類のタイトルの付け方があります。

1. 全て大文字
 →文字の全てを大文字で書く

2. タイトルケース
 →タイトルで一番用いられるスタイル。一部の語を覗き(後述)単語の頭文字を大文字にする

3. センテンスケース
 →多くの新聞社で採用されているスタイル。通常の文章のように、大文字にするのは文頭と、固有名詞(人や国、会社の名前など)の一文字目のみ

2番目のタイトルケースの”一部の語”というのは

冠詞a, an, the
前置詞at, by, down, for, from, in, into, like, near, of, off, on, onto, out, over, past, to, up, upon, with
等位接続詞 and, as, but, for, if, nor, once, or, so, than, till, when, yet

などが挙げられます。

それでは実際にタイトルの例を見てみましょう。

①全て大文字

これは本日2019年10月24日のNHKの英語ニュースのページです。
赤いマーカーを引いたところの英語タイトルが全て大文字で記載されていますね。

②タイトルケース

赤いマーカーを引いたところがタイトルです。
原則的に全ての語の一文字目が大文字になっていることがわかりますが、青い丸をした”to, in”は小文字のままです。

③センテンスケース

こちらも赤いマーカー部分がタイトルですが、青い丸で囲ってあるいくつかの語は大文字になっています。
それは”Turkey, Syria, UK(United Kingdom)”などの固有名詞です。

英作文のルール

それでは次に、英作文のルールを紹介していきます。

最初は大文字

文章の一番始めは大文字になります。

また、上で少し触れた通り、特定のものの名前を指す固有名詞も1文字目は大文字となります。

カンマ”,” / ピリオド”.”のあとはスペース

インターネットで英語学習の方の書いた英文を見ていると、これを知らない方が特に多い印象を受けます。

青い矢印で示したところのように、各文の終わり、またカンマのあとにはスペースを入れます。

スペルチェックツールを使おう

英作文が終わったら、スペルチェックを行いましょう。

僕は普段、Googleドキュメントで下書きを行なっていますが、スペルチェックの機能をオンにしています。

この機能とても優秀で、スペルを間違えた時は赤く示してくれるだけでなく、なんと日本語を書いている時に不自然な語の使い方などがあるとそこも赤くしてくれます。

英語だけでなく、日本語の変換ミスなども見つけてくれる上に、クラウドで管理して、どのデバイスでもアクセスできるのが大きいですね。

フォーマルな文書

ここまで書いてきた基本的なルールに加え、フォーマルな文書を書く時のポイントも紹介します。

具体的にどういった文書かと言うと

  • 仕事の応募時
  • ビジネスシーンでのメール
  • 告知文

などのシーンで使う時です。

省略形NG(フォーマル文書)

正式的な英文書を作る際は
“I’m”や”You’re”などの略語を使うのは好ましくないとされています。

友達とのチャット等で日常的に使っているので、つい使ってしまいそうになりますが、少しくだけた印象を与えてしまいます。

”Because , So”は文頭に来ない

また理由を述べる際の”because”、それまでの話をまとめる時に使う”so”を文頭に置くことも、フォーマルな文章では相応しくありません。

日本語でいうところの「だって」や「だから」をイメージすると分かりやすいかもしれません。
親しい間柄での使用はOKですが、きちんとした文章を作る際は「なぜなら」とか「ですから」という言葉選びをしますよね。

それでは何を使うかと言うと、asやsince、therefore等で代用します。

何を使わない方がよくて、代わりに何を使うべきなのか。
これを一日で覚えることはできないので、文章を作りながら、必要に応じて覚えていきましょう。
身近に英語に精通している友人がいたら聞いてみてもいいですし、ネイティブの友達がいると尚いいですね。

僕の場合は留学中にライティングの練習を毎日行い、レッスンの冒頭で簡単に添削してもらって、英作文の基礎を身に着けました。

まとめ

多くの人が知らない部分だからこそ、きちんと使いこなせることで、好印象を持ってもらえます。

メリットはそれだけでなく、英作文のルールをきちんと理解し文章を構成できる能力が上がると、会話のなかでリアルタイムで文を作らなければいけない状況でも大いに役に立ちます。

喋ることと英作文はどちらもとても重要なアウトプットなので、もしも英語が伸び悩んでいるという方がいたら積極的に挑戦してみてくださいね。

それでは!