台湾周遊旅行から無事に帰ってきました!
今回は旅行を通して感じたことや、台北と他の都市の違いや初のバックパッキングで得たことについて書いていこうと思います。
もともとの予定を半分くらいに短縮した経緯についても触れています。
目次
旅の目的
今回の旅の目的は3つです。
- 今まで経験のないバックパッカー的な旅行を経験する
- 台湾の他の都市を体験する
- 仕事をせずに今後のことを考える
①今まで経験のないバックパッカー的な旅行を経験する
まずバックパッキングとは何か?
という部分ですが、Wikiではこのように定義されています。
低予算で国外を個人旅行すること。
Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC
バックパックを背負って移動する者が多いことから、この名が付けられた。
一般的な旅行者との違い:
- 世間的な休暇より長期にわたる
- バックパックを使う
- 移動に公共交通機関を利用
- ホテルではなく、ユースホステルを利用
- 観光地を見るだけでなく、地元の住人と出会うことにも興味がある
今回の僕の旅行スタイルとほぼ合致します。
僕の場合は現在台北在住なので国内限定で、宿はホステルではなくAirBNB、長さとしては4泊5日でした。
(もともともう少し長い予定でしたが、連休の影響を受け、短縮)
②台湾の他の都市を体験する
これまで何度か触れてきていますが、台北渡航直後は旅行に行けるほどの資金が全くなかったのに加え、最初の3ヶ月は語学学校に行っていたので、勉強に集中する必要がありました。
語学学校を卒業し、休みを削って仕事しまくり、複数の収入源を得て、生活に少しだけ余裕が出たので、旅行へ出ようと決めました。
「旅行は誰にでもできる最高の自己投資だ!」と自分のブログで豪語しておきながら「旅行に行くお金がありません・・・」ではみっともなさすぎますw
③仕事をせずに今後のことを考える
数ヶ月間ほとんど休みがない状態だったので、自己対話する時間がとても少なくなってしまっていました。
今後どうしていきたいか、どうやって動いていくかなどの方針を新たに決定する上で、住んでいるところから離れるというのはベストな選択だと判断しました。
荷物の厳選
今までの僕の旅行といえば、スーツケースに荷物を詰め
「一応これも持っていこう。あれもあったほうがいいな」
という具合に、”足し算式”に荷物の選定をしていましたが、今回は
「これがなきゃ無理!」
というものだけを超厳選し、余計なものは一切持っていかないことにしました。
具体的に持っていった荷物は下記の通り。
- 衣服 (Tシャツ5枚、下着5枚、靴下5足)
- 洗面用具 (歯ブラシ、ひげそり、ワックス等)
- 水着、バスタオル1枚
- MacBook Pro 13インチ
- iPad 9.7インチ
何か足りないものが出てくるかなと思いきや、十分すぎるほどでした。
宿泊している宿で洗濯ができたのがかなり大きかったですね。
洗濯機がなかったら、コインランドリーに行くことになっていたでしょう。
僕のバックパックは40リットルのものですが、5リットル分くらいは常に空きがありました。
宿は全てAirBNB
今回、宿泊先としてホステルを利用しなかった理由は3つ。
- ホステルにビビったからw
- 予約する安心感
- 価格がそこまで変わらない
①ホステルにビビったからw
正直に言うと、ビビったからですw
パソコンやiPadなど、結構高価なものも持ち歩いていたので、万が一盗難にあったら大きな被害となってしまいます。
インターネットで調べてみても、ホステルで盗難にあったという話はあまり見なかったので大丈夫なはずですが、保険をかける意味でも、個室が確保できるところを選びました。
②予約する安心感
そして、今回連休も間近だったので(台湾では10月10,11日の木金が祝日で土日と合わせて4連休)ホステルが満室になること避けるために確実に宿泊できる安心感を得るため、AirBNBを利用。
※もしこれまでAirBNBを利用したことがなく、これから利用するかもしれないという方は、ぜひ僕の紹介コードをご利用ください。最初の宿泊が一定以上の金額を越えると、割引(最大3,892円)が適用されます。
https://abnb.me/e/7c4rHouuK0
③ホステルもAirBNBも価格がそこまで変わらない
台中や台南のホステルを検索してみると600〜800NTDのところが多く見つかります。
2019年10月現在のレートで約2100円〜2800円くらいです。
環境としてはほとんどが二段ベッド、共用の風呂・トイレです。
対して、今回利用したAirBNBのほとんどが個室、風呂・トイレも独立型。
数百円〜1000円多く出せばこのクオリティで段違いの快適さが得られるので、よほど長期で出かける以外はAirBNBがコスパ最強かと思います。
さらにAirBNBは2〜3白すると割引が適用されて一泊2000円前後まで下がったりするので、同じ場所に数日泊まるなら更にお得です。
予定を敢えて決めない”柔軟性”
予め予定を綿密に立てて効率よく行動するのもいいですが、なにせ重いバックパックを持って旅行するので、予定通り行かないことも多々あります。
天候や体調など、その日のコンディションも考える必要があります。
行きたいところをある程度ピックアップして、あとは時間や様子を見ながら気ままに移動する。
このストレスからは無縁の旅行はバックパッキングならではだな、と感動しました。
旅程を短縮した理由
これはひとつ上に上げた柔軟性にも関係する部分なのですが、今回の旅行は実は最終目的地を台湾の最南端である墾丁に設定していました。
しかし先に述べた連休の影響で、木曜日からどこへ行こうがものすごい人で溢れています。
ここまで人が多いと満足に写真も撮れないし、屋台で買い物ひとつしようにも30分かかってしまいます。
さらに悪いことに、旅行の道中で知り合った何人かに「最後に墾丁に行こうと思っている」という話をすると
「墾丁は綺麗なところだけど、観光地だからものすごく多くの人で溢れかえっているし、お店も足元を見て普段の2〜3倍の価格をぼったくろうとしてくるよ。ホテルも普段より3倍近くの値段する」
と言われ、このあたりから予定変更を考え始めました。
ホテル側も、観光シーズンのタイミングで宿泊料金を高く設定することはごく自然なことです。
しかし重要なポイントは
「自分はこのタイミングでなくてもまた来れる」
という部分です。
例えば墾丁にくるのが夢で、そのためにはるばる海外から来たのなら話は別です。
普段よりも割高な料金を払うことに躊躇いもないでしょう。
しかし少なくとも来年2月までVISAの心配がいらない僕にとって、ここで強行するのと、タイミングをずらして再来するのでは、金額が違いすぎます。
正直墾丁は行きたかったですが、ざっと計算しただけでフィリピン旅行で派手に遊べる金額が出てしまったので笑、断念することに。
これも正しい判断だったなと、高速バスが台北への帰り、ガラガラの道を爆走している時に感じました。
台北と他の都市の違い
僕は台北で日本語と英語を教えています。
8割が台湾人ですが、残りの2割は香港やマカオ、中国、チリなど様々な国の生徒さんがいらっしゃいます。
教えている台湾の方は、口を揃えて「台北は便利だけど、何もかもが高すぎるし、人は冷たい。生活はしたくない街だ」というのを聞いて、まるで日本における東京みたいだな、と思っていましたが、
その意味が旅行に出てすぐにわかりました。
まず、台中や台南での旅行の際、飲食店や観光地などどこへ行っても、ものすごく優しく接してくれました。
タクシーに乗ればどこから来たのか聞いてくれ、道すがらおすすめの場所や食べ物を教えてくれたり、知っている日本語を披露してくれたり。
僕はご飯を食べる時、現地の人しか行かないようなローカルな場所に行くのが好きなのですが、その時も注文の方法や食べ方がわからないと、身振り手振りで教えてくれたし、少しだけ中国語が話せることを知ると、簡単な中国語を選んで説明してくれます。
「台湾はこんなにあったかい人で溢れているんだなあ・・・」
と、本当に感動しました笑
その場所の美しさや食事のクオリティも大事ですが、一番心温まるのはやっぱり良き出会いです。
愚痴っぽくなってしまうので細かくは触れませんが笑、それほど台北とは大きく異なります。
(台北で遭遇した不愉快な話は挙げ始めるとキリがありません)
まとめ
「行ってよかった!!」の一言に尽きます。
今回大きな収穫になったことは2つあります。
- 予定を決めない旅行での立ち回り
- 台湾という国をもっとよく知ることができた
台北に8ヶ月近く住んだからと言って、台湾という国を知った気になっていた自分が恥ずかしくなりました。
自分が普段いるところなんて全体を見れば本当に小さなことに過ぎないし、良くないイメージがある部分に対しても、他の部分に焦点を当てればそれだけで印象も大きく変わったりもします。
短い期間でこんなにも大きく価値観を変えてくれる旅行というのは、やはり大きな自己投資に繋がるなと、しみじみ感じた5日間でした。
それでは!