海外でタクシーに乗らない方がいい5つの理由【Uberが最強です】

みなさんは普段”配車サービス”を利用しますか?
または、海外でタクシーに乗ることはありますか?

筆者はこれまで3ヵ国、4都市で述べ2年以上の滞在経験があり、旅行も含めると20箇所近く訪れています。
どこへ行こうが必ずつきまとうのが”移動の問題”です。

目的地へ行こうにも、言葉の問題を筆頭に、上手いことコミュニケーションが取れないせいで全然違う場所へ連れていかれたり、ぼったくられたり・・・。
誰しも一度は経験すると思います。

しかしUberを筆頭に、DiDi、Grabなどの配車サービスが普及し始め、これらの問題が解決されていっています。

今回は僕がこれまで生活してきたフィリピン、カナダ、台湾でのタクシー失敗談を交えながら、タクシーを使わなくて済むのなら利用しない方がいい理由を解説していきます。

タクシーのデメリット

路上で拾わなければいけない

当然ですがタクシーは多くの場合、路上で直接つかまえる必要があります。
入り組んだ細い路地なんかにはタクシーはまず入ってこないですし、よく通っている大通りまで行く必要があります。

しかし週末の夜などは空いているタクシーを見つけることがまず大変で、全然つかまらずに途方にくれる経験をしたことがある人も少なくないはず。

配車アプリなら自分が今いる場所、またはピックアップして欲しい場所に地図上でをカーソルを合わせてタップするだけで迎えにきてくれます。

もちろん送迎料はかかりません。

言葉が通じない

海外でタクシーに乗る際に大きな障害になるのが、言葉の壁です。

行きたい場所や地名を伝えているのに相手に伝わらない、伝わったのかどうかもわからない、というのは不安に繋がりますし、後述しますが実際に運転手が勘違いをしており全く違う場所に連れて行かれることになることも。

当然、メーターは止めてくれないし、無駄に時間とお金を消費して、残念な気持ちになります。

そしてこれは英語ができるからと言って安心できる問題ではありません。
僕はニューヨークでタクシーに乗車した時、アラビア語圏のドライバーと全く意思疎通が取れず、高確率で行先を間違えられた経験があります。

配車サービスを利用すれば目的地が決まっている状態でドライバーとマッチングするので、目的地を伝える必要すらありません。
乗ったら、目的地まで向かってくれるのです。
これは実際に使ってみると驚くほどの感動があります。

地図が読めない

そしてタクシーの運転手と言えど、全員が地理を熟知しているわけではありません。
僕が現在生活している台北のタクシードライバーの7〜8割は、英語が話せず、地図が読めません。

台北に行く前は「台北にいる多くの人は英語が話せる」と人に聞いたり、ネットでそういった情報を見かけましたが、そんなことはありませんでした(これは飲食店でも同じ)。

これまで数十回タクシーを利用しましたが、英語で目的地を言って正確に伝わったのは2〜3回ですし、スマホで地図を見せても「分からない!」と言われることがほとんど。

酷い時には「アイドンノー!アイドンノー!」と連呼し、中国語が話せないなら降りてくれ!と「シッシッ!」という動作とともに乗車拒否されたこともありますw

多くのドライバーは地図アプリのナビのみを頼りにしているので、それぞれの場所の位置関係を把握しているわけではありません。

きちんとした中国語の発音で目的地を伝えられるか、地名を文字で見せるしかないです(それでも違う場所に行くんですが。。。)

場所を間違えられる

そして正確に伝わったと思いきや「着いたよ!」と言われて辺りを見渡すと、全く違う場所に着くことも珍しくありません。

移動中に地図アプリで現在地を確認しなかったこちらにも非はありますが、配車サービスを使ってさえいればこんな事態にそもそもなりません。

ぼったくられる

フィリピン滞在中は何度もぼったくられました。

感覚としては「日本人は金持ちなんだからタクシー代くらい多めにちょうだいよ」という感覚らしいのですが、メーターすら回さずに相場の数倍の金額を要求されるのは気分が悪いです。

かと言って数百円をケチってトラブルに巻き込まれたり、危害を加えられるのは勘弁なので、僕はメーターを回すこと、ちゃんと目的地へ最短距離で行ってくれたら料金に25%上乗せして支払うことを事前に伝えてからタクシーに乗るようにしていました。

ここ台北ではタクシーや店でぼったくられることはほぼほぼありませんが、観光地では観光客だとわかると容赦なく法外な金額を請求してくるので、注意が必要です。

僕は宜蘭という海沿いの町でタクシー運転手にぼったくられましたが「台湾でもぼったくりがあるのか・・・」といい勉強になりました。具体的には、15分ほどの移動で500元(初乗りは70元)を請求されました。
乗る前に確認しておけばよかったと反省。

Uberの唯一の弱点

上記したデメリットを全てクリアにし、もはや”使わない理由がない”くらい最強に優秀な配車サービスですが、唯一の欠点があります。

それは”地域によっては対応していない”ということ。

カナダでは、2016年時点ではトロントではUberが使えてもバンクーバーにはありませんでしたし、たとえばここ台湾でも台北、台中は使えても台南では使うことができません。
渡航前に調べておくのがいいですね。

強いて他の欠点というか面倒な点を挙げるとしたら、インストールが必要、という点と、クレジットカード情報の登録が必要、という点しか浮かびません。

まとめ

どこかへ行く以上、切っても離せないのが”移動手段”。

今回は特に、限られた時間を有効に使いたい海外旅行で時間を無駄にしないためにも、Uberなどの配車サービスを利用しない手はないということをお話ししました。

使い始めてから移動に対するストレスが皆無になりましたし、数十分単位で時間の節約にもなるので、海外旅行に行く際、または海外在住の方は是非利用してみてくださいね。

それでは!