突然ですが、12/1に帰国することになりました。
予定よりも3ヶ月近く予定を早めての帰国となりましたが、別にネガティブな理由ではありません。
今年2019年2月にニーハオとシェイシェイだけで台湾へ降り立ち、10ヶ月生活しました。
本当にそんな経ったのかと思うほどあっという間でした。
今回は台湾へ着いてからの10ヶ月を1ヶ月単位で振り返っていこうと思います。
目次
2月 – 到着 –
2月20日に桃園空港へ到着。
2年前の2017年の終わり、カナダでのワーホリを終えて帰国する際に台湾で少し観光したので、2回目の台湾です。
到着後、数日間はいろいろやることがあり、忙しくしていました。
- 台湾版マイナンバーの取得
- 銀行口座の開設
- 携帯のSIMカードの契約
- 語学学校の入学手続き
- アルバイト探し
あちこち回り、手続きをして、疲れたなー。
実は人生初のルームシェアも経験して、若干緊張しました。
シェアハウスに住んだことはまあまああるけど、誰かと同じ部屋に住む経験は初めて。
結論から言うとトータル2人の台湾人とルームシェアしたんですが、どちらも本当におっとりした性格で、親切でした。
台北のBORDERLESS HOUSEというシェアハウス自体はなかなか微妙だったのですが笑、その辺りのことは台湾のBORDERLESS HOUSE台湾に住むメリット・デメリット
という記事に書いています。
3月 – 学校生活開始 / 極貧 –
3月からは中国語の学校生活がスタートし、同時にラーメン屋でのアルバイトも始めました。
当時の生活は
- 06:30 起床
- 08:00 授業開始
- 10:00 授業終了
- 10:30 アルバイト開始
- 18:00 アルバイト終了
- 18:30 帰宅、シャワー＆家事
- 20:00 自習
- 23:00 就寝
みたいな感じでした。
学校の勉強にも追いつかなくてはいけないし、生活費もアルバイトで稼がなければいけないので週4〜5で働く必要があったのですが、最低賃金なのに加え台北の家賃は給与に対して異常に高いので、かなり厳しい生活を強いられました。
台北での金銭感覚に関しては台湾の給与・生活費は？実際に働いて生活してみた感想という記事でかなり細かく解説しています。いやあ苦しかった・・・笑
4月 – ジリ貧、体調不良、盗難 –
思えば一番しんどかったのは4月かもしれません。
シフトも満足に入れず、生活費が確保できないのに、体調を崩してしまいました。
当時は悪質な風邪かなと思いましたが、3週間下がらない熱、ずっと緑色のたんが出ていたことを考えると、おそらく気管支炎だったんですね。
それでも仕事を休めば今度はご飯が食べられないので、死ぬ思いでバイトをするも、今度はシェアハウスでそのお金を盗まれ、もう笑いも出ない有様でしたwww
しかしここで終わるわけにはいきません。
「こんなんで帰れるか・・・！！」
という思いだけで踏ん張り、そして逆転劇が始まります。
5月 – とにかく行動、新たな収入源 –
言うまでもなくこのひどい生活は貧乏から来ているわけです。
単価の低い単純労働が嫌になり、違う収入源を探すべく、行動しまくりました。
まず、日本とカナダで経験した日本語と英語の先生をチューターとして再開しようと思い立ち、台湾人の友人の力を借り、台湾の巨大掲示板PTTにプロフィールを投稿。
ここからまあまあな数の生徒さんから連絡があり、ラーメン屋の3倍近い時給で仕事をゲット。
しかしこれだけでは不十分なので、プラットフォームを使いいろいろな言語を教えているサービスに登録し、インターネット上でも教師業を開始。こちらもラーメン屋の2倍以上の単価です。
これでもう、ラーメン屋に行かなくても3分の1くらいの時間で同じくらい稼げるようになっていましたが
「またあんな思いをするのは二度とゴメンだ」
という反骨精神で、さらに時給190元で翻訳の仕事を見つけ、従業員として雇用されるのではなく、個人事業として提携する形で仕事を受けました。
このころの具体的に取り組んだ内容は台北での貧乏学生生活からの脱却した方法と実際に使ったツール【巨大掲示板PTT】という記事に書きました。
6・7月 - ひたすら仕事 + 鬼の節約 = 貯金 –
というわけで6月、7月は仕事しまくりました。
ラーメン屋は週1〜2ほどに削り、翻訳の仕事と教師業で稼ぎ、ジリ貧していたころの3倍は稼げるように。
この経験が台湾で得た一番大きなことと言っても過言ではありません。
つまり与えられた仕組みの中で”働かせてもらって”安い給与で惨めな生活をするより、自ら仕事を作り出して自分で営業して稼いだ方が、全然儲かる上に、充実感がすごい。
嫌な上司や面倒臭い同僚との人間関係に起因するストレスも、ない。
人によってはチームを組んで共同して働きたい人もいるかと思いますが、僕は一人の方が向いているらしいです。
完全にフリーランスの味を占めてしまいましたw
稼ぐと同時に、生活のレベルは一切上げず、それまでの状態を保ちました。
そういう慢心があっという間に衰退へ繋がることがよくわかっているからです。
1日100元(350円)前後で生活することを心がけていました。鬼の節約です。
飲みに行くとしても、週末、友達に呼ばれる時くらい。
ハメを外す時はパーっと遊びますが、平日はもうずっと仕事してました。
8月 – ブログ開始、インプット強化 –
8月はブログを開始。そう、今読んでくださっているこのブログです。
ブログ自体はカナダでも書いていたのですが、完璧主義者をこじらせ月に数記事が限度で、ていうか本当に趣味程度にしか書いてなかったので、ちゃんとやってみようと。
お金もある程度作れるようになって、時間ができたので、今度はリソースを少し割いて「人の役に立つ情報」を自分から発信したいなと思うようになりました。
留学やワーホリに行く時、僕はエージェントを使ったことがないので、頼りになるのは先駆者の情報です。
身を賭して情報を残してくれた彼らに直接お礼を言うことはできますが、それだけでなく、自分の後に同じように新しいことを始める人に対して、価値のある情報を発信することが、一番の恩返しだと僕は考えます。
そして情報を発信するにあたり、無責任に不確かなことを世に出すわけにはいかないので、自分自身の知識の幅も広げないといけないと思い、以前より本を読んだり、人に話を聞いたりする機会が増えました。
9月 – ブログと仕事の両立、引越し –
このブログ、実は毎日書いているのですが、それまで毎日何千字も書いたことなんて当然ないので、結構苦戦しましたw
内容が書けなくて苦戦するのではなく、どうやってアプローチしていいかわからないとか、気づいたら書きすぎて全然まとまりのない内容になってしまったり・・・。
それに併せて中国語のオンラインレッスンと普段の仕事も両立しなければいけないので、自分の時間がほぼない、というような日々が続きました。
それまでは「夜になったらNetflix観ながらビール飲む」という生活だったのですが、こういう時間がめっきり減りました。
減ったけど、負担だったかといえばそんなことはなく、どちらかというと毎日新しいことに取り組んでいるという実感と充実感がありました。
それと、僕の今までの2年以上におよぶ海外生活で初めて、自分のアパートを手に入れました！！
シェアハウスじゃない、初めての、一人暮らしです。
これで心置きなくなくルームメイトを気にせず、好きな時間に起き、好きな時間にベッドに入り、ブログを書いたり、レッスンをしたり、電話したりできます。
快適です。最高です。
家探しのことは【写真付き】591というHPを使った台湾での家の探し方という記事で紹介しています。
10月 – 台湾周遊旅行、ようやく感じた安らぎ –
気付いたら普通に貯金ができていたので、思い切って奮発し、憧れだったバックパックを購入！
始めだから安いのにいしようか迷いましたが、今後もずっと使っていくことになりそうなので35,000円の、きちんとしたブランドのものを購入。節約してきてよかったなあ・・・。
5日分の着替えとパソコンを持ち、いざ出発！
のべ5日間、台北→台中→台南→高雄と周遊しましたが、もう最高の思い出です。
ご飯おいしい。安い。人はみんな優しい。台北に帰りたくない(笑)。
旅行に関しては台湾ノープラン周遊旅行1日目という記事からどうぞ。5日分、全部書いてます。
さらに、9月には僕が在籍しているハードコアバンドのメンバーが、10月には母と姉が遊びに来てくれ、それまで仕事に追われまくってヒーヒー言っていた生活からようやく抜け出し、束の間の休息という感じで、まったり過ごしたり、レストランで食事をしたり、贅沢な時間を過ごしました。
11月 – 30歳の誕生日、動画編集 –
そして今月11月1日から、新たに動画編集を始めました。
理由は新たな収入源を確保するため、ということと、これから僕みたいに新たに動画編集を始める、という人に向けてその勉強の内容や成果を発信するため、というのが大きな理由です。
そこにリソースを割くため、それまで受けていた翻訳の仕事は辞退しました。
そしてインストール初日にアップロードまでしたこちらの動画がインフルエンサーに拡散され予想を上回って再生回数 + チャンネル登録者数が伸び、さらに一週間後も別の動画をアップロードしたのが数日前。
その時の記事もまとめてありますのでよかったら読んでみてください。
この3ヶ月以内でブログ、動画編集と次々と新しいことを始めて、色んな情報や感覚に触れる毎日です。
今後も語学や海外生活のこと、そして今フォーカスしている個人で稼ぐ方法についても発信していくので、よろしくお願いします。
それでは！
