もしも他言語が堪能だったら、どんなことをしてみたいですか？
世界を旅する、友達を作る、海外での仕事に挑戦してみる・・・。
すぐにいろいろなことが浮かび、そのどれもが新しい経験として生活に豊かさをもたらしてくれるでしょう。
そうは言っても
「なかなか始める気にならない…」
「始めたけど全然続かない…」
という人も多いはず。
語学を勉強する目的は様々ですが、たとえただの趣味だとしても、大そうな目的などなくても。
今回は語学の勉強を「やらない理由がない！」と断言できるほど大きな恩恵4つを紹介します。
モチベーションが下がっている人や「単純に興味があって勉強を始めたいけど、具体的にどんなメリットがあるかわからない」という人にとって、何か得られるものを提供できたら嬉しいです。
目次
筆者の言語力
これを書いてる僕自身ですが、下記のような留学経験があります。
✅フィリピン・セブ島で7ヶ月
✅カナダ・トロントで3ヶ月
✅カナダ・バンクーバーで9ヶ月
✅台湾の台北で10ヶ月(〜現在)
カナダでは完全英語環境で仕事をしていた経験もあり、特にバンクーバーの”JINYA RAMEN BAR(拠点はLA)”でセクションリーダーとして働いていた際は在庫管理や発注業務、新人の育成も全て英語で行っていたので、分野によりますが仕事でスムーズに運用できる程度の英語力はあります。
中国語の方は「日常会話はOK」という感じで、少し話が入り組むとまったくわかりません。
なので初対面からこれまでの経歴や簡単な自己紹介は問題ないですし、レストランでの注文、旅行の際のちょっとしたトラブルの対応、といった程度のことは中国語のみでなんとかできます。
外国語を覚えることによる恩恵
それでは早速本題の「何ができるようになるのか？」という点に答えていきます。
友達ができる
なんと言ってもこれが一番です。
僕は「良質な出会いが人生を豊かにする」という考えを持っています。
ただ出会えばいい、というものでは当然ありませんが、いい出会いを追求するならその母数は絶対必要です。
2019年現在、世界の英語の母語話者は5億3000万人(2位)、中国語は13億7000万人(1位)と言われています。
※ちなみに日本も意外と上位にランクイン：1億2700万人(9位)
参考：https://e-student-ph.com/worldwide-languages-ranking-1780.html
単純に他言語に不自由がなければ、日本を訪れる外国人とも、自分が旅行する際に出会う外国人とも友達になれるチャンスがあるわけです。
旅行の楽しみが倍増する
特にその真価は旅行に行くとはっきりと体感できます。
僕は1年半、根詰めて英語を勉強し、私生活ではほとんど困らないようにはなりましたが、たとえ純英語圏でなくても、英語はそこかしこで通用します。
フィリピンの公用語はタガログ語として知られていますが、英語教育が充実しているのでほとんどのフィリピン人が英語を話せます。
僕の経験では田舎や離島にでも行かない限り、英語は通じました。
また、今年2月に降り立ったここ台湾で中国語の学習を開始し、9ヶ月が経つころ、3都市を周遊しましたが、その際にたどたどしい中国語でも十分役に立ちました。
正直言葉を少し話せるだけでこんなに旅行が快適になるとは思いませんでした。
その効果は1ヶ月でも十分にあります。
例えばタイ旅行に行く1ヶ月前に、オンラインですごくベーシックなタイ語を覚えるとします。
毎日レッスンを受けても6800円くらいの金額から、今の時代では普通に見つかります。
1コマ換算実に200円ちょっとです。
https://www.japanese2thai.com/school/price.jsp
こういう格安のオンラインレッスンを1ヶ月だけ、毎日受講するだけで、語学力は驚くほど上がります。
かんたんな表現でも覚えることによって、現地でその国人と仲良くなったり、現地のおすすめのレストラン・観光地を教えてもらえるだけでなく、トラブルの歳には助けを求めることができる、といった恩恵があります。
仕事の幅が格段に広がる
そして就くことのできる仕事の幅も格段に広がります。
これは「その言葉を主軸にして翻訳や通訳の仕事をする」という意味ではありません。
今持っているスキルや専門性と組み合わせると、ものすごい幅になるのです。
例えばあなたがプログラマーだったら、国によってコードの書き方が変わる、ということはないはずなので、英語という”外国の大きなマーケットへアクセスできる鍵”を使うことによって、日本よりもはるかに大きな市場で、仕事を探すことができます。
しかも日本では安く買い叩かれがちなエンジニアという職種も、英語圏ではもっと良い条件の仕事が見つかる可能性も大いにあります。
というか僕が仮にプログラマだったら確実にこの方法で仕事を探し、リモートで働こうとしますし、現地採用でなくてはいけないなら移住すると思います。
このことに関しては以下の記事に詳しくまとめてあるので、よければ参考にしてみてください。
言語から文化が学べる
また、言語を学ぶことはその国の文化を知ることと同義です。
言語はコミュニケーションをとる上での触媒なので、その言語には作り出した民族の性格や文化的背景が強く現れます。
表現の違いを各言語と比較するだけでも面白いですし、語源を調べることでさらに理解も深まります。
まとめ
言語を習得するだけで、できる友達の幅は大きく広がり、旅行の際はもっとディープな経験ができるようになりますし、もっと奥に進めば、仕事に繋がることだって大いにあり得ます。
しかも一度習得してしまえばすぐに忘れることはありません。
他の専門的な技術よりも比較的短時間で十分効力を発揮してくれます。
僕の肌感覚ですが、きちんと体系化して計画的に取り組めば、1日1時間さえ確保できれば半年で十分日常会話はこなせるようになるはずです。
ぜひ日頃のスキマ時間を利用し、学習をスタートしてみてください。
始めはみんな初心者です。
トライアンドエラーを繰り返しながら、少しずつ前に進みましょう！
合わせて読みたい：
留学なしで言語の習得はできるのか？ -前編-
https://rui-blog.net/archives/264
それでは！
