洋楽・洋画は英語の勉強になるのか?

今日は

「洋楽を聴いたり洋画を観ることは英語学習につながるのか?」

というテーマに個人的見解と偏見を元に書いていきます。
それと、洋楽や洋画を用いたおすすめの勉強法も紹介します。

まず最初に結論をば。

【洋楽】
「学習効率は良くない。でもやらないよりはマシ」

【洋画】
「洋楽よりは勉強になるが、中級レベルにならないと効果を実感しにくい」

という感じです。

それぞれなぜこう思うのか
理由を説明していきます。

邦楽・邦画よりかはもちろん吉

大前提として、どんなメディアや媒体であろうと、
そこに英語が使われている以上、最低限言えることは

「なにもしないより遥かにマシ」

ということ。

僕がよく使う表現なんですが

「脳を他言語に浸す」

というのは、その言語オンリーで
4技能(スピーキング・リスニング・ライティング・リーディング)を
こなすこと。
例えば、英単語を英語辞書で調べたりとか。

これって「これから英語始めるぞ!」
という人にはとてもじゃないけどハードルが高いわけです。

それでも、その言語に触れるきっかけとして、
音楽や映像は最適なわけですね。

そういう意味での
「やらないよりマシ」ですが、
もちろん一番の理想は”体系的な学習”です。

つまり、単語を覚える、文法を学習する、
文章を読む、シャドーイング、ディクテーション、
模擬試験、などなど。

これかの体系的な学習と娯楽としての
メディアや媒体が組み合わさると
グッと語学力が上がることはよくあります。

勉強したばかりの言葉や表現が映画や
歌の中で出てくると、記憶層への定着はかなり早くなります。

洋楽おすすめ学習法

洋楽は正直勉強になるかというと・・・

かなり微妙なところです(笑)

どの国の音楽も同じだと思いますが
曲によってはただ音(韻)として言葉が連ねられているだけで
意味を成さないこともあるし、直截的なことを
書いていない曲に関しては、ネイティブすら

「うーん・・・あいまいでよくわからないね。」

と意味をつかみかねることすらあるらしい。

とは言え英語独特のリズムやトーンに親しむには
ハードルが低いもののひとつなので、
気になった表現やフレーズはメモを取っておいてもいいかもしれません。

洋楽を聴くときにとにかくやるべきは
歌詞を見ながらシャドーイングです。

上記した通り意味をつかもうとすると効率が落ちるので
好きな曲を歌詞を見なくても歌えるようになるくらい、練習しましょう。

ここでの目的はひとつ。

「英語を喋るときの筋肉を使う練習をする」

これです。

英語の発音に慣れないうちは
発音するだけで口がヘトヘトになりますw
僕も練習中何回も舌の筋肉つりました。

音楽であれば通常の学習用のオーディオなどと比べ
リピートのしやすさが全然違いますし
好きな曲なら何回聞いたって飽きないわけです。

意味がわからなくても
同じ音を出そうと口ずさめば
それだけでトレーニングになります。

フレーズと音の繋がりも
ちゃんと覚えられれば武器になります。

洋画おすすめ勉強法

洋画に関しては勉強法たぶんいくらでも生み出せるくらい
生きたフレーズが詰まっています。

ただ、冒頭でなぜ中級にならないとためにならないか
という話をしたかというと・・・。

全て聞き取れるほどゆっくり話してくれる作品はないからですw

話すスピードもそうだし
リエゾン(音と音の繋がり)も相まって
字幕を見ても全然追えない。。。

「僕の脳内CPUの性能が低すぎるのでは・・・」

と落ち込んだ時期もありましたが
周りにもそういう人が多かったので
たぶんそういった傾向にあるかと思います笑

実際問題、
「おお〜〜〜こう言ってたんだ!聞き取れる!!」
と効果を実感できたのは、真剣に学習を始めて
半年くらい経ってからです。

というわけで少し難易度は高いけど、
楽しみながら洋画で学習する手順がコチラ↓

  1. 大好きで繰り返し見れる映画2、3本選ぶ
  2. 内容を隅々まで把握(できれば日本語字幕で2,3回は見たい)
  3. 英語字幕で見てみる
  4. 知らない表現や単語が出てきたら一時停止→書き取る
  5. 「あれ、この言葉なんだっけ」がなくなるまで復習&鑑賞
  6. 字幕なしで見て喋り手の口に注目し、ひたすらシャドーイング

これは継続的にやれば本当に多くの表現が
身につくし、シャドーイングをすることによる
発音矯正の効果はものすごいです。

④のステップが一番躓きやすいんですけど
面倒になったらやんなくてもいいと思いますw

専門性の高い映画だと
覚えても使わないような
単語も多くでてきますし
続かないのが一番惜しいので・・・。

ということで今回は洋楽・洋画のおすすめの勉強法でした。

体系的な勉強も大事ですが
息抜きも含めて別の勉強の方法があると
継続しやすいと思います。

そのうち勉強に使った映画と、その中に出てくる
参考にしたフレーズや表現を紹介しようかなと思います。

それでは。