初対面の人と仲良くなるために実践している方法【交友術】 – 後編 –

前回はいかに友達をガンガン作っていくかを書きました。

後編では、知り合った後に焦点を当て、
相手に忘れられないようにする方法を紹介します。

連絡先の交換は必須

ついつい忘れてしまいがちな連絡先の交換。

でもこれ本当に大事なので、

「いま聞いたら不自然かな・・・」
「迷惑って思われたらどうしよう・・・」

などと心配せずに、思い切って聞いてください。

LINEやFBを交換したあとに相手が連絡してくれるかどうかは、
相手のジャッジです。いくら心配しても結果は変わりません。

だからまずは、スタートラインに立ちましょう。

誘えば誘ってもらえる

カナダで生活を初めてカルチャーショックだったのが、

「友達の友達は友達」

という考え方。

日本では、共通の知り合いではない人が参加する場合、
それを事前に説明したり、
「連れていきたいんだけど、大丈夫かな?」
と確認するのが一般的かと思います。

しかしカナダ(というか聞いたところ、西洋文化全体的に)では、
自分が呼んだ友達がさらに友達を連れてくることはいたって普通のこと。

人数が限定されるパーティやきちんとした予定を立てて行われるイベントでは、
人数の把握が必要なので連れて行く際は確認しますが、

突発的に始まる飲み会とか、急に決まったパーティで友達を誘うと、
いつのまにかメチャクチャな規模になってしまうことが度々ありますw

これはつまり、自分が何かのイベントに呼ばれたら、
(それがOKかをまず確認して)友達を連れて行っていいわけです。

そしたら知り合った友達に声をかけましょう。

ここで声をかけるのは実はふたつ目的があります。

ひとつは、もちろん、来てくれるかどうかを聞くため。
もうふとつは、仮にダメでも、”自分のことを覚えていてもらう”ため。

連絡先を交換したはいいけど、それっきり連絡を取ってない・・・。
ということもあるかと思います。

でも僕はこれ、とっっっても勿体無いことだと思うのです。

タネを蒔いても、水をあげなきゃ本末転倒です。

後述するSNSの利用にも同じことが言えますが、

「僕まだここで生活してるよ!」
「こんなことが好きだよ!」

というアピールはとても重要です。

さらに、こういう機会に誘った相手が、
別の機会に逆に自分を誘ってくれることもあります。

誘われて嫌な気になる人なんていません。
ガンガン誘いましょう。

SNSで繋がることの重要性

連絡先を交換するときはだいたいFacebookかInstagramかと思いますが、
可能なら複数の媒体で繋がった方がいいです。

この目的は

  • 自分の好きなこと、興味のあることを発信して、相手に認識してもらう
  • Storyなどリアルタイムで見れるコンテンツで、連絡を取るきっかけを作る

のふたつが目的です。

この辺のことは別記事SNSをフル活用してみたらメリットしかなかった

SNSをフル活用してみたらメリットしかなかった

でも書いたので、興味があれば参考にしてみてください。

呼ばれないなら自分で企画しちゃえ!

とは言っても、特に最初は、言葉にも自信がないし、
相手が気を使って
「呼んで孤立させちゃったら可哀想だな・・・」
と思ってくれてるかもしれません。

だったら、自分でおっ始めてしまえばいいのです。笑

”企画”というと少し大げさですが、
規模によってそこからアレンジしていけばいいのです。

最初に一番大事なことを。
誰もが、楽しいことをしたいと思っています。

「あ〜楽しいことないかな〜〜〜」

と、みんな思っているのです。だから、

「楽しいことに誘われないかな〜〜〜」

じゃなくて、

「楽しいことを作って、それを提供しよう!」

にシフトしましょう。

この企画力は、僕は新宿のライブハウスで
ブッキングマージャーとして働いて磨いたものですが、
まさか当時は異国で役に立つ日が来るとは思いませんでした笑
その手順をざっくり書いていきます。

  • 日付を決める
  • 内容を考える
  • 会場を押さえる
  • 誘い始める
  • 案内の連絡
  • 当日の幹事

とにかくまずは日程。

小さい規模だったら来週末でもいいわけですw

数人しか来なかったら小ぢんまりしたバーとかボーリングにいけばいいし、
多く集まりそうだったらパブの一角を押さえたり、
二次会会場まで想定して席を予約しておくと、当日グダらないです。

だいたいの構想が決まったら行動開始。

10人前後の規模だったら自分一人で十分ですが、
20人くらいになるんだったら助手がいた方がいいですw

助手と言っても一緒に飲んでてトラブルにならないか気をつけたり、
最後の会計の時に手伝ってもらうだけでOK。

でも一人でやるととんでもなく疲れるので注意。

会場の予約も、もし自分でできそうになかったら、
現地の友達に頼むか、英語が話せる人にお願いしましょう。

いざ集まったはいいけどどこも満席で入れない、
とかにいなるとマジでテンパるので、準備はしっかりと・・・w

ということで今回は海外で友達の輪を広めることを紹介しました。

これを意識してやるようになったのは、3ヶ月滞在したトロントの後半から。

フィリピン滞在中〜トロントの後半まで、いらないプライドが先行して、
本当に大事な物を見失っていました。

人生を豊かにしてくれるのは人との出会いだということを忘れ、
目先の目的にのみ囚われてしまったわけです。

(この頃のことは、次の記事で詳しく書いていこうと思います)

でも僕は、機会損失それ自体よりも、
失敗から何も学ばないことの方が愚かだと考えます。

逆に言えば、その経験があったからこそ、
人と知り合うことの重要性に気付けたということでもあります。

人にはチャラいとか、出会い厨とか、笑わせておけばいいわけです。

大切な人と出会える母数を増やすことは重要です。

隠キャとか陽キャとか、そういう言葉遊びはやめて、
外に出て、新しい人に会いましょう。

きっと毎回、何かを学べるはずです。