初対面の人と仲良くなるために実践している方法【交友術】 – 前編 –

突然ですが、友達関係や出会いに対して、
どんなスタンスをとっていますか?

Twitterでよく見かけるこの話題。

「友達は多い方がいい」

「友達は数じゃない、質だ」

「出会いなんていつでも作れる」

「ネットで人となんて知り合いたくない」

人見知り、隠キャ・陽キャ、コミュ障、
出会い厨、合コン・街コン、
職場恋愛のアリ・ナシ、男女の友情、

などなど。。。

当然人の数だけ考え方があり、良いとか悪いとかではないと、僕は思います。
誰もが自分のスタンスがあるし、それでいいじゃないか、と。

ただ、海外で長期滞在を繰り返して、
僕の「交友感」に大きな変化が生まれました。

そもそも出会わなければ量も質も無い

最初に行ったフィリピン留学では、日本人オーナーの学校だったので、
放っておいても人は訪れ、そして去っていきます。

しかしそのあとたどり着いたトロント、カナダでは、
文字通り、ゼロからのスタートです。

家族はいない、友達もいない(良くても知り合いが数人)、仕事もない、
土地勘すらない、言葉はわからない・・・。

こういう状況に行ってみると、
情報の質がそのまま生活の質に直結します。

そして有益な情報は、人からでないと
手に入れることができないわけです。

極端な話、出会った人の中に広い人脈を持っている人がいれば、
比較的容易に仕事を紹介してもらえるでしょうし、
困った時に相談できる心強い友達になるはずです。

その”有益な情報”は、インターネットでは見つからないことが多いと僕は感じます。

どこの国でもそうですが、人づての情報や紹介の方が、信頼できるからです。

その気になれば、人との出会いはいくらでも増やせます。

このことは以前書いた

SNSをフル活用してみたらメリットしかなかった

でも触れました。

多いのがいいとか、いやいや質だとか、
そういうのは一旦抜きにしますが、ただひとつ確実に言えることは、

そもそもの”母数”がなければ確率は上がらない、ということ。

1年の留学で30人しか友達ができなかったとしましょう。

その中に、心置きなく
なんでも話せる人はいないと。

でもこの数が10倍の300人になったらどうですか?

300人ならそのうちの数人、話の合う人が見つかりそうですよね。

日本にいる時のマインド

ではなぜ留学前はこういったアクションを起こさなかったのでしょうか?

こんなことが挙げられると思います。

  • 今いる仲の良い友達で十分
  • だから別にたくさん友達が欲しいとか思わない
  • ネットで知り合った人と会うとか、チャラくね?www
  • 新しいことをするお金・時間がない
  • そもそも面倒くせー

こんな感じでしたね。

僕のこれまでの

経歴を書いた記事

でも書いた通り、
僕はただの、社会的信頼もない、金もない
どうしようもないフリーターバンドマンでした。

バンドで一流になることを夢見て頑張るなら
まだ救いようがあるってもんですが
ただ楽しいだけのバンドをして、会社員にもならず
だらだらアルバイトする日々。


かたやこんな人もいる。
サラリーマンをしながら自分がいる業界にアンテナを伸ばし
交流会やパーティなどに参加、確実に有益な人脈をつくり
家庭もあり、それでも週末はバンドマン(しかも音楽も超かっこいい)
国民国宝かよってね。笑

僕はそんな高尚な存在じゃなかった。

一言で言えば
「動機が足りなかった」んですね。

じゃあ具体的にどうやって効率的に友達作んのよ?

って話ですが、いくつか超絶大事なポイントがあるので解説していきます。

自己紹介 / 趣味アピール

一番最初が一番肝心。

自己紹介で好印象を与えるには・・・みたいな本も無数にあると思うので
それを参考にするのもありかなと。

僕が特に意識するのは、とにかく

「ハードルを下げること」

想像してみてください。

高身長、がっしりした体型、高そうなスーツ、
金色の腕時計、鋭い目つき、低い声、
厳かな表情で「初めまして」。

人間だって本質的には動物なので
本人にその気がある・ないに関わらず
力の差を明確に感じる相手を前にしたら誰でも緊張します。

これは極端な例ですが、つまり感じ取れなくても誰でもある程度は緊張しています。

この緊張を最初に取り除いてしまえば
確実にそのあとスムーズに会話できます。

特に意識する点は

  • 笑顔
  • 握手
  • 相手の目から目を離さない、逸らさない
  • いつもより1トーン高い声

特に、笑顔は一番大事。

緊張で自分が思ってるよりひきつるので、自分で

「ちょっとこれ大げさかな」

ってくらい、口角上げた方が’、ちょうどよかったりします。

握手は日本では一般的ではないけど、僕は構わず誰とでもします。

するのとしないのとではその後の距離感がかなり違ってきます。

目を見て話すのは人と話す時の基本ですが
ずっと相手の目を見て話せない人もいるので
無理しなくてもOK。

声のトーンは先に出した例の通り
少し高めの方が、親しみを持ってもらえる
ことが多いように感じます。
セールスとかでは逆に、落ち着いた印象を
与えたいので、1トーン低い方が印象いいかもしれませんね。

まとめると、とにかく

「お目にかかれてうれしいよ!」

っていう気持ちを、一発で相手に伝えたいわけです。

ここで嬉しそうにすると、相手もにこにこしてくれる。
ハードルを下げるためにあえて”隙”をいくつか作るわけです。

外国籍(自分から見て)の方と知り合う場合は、
もし自分の言語に自信がなければ、

「今勉強中で、聞き取りがあまり得意じゃないから、
 ゆっくり話してくれると嬉しい」

と一言添えておくと、やりとりがだいぶスムーズになります。

でも「ごめんね」は言わない方がいい。

まず悪いことではない、というのがひとつ。
そして何より
謝ることによって、相手に申し訳なく思わせてしまうからです。
(「なんで日本人はあんなに謝るんだ」って未だに聞かれることがありますw)

そして、とにかく自分の好きな内容のことを、話しまくる。

これも”大きい母数”と同じ理屈で、1つでも相手にヒットしたら
「共通の趣味を持つ友達」として認識してくれます。

趣味の内容によっては、

「今度一緒に行こう!」

という流れになるかもしれません。
キャンプとか、サバゲーとか、飲み会とか。

趣味なんて特別なものじゃなくていいわけです。
ていうか、むしろ普遍性に欠けるとマッチしにくくなる。

僕が主に話す内容は

  • コーヒー大好き、毎日飲む。カフェ巡り好き
  • お酒も好きで特にビール党、クラフトビール巡りにはまってる
  • 休みの日は外に出るならハイキングしたり、プールや海で泳いだり
  • お金がある時は旅行してダイビングもする
  • インドアするときはNetflix見る。好きなジャンルはSF、ホラー、サスペンス
  • 映画も読書も好き
  • スペイン語の曲が好きだからスペイン語を勉強したい
  • 時間とお金に余裕ができたらレッスンも受けてみたい

こんだけ挙げたら(特にインドア・アウトドアどっちも触れたら)
かすりもしない人とか滅多にいないわけです。

どれか相手との共通点があれば深く掘り下げていけばいいし
自分がそれに対して専門知識や深い教養を持っている必要もない。

「そんなレベルで好きなんて言うなよ」

なんて思う人はいません。
いや、いるんですけど、スルー推奨。

もしいたら、友達になるのはよしましょう。
絶対性格悪いもん(笑)。

これは1対複数で自己紹介するときも
1対1で話す時も有効です。

何かひとつのことに特化するのもいいけど
それに付随する他のものもカバーしておいた方が
単純な確率は上がります。

今興味があってこれからやりたいことを言うのも吉。

もう既に好きな人から情報やヒントがもらえるかもしれません。

「また呼びたい」と思ってもらえる人になる

例えばパーティみたいに不特定多数の人が集まるところに行ったとします。

ここで重要なのは

  • 兎にも角にも主催者を見つける、話しかける
  • 「楽しい会に参加できて嬉しい」ことを伝え、きちんとお礼をする
  • ひとつのグループに留まらない
  • お酒(飲み物)は常に片手に

まず1つめの「主催者を知る」こと。

パーティを開いてる時点で新しい人と知り合うことや
行動を起こすのが好きである確率は高いです。

その人が企画してくれたおかげで自分は楽しめるわけだし
いろんな人と知り合えるわけです。ありがたいですよね。

「あなたのおかげで、1日をとても楽しく過ごせた!」

と伝えて、悪く思う人なんていません。
やってよかったな〜と思ってもらえること間違いなし。

ていうか、パーティとかイベントの企画って本当にしんどいんですよ笑

特に自由人が集まっちゃうともうカオスで
歩いて3分の二次会会場に移動するのに1時間かかったりするwww

だからその苦労を労う意味でも、お礼は伝えましょう。

3つめ(ひとつのグループに留まらない)は
大きい会に参加した時の場合に有効です。

ここでの狙いは、場をもっと盛り上げるために

”多くの人を巻き込みまくること”です。

例えば、最初に知り合った3、4人くらいのグループがあります。
それぞれ自己紹介を終え、趣味の話でも盛り上がった。

他にもグループがあるなら、そしたら今度は
そっちにも知り合いを作りましょう。

離脱するタイミングは飲み物をおかわりするとか、
トイレにいくとか、なんでもいいわけです。

二人きりで話してる状況を除いて、自分がいなくなることで
そのグループの会話の進行が止まるなんてことは、まずないわけで。

大人数で飲んでて、席を移ったり、移動することで、
「気を悪くしたらどうしよう・・・」と心配することはありません。

みんなそれぞれのやり方で勝手に楽しんでるから、大丈夫です笑

で、新たに知り合ったグループの中の誰かに
それまで自分が話していたグループの誰かと同じ趣味や
同じ仕事など、共通点を持つ人を見つけたら、

「あ、さっき話してた〇〇も同じだよ!」

と、引っ張ってきましょうw

ここで話が盛り上がるのは間違いないし
それを見ているこっちも楽しいわけです。

これを繰り返すと、気づいたら大きなグループが生まれてたり、
なぜかみんなでショットする流れになったりします笑

4つめ、飲み物を持っておくことが大事なのは、

  • 相手に気を遣わせないため
  • 常に乾杯できる状態をつくるため

このふたつが目的です。

せっかく盛り上がっているのに
飲み物がなくなってしまって
長い列に並んで飲み物を取りにいくのは、勿体無い。

だからなるべく同じペースで飲んで
なくなる頃に、一緒に並んで新しくゲットした方が
話せる時間は長くなるわけです。

それから
「とりあえず言葉もよくわかんねーけど乾杯!」
みたいなノリも、パーティではとても大事で

ここでグラス持ってなかったら
「あ・・・」ってなります。

だから、もう最悪空でもいいので
グラスは持っておきましょう。

ちなみに空のグラス持ってると

「もう飲まないの?これからバー行くけど、一緒に行く?」

と話しかけてくれることもあります(優しい・・・)。

持っていないと
「もう飲みません」の意思表示と捉えられるかもしれません。
当然、中身はジュースでも水でもいいので
とりあえず持っておくのがおすすめ。

という訳で長々と書いてきましたが

続きは後半に書いていきます。

次回の内容としては

★連絡先の交換は必須

★誘えば誘ってもらえる

★呼ばれないなら自分で企画しちゃえ!

★SNSで繋がることの重要性

この辺を書いていこうかなと思います。

それでは!