欲しいもの、やりたいこと。
僕はこういう欲求が全くない人に会ったことがないし、もしない人がいたら、それはかなりヤバイ人だと思いますw
若者の「悟り世代」とかいう言葉がありますが、
僕はいつも言ってるんだけど、その世代は何も”悟って”いない。
ただ”諦めて”いるだけ。
「どうせ手に入らないなら、求めない。」
悟るだなんて高尚な言葉は使わずに、
単純に「諦め世代」と名付けて欲しかったですね笑
今回は「自分がほしいもの・ことを口に出すことで、出さないより早く手に入れることができる可能性が上がる」ということを書いていきます。
目次
人に話す
もしも
「自分の欲しいものややりたいことを人に話すなんて、恥ずかしい」
と思うなら、それもひとつの考え方ですが
ここでシャイになって得られるものは当然何もありません。
プライドが保たれるだけです。
対して、人に自分の欲求や趣味嗜好を伝えると
同じ考えや好みの人が集まります。
共通の楽しみを共有できる仲間がいた方が楽しいですよね。
それに、直截的にその人ではなくても、
その人の友達や知り合いの耳に入るかもしれません。
経験してわかったこと
これは僕自身がトロントで経験した話です。
到着して友達も仕事も十分なお金もない状態でスタートした生活ですが、
兎にも角にも仕事が必要です。
日中は極寒の中、雨でも雪でもレジュメを配って歩きましたが、
それだけだと効率がよくない。
そもそも英語も満足にできない外国人を雇うというのは、
お店側からしてもリスクになるわけです。
だからTwitterやFBでは
「トロントで仕事探してます〜トロント在住の方、
または現地に知り合いがいる方いらっしゃったら
教えていただけると大変助かりますm(_ _)m」
みたいに投稿して、こっちにも網を張っておく。
さらに夜間は、晩御飯がてら、人が集まっている酒場に行って、情報収拾も兼ねて人に話しかけます。
「今、こっちで仕事探しててさ。僕でもできそうな仕事とか、または仕事を探す方法とか媒体とか、知らない?」
僕は実際入ったバーでメチャクチャに酔っ払ったカナディアンと、俳優みたいに渋くてかっこいい絵描きのおじさんにクラシファイドサイト
Craigslist https://www.craigslist.org
を教えてもらって、その場で使い方を教えてもらって、応募して、そのままローカルの仕事を見つけました。
場所にもよるんですが、トロントでローカル(現地環境)の仕事探すのって結構大変で。
彼らに会ってなかったら、日本人向けのサイトしか知らなかったから、採用してくれたカフェのことも知らなかったかもしれません。
(ローカルカフェでの経験はこちらのリンクに詳しく書いてあります)
カナダ(トロント)時代 【経歴4/6】やっぱり現地の人は強いんですよ。
慣れてるし、具体的な生き方を知っている。
どの国にもスマートに生活するテクニックがあって、
それを知っている人と知り合うのが大事なんだなと、
この時学びました。
SNSで発信する
すでに少し触れましたがSNSも上手く活用すれば
かなり強力な武器になり得ます。
今やTwitterやInstagramで、外国に住んでいる日本人を探すことは
そんなに難しいことではありません。
まずは現地の情報を集めて、必要であれば声をかけて、
あとできちんとお礼をしましょう。
ある程度自分が落ち着いたら、今度は自分が後続の人に
有益な、生きた情報を発信すればいい。
こうやって僕は多くの人にお世話になって、助けられたし、
自分にできることがあれば、手を貸したりしました。
誰も気にしていないから大丈夫
これ、僕も全く同じだからよく分かるんですけど笑
自分の想像の多分100倍くらいは、他人って自分に興味がないわけです。
「こういう風に言ったらどう思われるかな」
「この歳でクラブなんか行ったらヤバイよね」
「パリピって思われたらどうしよう」
「SNSで発信ってなんとなく恥ずかしい」
全部考えすぎです。
誰も、そんなこと思ってないし、仮に思われたら、なんなんですかって話で。
言いたいことは言えばいいし、クラブなんて何歳になったって好きなら行けばいい。
好きな服を好きな時に着て、パーティ行ったらいいんです。
誰だって楽しいことの方が好きなんだから。
自分で可能性を握りつぶすなんて、もったいなすぎます。
そうすることによって、リスクが発生しますか?
誰かの恨みを買いますか?
見ず知らずの人に罵倒されますか?
そんなこと起きないわけです十中八九。
なぜなら基本的に「興味がない」から。
仮に何か言ってくるような人がいても、まあそういう人は古今東西どこにでも居るけど、相手になんかしなきゃいいんです。
人の生き方にごちゃごちゃ口を出すような人と付き合っても、ろくなことなんてないです。
「あなたのことをよく知っていて、あなたのことを想って・・・」
そういうケースもあるでしょうけど、一定数の人は、明確な目標を掲げて努力している芽を、悪意を持って摘もうとします。
相手にしてはいけません。余計なお世話です。
好きなことは好きだと、これが欲しいんだと、周りにアピールすることが、それを手に入れる近道です。
完璧主義になったり、シャイになって縮まってしまうのは、本来できることを自らの手でできなくしてしまうかもしれません。
貴重な機会を逃さないように、アンテナを張って、とりあえずまずは口に出してみてください。
大きな発展の最初のきっかけは、そういうとても小さいことだったりします。
それでは。