ルイ
もはやこんな質問ができてしまうほど、いよいよ iPad がパソコンに近づいてきました。
2020年の新型 iPad が発表されると同時に公開されたこのマジックキーボードですが、昨日到着してさっそく開封し、レビューをしてみました。
【Magic Keyboard】ついに到着!早速実機レビュー!個人的には満足度がとても高い商品なのでおすすめした気持ちですが、反面、
「こんな人はあまり使わないかもしれないな・・・」
という点もちらほら。
そこで今回は購入に向けて二の足を踏んでいる人に向けて「買うべき人、そうでない人」というテーマでマジックキーボードについて書いていきます。
※ちなみに僕は英語キーボードを選択しました。個人差あると思いますので自分に合ったキーボードを選びましょう。
目次
こんな人におすすめ
それでは最初に「こんな人におすすめ」について触れていきます。
ブロガー、ライター
ブロガー、ライターなど、日頃から文字をよく打つ人にはうってつけのアイテムです。
昨日のレビューでも触れたとおりですが、キーボードの打鍵感はとても心地よく、ここまで進化すると iPad の拡張アイテムというよりかはもはや一台のノート PC という感じです。
IPad くらいのサイズ感なら場所を気にせずすぐに作業を開始することができるので、文字を書く専門の人でなくてもチャットやメールを頻繁に使う人なら誰でも買うことでその恩恵を享受することができるでしょう。
iPadは持ってるけどノートPCを持っていない人
iPad は持っているけど、ノート PC を持っていないという人には最高のアイテムかもしれません。
特に「家ではiMacで作業、ブラウジングやメモ、軽作業は iPad」 という人には、 Mac 製品同士で最高のパフォーマンスを発揮してくれるはずです。
「ノート PC は欲しいけど高い、でも iPad を持っている」
こういう人のニーズをぴったり埋めてくれるアイテムです。
出先で簡単なPC作業をよくする人
このマジックキーボードの特筆すべき点はその使い勝手のいいトラックパッドです。
先述した通りノート PC を持っていないけど外で作業する機会が多いという人には、キーボードもマウスの接続も必要ないマジックキーボードはとにかく手軽。
開いて膝の上に乗せたらそのまま作業できるので、電車の中でメールを書いたり、チャットで連絡をしたり、資料をチェックしたり、添付されている PDF に Apple Pencil で注釈を入れ送り返す、といった作業もサクサク行えます。
これまではタイピングに関してはスマートキーボードで補わなければいけない部分が多かったですが、それに加えトラックパッドも搭載されたことで、できることの細かさにさらに磨きがかかり、
「PC でしかできない領域の作業」がかなり狭くなったな、という印象です。
こんな人はいらないかも
ではここから、逆にこんな人には必要ないかも?というポイントに触れていこうと思います。
ノートPCを持っている人
まず、すでにノート PC を所持していて、使用用途もそのスペック内で収まっているような人はいらないと思います。
使用感としては11-13インチのパソコンのそれとほとんど同じなので、
「現段階でいつでもどこでも PC を開いて作業ができる環境」
がある人には必要ないアイテムだと思います。
僕の場合、ノート PC は持っていて外出の際は常に持ち歩くようにしていますが、それでも昨日の記事で触れた通り映像の書き出し中に何もできない時間ができてしまいますし、メイン PC の負担を減らす役割での購入は大いにアリです。
例えばインターネットブラウジング一つとっても Google Chrome の使用は PC メモリにある程度の負担を与えます。
トラックパッドの扱いが苦手な人
「 PC 操作は絶対にマウスじゃないと嫌だ!」
という人もいると思います。
マジックキーボードのトラックパッドは Mac のトラックパッドと操作感もほとんど同じなので、これに慣れていない人は使いこなせるようになるまで時間がかかるかもしれません。
逆に、トラックパッドの使いにも慣れていて、 iPad でもその利便性を活かしたいという人にはうってつけのアイテムです。
iPadをディスプレイとして使っている人
「IPad は持ってるけど、ただのディスプレイとしか使っていない・・・」
という人は、購入しても使いどころがないでしょう。
タイピングができてトラックパッドでの操作がかなり快適とはいえ、PC と全く同じ操作を出来るわけではありません。
そもそも文字を入力する機会自体があまりないのなら、 高額で且つ結構な重量のあるこのキーボードはお勧めできません。
ApplePencilとしか組み合わせて使わない人
特に絵を書いたり、緻密な字を書かなければいけないような人にはこのキーボードは不要かと思います。
理由は
「ただのタイピングならスマートキーボードでその役割を十分果たすし、マジックキーボードに乗せた状態でアップルペンシルとの併用は厳しいから」
です。
マジックキーボードとスマートキーボードの一番の違いは
- 「トラックパッドの有無」
- 「後ろに回せるか否か」
です。
別段トラックパッドが必要なくて、現状 Apple Pencil を使い倒しているような状況なのであれば、後ろにくるっと回してそのまま何かを書き込むことができるスマートキーボードの方が相性はいいでしょう。
そういう人にとっては、トラックパッドが使えるとはいえ、使用の度にいちいち取り外す使用するのは手間だし、落下のリスクにもつながります。
まとめ
個人的にはとても満足の高い商品ですが、決して安い買い物ではないので、もし購入を検討している人は
「本当に自分の今の状況に必要かな?」
というのも考えて決めるのがいいと思います。
とはいえ Mac 製品は中古でも高く取引されているので、気になったらひとまず買ってみて、結局使わないなら中古で売却するというのも手だと思います。
iPhone や Mac と違って、付属品ならデータを違法に復旧されて中を覗かれたりするリスクもないですしね。
コロナの外出自粛もだんだん落ち着いてきているので実店舗で実機を直接触ってみるのが一番だと思います。
それでは!