洋楽で英語を勉強しよう!【スキマ時間で英語脳を作る】

みなさんは普段、洋楽を聴きますか?

現代において「洋楽を全く聴かない」という人は珍しい部類かもしれません。

それほど僕たちの生活の中でよく耳にする機会も多いでしょう。

そんな身近な洋楽ですが、うまく活用することで英語脳を鍛えることができます。

今回は英語学習者や、英語をより身近なものにしたいと考えている人へ、洋楽の活用方法を紹介していきます。

なお今回の記事ではApple Musicを活用していきますが「これでなくてはいけない」というわけではないので、いろいろな方法で試してみて下さい。

そもそも洋楽は勉強になるのか?

なによりもまず「洋楽を聴きながら学習する事は効果的な勉強法なのか?」という点ですが…

何もしないより全然マシです。

他の勉強法と比べたら効率や効果は少し落ちるかもしれませんが、日本語には

好きこそ物の上手なれ

と言うとても理にかなった考え方があります。

この言葉通り、好きなものから学びを得ていくのが一番継続するし、継続こそが何よりも重要なものであるので、その点においてはとても優秀な勉強方法と言うこともできるでしょう。

詳細についてはこちらの記事でまとめましたので、興味があれば覗いてみて下さい。

洋楽・洋画は英語の勉強になるのか?

洋楽から学ぶ目的

そして何よりも重要な目的の部分ですが、自分なりにはっきりさせておくとより意識的にコミットするようになるので、効果は増します。

洋楽から英語を勉強すると言う手段のメリットは、なんといってもその手軽さです。

電車の移動中にもできてしまいますし「効果的に英語脳を作りたい」という人におすすめです。

英語脳の作り方については、別の記事で詳しくまとめたので、そちらも参照していただくことで理解がより深まるはずです。

【英語脳の作り方】脳内で日本語に翻訳しないコツ3選【とにかく脳を英語に浸す】

Apple Musicを駆使しよう

これから紹介していく機能は、iOS 13から実装されたものだと記憶していますが…もし間違っていたらごめんなさい。

まず、この再生画面下部、赤丸をタップしてみてください。

そうすると、この画面になるので、さらに左下の赤丸の部分のマークをタップすると、歌詞を”歌っている部分”と同じスピードで表示してくれるのです!

カラオケみたいなこの字幕機能、めっちゃ便利です。

「あ〜こういう歌詞を歌ってたんだ!」という発見がたくさんありますし、リアルタイムで表示してくれるので早い曲でも早口のラップでも、追いつけます。

Apple Musicがない場合は?

最初に述べた通り、あると便利なだけで、Apple Musicがなければいけないわけではありません。

歌詞に追いつけない可能性は出てきますが、文章さえ見つかればいいのです。

そして、よほどコアな曲でもない限り”歌詞が見つからない曲”というのもそう多くありません。

歌詞にすぐアクセスできるアーカイブを作る

探している曲の歌詞が見つかったら、その情報に素早くアクセスするためのアーカイブを作成しましょう。

毎回都度検索するようでは効率が悪いし、通信容量も食います。

さらにオフラインで参照できる状況を作っておくことで、電波がない場所でもサクッと勉強できます。

スクリーンショットを撮る

一番手軽なのがスクリーンショットです。
写真を見つけたらパシャっと一枚撮ればそれでOK。

デメリットとしてはデータの管理方法が少し煩雑になりがちな点。

スマホでフォルダに分けて管理するのも手かもしれませんね。

メモ帳アプリ

僕が一時期利用していたのは、メモ帳アプリで歌詞を保存しておく方法です。

インターネットで曲名と歌詞を検索すると、大抵の場合海外のサイトに歌詞が落ちています。

そこで出てきた歌詞をメモ帳アプリにコピペし、お気に入りの曲のリストを作成します。

すっきり管理することができるのでオススメの方法ではありますが、スマホからだと少し作りにくいのが難点です。

転用方法

それではここから、洋楽から英語を勉強した後、どうやって自身の英語力に転用していくかの具体的な方法を書いていきます。

洋楽ノートを作る

まず日ごろから利用しているノートの一部に”洋楽コーナー”を作るか、”洋楽学習専用のノート”を一札作りましょう。

ここに…

  • 新しく学んだ表現
  • 気になる言い回し

などを書き込んでいきます。
もちろん、日付やアーティスト名、曲名も書いておくとベターです。

書き留めた内容をネイティブとチェック

そしてここに書き留めた内容を、ネイティブスピーカーと一緒にチェックしましょう。

ネイティブの友達がいれば理想ですが、もしいなかったら英会話オンラインレッスンの先生でもいいでしょう。

チェックする内容は

その表現の汎用性と、頻出度

このふたつです。

例えば”What’s going on?”とか”you know what I’m saying”などの…”超絶よく耳にするけど意味が正確にわからない表現”を

  • ネイティブはどういう状況で使うのか?
  • 日常会話で(外国人として)使用しても問題ないか?
  • どれくらいの頻度で聞く・話すか?

こういったことを聞き出してみましょう。
自分が日常で使えるようになる表現も多く発見できるはずです。

まとめ

身近に溢れている洋楽や洋画を使って学習することで、より深くまで勉強してみたいと思うきっかけになれば良いなと思って、この記事を書きました。

そういう”取っ掛かり”という点で、エンタメを利用するのは大きな効果を発揮することもあります。

気軽に始めやすい勉強法なので、是非試してみてください。

それでは!