シェアハウスに住んだことはありますか?
またはこれから住もうかな、と考えていたりしますか?
日本でも徐々に認知されてきているシェアハウスですが、利用する目的は様々です。
国内外を問わず、「シェアハウスに気になる!」という人に対して、個人的に経験して感じたメリットやデメリットを、前編後編に分けて書いていきます。
家を探す方法や注意点については別記事を執筆する予定です。
また、3都市7軒で経験した体験談についても別記事を準備中。
こんな人へオススメ
- そもそもシェアハウスって?
- シェアハウスの良い点、悪い点が知りたい
- 国際色豊かなシェアハウスに住んで外国人と交流してみたい
- 外国で家を探したいが、言葉の壁を感じて困っている
- これからワーホリに行くけど一人暮らしは高いのでシェアハウスに住みたいが、どんな感じかわからないので不安
それでは書いていきます。
目次
安い(ことが多い=確実ではない )
なんと言っても最大のメリットは家賃。
基本的にどこのシェアハウスでも一人で家を借りるより比較的家賃が安いことが多いです。
僕がこれまで生活したトロント、バンクーバーでも同じで、多くのワーホリ利用者や留学生が利用していました。
しかしここ台湾では違います。
もちろんシェアハウスによっても違いますが、僕が住んでいるBORDERLESS HOUSEはかなり高いです。
どれくらい高いかと言うと、一般的なアパート:
- 平均6畳前後
- トイレ・シャワー室一緒
- 冷蔵庫、テレビ、タンス、椅子、机など家具は一通り揃っている
で10,000元ちょいです。
ちなみに僕が住んでる部屋は12,500元でネット・水道・込み。
電気代は別ですが夏場のクーラーをよく使う季節で1ヶ月約300元。
それに対し、BORDERLESS HOUSEの一人部屋はシェアハウスなのに15,000元もします。
正直利用するメリットはないわけではないですが高すぎます。
同じ金額出せばはるかに良い環境で一人暮らしできます。
正直BORDERLESS HOUSEでの長期滞在はあまりおすすめできません。
根城を探すために短期で使うにはフレキシブルでとても便利ですが、長く住むといろいろ不便で不満が出てきます、
これに関しては今まで住んだ7軒のシェアハウスを振り返る記事の中で詳しく書いていく予定です。
台湾だけでなく、どの国でも「シェアハウスが必ず安い」というわけではないので、環境面も含めて注意深く決める必要があります。
国際交流できる確率が高い
これも残念ながら確定事項ではありませんw
国際交流ができる環境を本当に求めている場合には、オーナーに予め住人の国籍を聞くといいでしょう。(すぐに引っ越してメンバーが変わってしまう可能性はありますが)
しかし、実際僕は本当に国際色豊かなフラットメイトと出会いました。
※ちなみに英語圏ではハウスメイトと言うよりフラットメイトと言う方が多く、同じ家に住んでいるけど違う部屋に住んでいる人のことをさします。
対して同じ部屋に住んでいる人はルームメイトとかルーミーとか言うことが多いです。
お互いの国のことを聞けたり、自分の国のことを知ってもらったり、郷土料理を作りあったりするのもとても楽しいです。
長くいればいるほど出会いは増える
今までいた事のあるシェアハウスだと、短くて1ヶ月、長くても6ヶ月くらいで人はどんどん入れ替わります。
部屋数が多ければ多いほど、長く滞在しているとその期間に多くの人が滞在し、そして去っていきます。
自然と外国人と新たに知り合い、話すことにも慣れますし、上記したように国際交流が気軽にできるのは大きなメリットかなと思います。
寂しくない
これはどちらかと言うとシェアハウスを去った後に思い知ることが多いですねw
僕はどっちかというと他人と共同生活をするより、自分のペースで生活できる方が好きなのですが
長く生活していたシェアハウスで毎日誰かしらと話していたのに、急にひとりの環境に移ると
「あれ・・・なんか寂しいぞ・・・」
となったりしますw
家に帰っても誰かいる、という安心感は想像以上に大きかったりします。
家具を買う必要がない
僕が長期間生活したカナダ、台湾では家具が最初から揃っている部屋やシェアハウスが多いです。おそらく他の国でも同じような状況かと思います。
英語ではfurnishedと表記されることがあるので、これが記載されてない部屋に内見に行ったらがらんどうだった、なんてことも。
日本では引っ越すときに自分の家具をいちいち持っていかないといけませんよね。
洗濯機も冷蔵庫もソファも自分で持っていく・・・。今考えると面倒臭すぎてもう二度とやりたくない笑
引越し資金もかなりかかるし。
家具を買い揃える必要がないというのはめちゃくちゃ便利で、自分の荷物が最低限あればどこでもすぐに生活が開始できるということです。
壊れているものがあれば大家さんに頼めば大抵直してくれるか、新しいものを買ってくれます。
内見で足りないものがあって決めかねている時に「〇〇があれば即決なんだけどな〜」と、交渉の手段として利用するのもありです。
備品をシェアできる
シェアハウスでは共同生活空間だけでなく、備品もシェアするのが一般的です。
シャンプーとかハンドソープとか洗濯用の洗剤・柔軟剤とか、滞在中に使いきれないようなものを一緒に使う人と折半して買うことも多いですね。これ地味に家計の助けになります。
仲良くなれば食材やドレッシングもシェアすればすぐ痛むこともない。
いろんなものを無駄なく使えるのは良いポイント。
家事を分担できる
一人暮らしだと全部自分でやらないといけない家事も、みんなでやれば結構楽です。
シェアハウスによっては食事当番なんかもあったりして、住んでる人どうしで自国の伝統料理を振舞ったりするとかなり盛り上がります笑。
ただ、共同のトイレやお風呂を掃除するのは、潔癖症の人には結構キツイかもしれませんね。
僕はどっちかというと綺麗好きな方ですが、掃除とかはやってるうちに慣れました。
汚いのがいやだ!という場合はルールをきちんと作って、守ってもらうように厳しく管理するしかないです。
でも今まで見てきた感じだと、綺麗好きでマメな人ほど損している、というか家事を負担する割合が多いように感じました^^;
礼金がない
日本の謎システム”礼金”。
前述した家具が最初から常設されていることも相まって、部屋探しのハードルはかなり下がります。
毎月のように引越ししていろいろなところにすぐ移動することができるのも、この礼金という存在がないことが一役買っています。
手軽に利用できていろいろな国籍の人と出会えるのが利点のシェアハウスですが、もちろん良い事ばかりではありません。
後半では個人的に経験した内容を中心に、デメリットも書いていきます。