台湾ノープラン周遊旅行3日目【台南観光】

昨日に引き続き現在周遊中の台湾旅行の3日目について書いていきます!
前回の記事はこちら↓

https://rui-blog.net/archives/1186

懲りずに寝坊〜お昼ご飯は”雙城烤雞飯”へ

今日も今日とて爆睡しすぎて寝坊し10時過ぎに起床。
パッパと支度してチェックアウトし、バックパックを担いでとりあえずご飯を探しに歩きます。

Google Mapで”lunch”と検索したところ、徒歩圏内に飲食店が密集しているエリアを見つけたので行ってみます。

特にレビューが高かった“雙城烤雞飯”というお店へ!
レビュー数116で★4.7ってすごい。。。

https://goo.gl/maps/RMYqJTNFLk43qkj47

雙城烤雞飯 (Google Map)
雙城烤雞飯 (Google Map)

着きました!外観はこんな感じ。

雙城烤雞飯の外観
雙城烤雞飯の外観

メニュー表はこちら。
相変わらず安いな〜!安いからたぶん一品一品が小さいんだろうな、と青いマーカーを引いたところ全部頼みましたが、

全然小さくなくて笑いましたw

雙城烤雞飯のメニュー表
雙城烤雞飯のメニュー表

そしていよいよ着丼!!
た、頼みすぎた・・・。

鶏肉ご飯、手作り水餃子、ひき肉ご飯、モチモチ麺、青菜
鶏肉ご飯、手作り水餃子、ひき肉ご飯、モチモチ麺、青菜

でもどれも半端じゃなく美味しかったし、お腹もペコペコだったのでバクバク食べまくれる。無限に食べれる。

  • 手前の鶏肉ごはんは、ちょうどディズニーランドに売っているワイルドターキーを彷彿とさせる燻製された香りが素晴らしかったし、
  • 左の手作り水餃子はもちもちジューシーで最高、
  • 真ん中のひき肉ごはんも旨味が出まくった汁がたっぷりかかっていくらでも食べれる、
  • 右の冷麺はニンニクが効いたゴマダレともちもち麺が完璧なマッチで絶品、
  • 奥に見える茹で青菜は箸休めにちょうどいいさっぱりとした味付け。食い過ぎ。

超絶満腹でしたが大満足で退店。

これだけ食べて210元(2019年10月のレートで約735円)って「えっいいんですか?」って聞きたくなるレベル。

食べ方を身振り手振りで教えてくれたとっても優しいおばちゃん、どうもありがとう!

休憩はカフェ”小花花咖啡”へ

満腹すぎて歩くのが辛い・・・。カフェはないのか・・・とググったところ歩いて割と近くのところにかわいいカフェを発見!

立ち寄ったカフェ
立ち寄ったカフェ

「すいませーん」と戸を空けると、可愛い店内!
が、しかし誰もいないwww

これはもしかしてやってないのか・・・?

カフェの店内
カフェの店内

と思ったら、キッチンの奥から店員さんがヌッと出てきてオーダーを取ってくれましたw

電源は借りられないようでしたが、ここで休憩しながらパソコンで作業することにします。

静かで清潔な店内と優しい店員さんのおかげでとっても安らかな時間を過ごし、次なる宿へ移動することに。
行きたい場所はいくつかピックアップしたので、とりあえずノリで移動します。

学生の想いが詰まったポストイット

駅前までの移動中、短いトンネルを通ったのですが、こんなものを見つけました。

トンネルの中のポストイット達(付箋)
トンネルの中のポストイット達(付箋)

最初はただの落書きかなと思ってみていたのですが、よく見てみて、驚きました。

よく見ると香港頑張れ、台湾独立、などと書かれていました
よく見ると香港頑張れ、台湾独立、などと書かれていました

そこには学生のものと思われる、理不尽な中国からの圧力に対して未だ抗争を続けている香港に対してのメッセージがありました。

「香港加油(香港がんばれ)」
「台灣獨立(台湾の独立を)」

など、切実で切迫したメッセージがたくさんありました。

僕は香港も台湾も、中国との複雑な歴史の軋轢があることは知っていますが、それを直接彼らに聞いたり、意見を述べることはありません。
相手から話してくれる時は聞きます。

しかし、こちらから当事者でもないのに政治的な見解を述べるというのはかなりセンシティブで、図々しいことだと思うからです。

それでも情報のシェアや、知るべきことをしるための行動は、もちろんしますし、必要に応じて実際に動くことも時には必要になるでしょう。

今回こういう形で台湾の台南という街に住む人々の、心のリアルな声を聞いた気がして、しばらく立ち止まって内容を読んでいました。

緑色のT-Bike 〜 今夜の宿へ

さて、駅でバスに乗ろうかと思ったのですが、見慣れた自転車があるではありませんか。

ん・・・?でも台北の自転車と違ってオレンジ色じゃない。形も微妙に違う。

しかもよく見ると名前も”YouBike”ではなく”T-Bike”だ!

YouBikeならぬT-Bikeを発見!
YouBikeならぬT-Bikeを発見!

ということで

「バスじゃなくて宿まで自転車で移動したら楽しいのでは・・・」

という誘惑に駆られ、会員登録することに!
結果的にYouBikeと同じ感じで、簡単に手続きできました。

手続きの詳細はここでは触れませんが、メニュー画面から6番のボタンを押すと英語に加えなんと日本語も表示してくれます

必要なものはEasyCard(台湾のSuica)と、連絡の取れる電話番号のみ。

会員登録
 ↓
パスワードの登録
 ↓
EasyCardを専用の位置に置く
 ↓
電話番号の登録
 ↓
届いたSMSで認証

確かこんな感じの流れで登録できました。
途中でIDを入力する欄があるのですが、空白でも先に進めました。

これはつまり、現地で台湾版マイナンバーを持っていない外国人でも登録可能ということです。

ただしこの画面で忘れずにEasyCardを所定の位置に置かないと、グレーアウトして、先に進めません。

さて、自転車もゲットできたので、宿へ向かいます。
これまた大当たりの綺麗な宿!

今回お世話になった宿
今回お世話になった宿
  • 家賃:3009円
  • 周りに飲食店たくさん
  • コンビニ徒歩3分
  • 無料の洗濯機あり
  • 扇風機付き

お風呂もトイレも綺麗だし、快適でした。

晩御飯は”十三小館”

近くにレストランがたくさんありましたが、ローカルの人しか行かなさそうな小さいお店を発見したので、ここで夜ご飯。

ビールはお店にないとのことなので、近くのコンビニで調達します。

 十三小館の外観
十三小館の外観

小籠包には目がないので迷わず注文。
他のオーダーはこんな感じでいきます。

十三小館のメニュー表
十三小館のメニュー表

混雑する時間帯だったので少し待ちましたが、いよいよご対面!!

なんだかフォルムが綺麗で美味しそう。
そして美味しい小籠包はだいたいそうであるように、皮が薄い。これは期待。

十三小館の小籠包
十三小館の小籠包

お、おいしい。。。

中は灼熱のスープですが、ハフハフ言いながらどんどん食べれます。

そしてチャーハンと水餃子も着丼。

十三小館のチャーハンと水餃子
十三小館のチャーハンと水餃子

チャーハンの具は豚肉、ネギ。キャベツ、にんにくでしたが、ちょっと高級な中華料理屋と同じ味がしました。
しかも脂っこくないのにパラパラ。

これで50元とか「本当にいいんですか・・・?」再び。

写真撮り忘れちゃったんですが野菜のダシがたっぷり出たヘルシー野菜スープも注文したので計4品でお会計156元。現レート約546円。神。

さて、お腹もいっぱいになったので夜の観光に出かけます。

やってない花園夜市〜オシャレすぎる”神農街”

台中でも夜市に行ったし、台南でも!
と張り切ってチャリを漕ぎ、有名な”花園夜市”へ趣ますが

まさかのやってないパターンでしたこれ。

行き当たりばったりもいいけどリサーチくらい先にしろって話ですねw

見てくださいこの哀愁漂う塔。
普段は電飾でキラキラしているんですがただの屍のようでした。

閑散としていた花園夜市
閑散としていた花園夜市

調べてみたら月火水金はお休みみたいです。
でも自転車での移動は夜風も気持ちいいし、街並みも見れるのでオールオッケーです。

さて、ネットで綺麗だという情報を見つけた”神農街”という場所へ行ってみることにします。

自転車を漕ぐこと15分ほど。
近くのT-Bikeステーションに駐車して向かいます。

そして・・・。
一目で分かりました。
オシャレすぎる入り口!

神農街の風景
神農街の風景

通りも雰囲気があってとても綺麗です。

神農街の風景2
神農街の風景2
神農街の風景
神農街の風景3
神農街の風景4
神農街の風景4

そして思わず立ち止まってしまったお店がここ。

なんじゃここ・・・。
いくらなんでもセンスがすごすぎる・・・。

We Drink Beer Companyの外観
We Drink Beer Companyの外観

そうですクラフトビールBARです。

「どこから入るんだろう・・・」

と困惑していると、写真右側に写っているスタッフの二人が開けてくれました。

驚いたことにこの巨大なガラス自体がドアだったのですwww

どこまでもずば抜けたセンス。。。

中もまたとてつもなくオシャレで、涼しくて快適で、とにかく無駄がない。

We Drink Beer Companyの内観
We Drink Beer Companyの内観

タップのセレクションは4種類。

クラフトビールの種類も豊富
クラフトビールの種類も豊富
  1. Golden Ale
  2. Pale Ale
  3. Peach Sider
  4. Chocolate Stout

今回は1番のGolden Aleをいただきました。

蜂蜜や花もミックスされていて、甘さの中にもキリッとエールのキレが出ていて、非常に美味。
スタッフに話を聞くと、他から仕入れているのではなく、自社製造のビールのようです。

ぶらぶら歩いて、素敵な雰囲気に最高のビール。

台南、いいところだなあ・・・。

締めはあの”牛肉湯”

”湯”という字は中国語でスープを意味するのですが、台南のとても有名な名物料理としてこの”牛肉湯”が挙げられます。

これは新鮮な牛肉を薄切りしたものにアツアツのスープをかけ、半ナマの状態で食べるという秀逸極まりない食べ物なのですが、台湾にきて8ヶ月目でようやくありつくことができました。

しかもジモティーに聞いてお墨付きである“鬍鬚忠牛肉湯”でいただきます。
ここは”神農街”からも徒歩圏内でした。

鬍鬚忠牛肉湯を食べにやってきました
鬍鬚忠牛肉湯を食べにやってきました

店内はこんな感じ。地元の人しかいません

地元の人が知る人ぞ知るお店

一杯100元(約350円)の小碗のものをいただきます。
そしていよいよご対面・・・!

鬍鬚忠牛肉湯。美味すぎる
鬍鬚忠牛肉湯美味すぎる

感動です。

食べてすぐにわかる牛肉の新鮮さ。
優しい味付けの、生姜が絶妙な塩梅のスープ。
これはたまらん・・・。

想像を遥か上にいく美味しさでした。
滞在中にもう一杯くらいは食べたいな・・・。

と思いながらタクシーで帰路に就き、シャワーを浴びて、ビールを飲みながら最高な記憶を回想していたら、あっという間に寝落ちして一日を終えました。

それでは明日は4日目の内容を更新します!