配色デザイン手帖が役に立ちすぎてすごい【デザイナーだけでなく動画編集にもオススメ】

みなさんは普段、仕事をする時に何かの資料を参照していますか?

服は現在フリーランスの動画編集をメインとしたクリエイティブディレクターをしていますが、デザインの勉強をちゃんとしたことはなく今まで感覚でどうにかしてきました。

正解、というか最適解が見えない状態で常に作業している状態だったので、どれがいいか判断できずどツボにはまって時間を消費してしまうような状況がよくありました。

そんなある日、たまたまネットで見かけた配色デザイン手帖がものすごく有用だったので、今回はその紹介をしていきたいと思います。

配色デザイン手帖とは

配色デザイン手帖とは、様々な配色パターンが載っている横長の手帖です。

表紙はこんな感じ。

表紙だけでなんかもう可愛さが伝わってきますね。

この手帖が優れている点

正直に言うとこの手の配色のお手本みたいなものは今回買うのが初めてなので他の商品との比較ができないのが残念ですが、使っていてとてもいいなと思った点がいくつかあるので紹介していきます。

色のテーマによって配色がなされている

配色されている物がテーマによって区分けされています。

例えば「カラフル」と一言に言っても色々な配色がありますが、

  • 子供が好みそうな配色のカラフル
  • お菓子のパッケージに使われていそうなカラフル

と、それぞれテーマとイメージとなる写真に則って構成されています。

カラーコードが記載されている→PC使用時に打ち込めば同じ色が使える

そして個人的に感動したのはカラーコードが記載されていること。

配色のパターンを見て「あ、この組み合わせ綺麗だな」と思ったら、気になった色をいくつか選んでそのカラーコードをそのまま入力することで同じ色を使うことができます。

なので、本を隅から隅まで読んで内容を覚えるという使い方ではなく

「そういえばこんな配色パターンがあったよなぁ…」

と記憶を辿ってその部分にアクセスし、 必要な配色とそのカラーコードを取ってくれば、そのまま成果物に応用できます。

おすすめな使い方

まだ購入してから3-4日ですが、毎日ちらちらと見ていてだんだん使い方がわかってきました。

時間がある時にペラペラめくる

まず、引き出しの数を増やすにはそのパターンを知る以外に方法はありません。

とにかく「どんな配色があるか」というのを知るのが重要なので、理論的なことは置いておいてまずは本をぺらぺらとめくり、使えそうな部分や自分が気に入った部分はメモして残しておきます。

iPad と Apple pencil で書き込みしながらフル活用

ちなみに iPad で書き込めるようにする方法に関してですが、少し面倒ですが以下のSTEPを踏むことで iPad と Apple pencil を活用したメモ術が使えるようになります。

STEP.1
kindleで電子書籍を購入する
STEP.2
iPad から Kindle にアクセスする
STEP.3
全ページのスクリーンショットを撮る
STEP.4
全てのページを選択しPCに転送(Macの場合は Air DropでOK)
STEP.5
パソコン側でPNGデータをPDFにする
STEP.6
不要な部分を切り抜く(クロップツールで必要部分を選択したらcommand + Aで全選択して全ページに適用させる)
STEP.7
PDF化したデータをiPadに送り返す
STEP.8
iPad 側で PDF を開く時に普段使っている手書きメモアプリを選択
STEP.9
完了!

慣れないと最初は時間がかかるかもしれませんが、僕は電子書籍の類を買うと必ずこの手順を踏んで iPad に流し込んでメモを取れる状態にしてから読書や勉強を始めます。

慣れればページ数にもよりますが20-30分でできるようになります。

※具体的な方法を動画で見たいという要望がもしあれば YouTube などで公開しようかなと思います。

色だけ決まっている時は似た色で探して活用する

それから有効な使い方として、使いたい色が先に決まっている時なんかもかなり活躍してくれます。

僕はメモアプリにGoodnotesを使っているのですが、ページ数を探す時や色を見つけたい時はこういう風にサムネイルで表示してスクロールしていきます。

使いたい色が頭の中でイメージできていれば大体どんな配色でもこの手帖に載っているはずなので、ページを見つけたら後はカラーコードを移すのみです。

まとめ

デザインを今まできちんと勉強したくなかった僕ですがクリエイティブな領域で仕事をしている以上配色やレイアウトにこだわらなければいけないというシーンはよくあります。

そんな時に辞書感覚で成果物を参考できるこの手帖はとても優れていると思います。

女性でも男性でも、扱っているクリエイティビティを問わず活躍してくれる一冊なので持っておいて損はないはずです。

価格もお手頃なのでぜひ手にしてみてください。

それでは!