動画編集始めるならMac?Windows?【状況別で考察】

動画編集を始めよう!と思い立ったはいいけど・・・。

映像関係はパソコンのスペックに依存する部分が大きいので、ある程度の性能は必要になってきます。

となると、今パソコンを持っていない人は Windows か Mac どっちを買ったらいいか分からなくなってしまいますよね。

そこで今回は、19歳の時にWindows PCを自作し、現在はMacをメインで使いクリエイティブディレクターをしている僕が、状況別でどちらがおすすめか紹介していきたいと思います。

個人的なおすすめはMac

まず最初に結論ですが、僕はMacをおすすめします。

自身のMac使用歴が長いからというのもありますが、体感、エラーやトラブルに遭遇する確率が低いからです。

どんなに慎重にデータ管理をしていてもパソコンにトラブルはつきもの。

昨日まではスムーズに動いていたのに、今日から急に動かなくなってしまった、調子が悪くなってしまったなんていうこともザラにあります。

直感的なインターフェースと美しいディスプレイ

もちろんトラブルが起きるたびにプロに見てもらっては、時間もお金もかかってしまって大変です。

では自分で原因を特定して直して行こう!という時、Macのインターフェースは分かりやすく、原因の特定が比較的しやすい印象があります。

また最近のMacはどれもRetinaディスプレイが標準搭載となってきています。

これは鮮やかな発色、きめ細かでなめらかに動く優秀なディスプレイなので、機種によってディスプレイが変わってしまう入れずに比べて選択が楽と言えます。

iPhone、iPadとの組み合わせで真価を発揮する

もしも使っているスマホが iPhone でさらに iPad を持っているならパソコンは Mac を使うことでその真価をさらに発揮することができます。

通常であればデータ転送はケーブルをつないだりインターネットを経由してクラウドでデータ保管することになりますが、ケーブル接続は面倒な上に携帯もし辛い、クラウドではいちいち保存容量を気にしなければいけないという大きなデメリットも。 

持っているデバイスがAppleの製品が多くなると、デバイス間のデータ転送はAirDropで一瞬で済みます。 

しかし価格は高い…

ただしネックとなるのがその価格。

本体そのものももちろんですが、Macはサポートに加入していないと修理費用もかなりかかります。

しょっちゅう外に出かけてハードな環境でよく使う人には向いていないかもしれません。

また、高価なパソコンを買ったとしても、自分の知識やリテラシーが足りていないのが原因でウイルスに感染したりしてダメにしてしまうリスクを考えると、最初は安い中古のパソコンを手に入れて仕組みを理解するというのも良いかもしれません。

※動画編集はパソコンのいろいろな部品やその役割を知っておくことが重要になってきます。ソフトの学習を始めると共に、パソコンの基礎知識も養うことで、トラブルを未然に回避したり、自分で解決できるようになったりします。

パソコンの基礎知識を学ぶ重要性【フリーランスの生命線】

コスパを求めるならWindows

逆にもしも持っているスマホは Android、タブレットは持っていないか iPad でないのであれば、 Windows PC を選ぶ際は低価格で高スペックなものを選ぶこともできます。

AdobeソフトはどちらのOSにも対応している

これは結構大きなポイントなのですが、使用率がとても高い動画編集ソフトPremiereやアニメーションやモーショングラフィックスを作ることができるAfter Effects、画像加工ソフトPhotoshop、イラストを書く時はIllustratorなど、これらはすべて Adobe という会社の製品です。

Adobeのアプリケーションは OS による縛りがなく、 Windows でも Mac でも使うことができます。

これは昨今の技術では当たり前かのような見られ方がされていますが、一昔前はOSによって使えるソフト、使えないソフトが大きく分かれていました。

「どうしても Final Cut Pro を使わなければいけない」という状況にあるならば話は別ですが、もしもAdobe社のソフトを使うならどちらでもOKです。

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慣れればどちらでもOK

住めば都、ということで、家と同じで慣れてしまえばさほど大きな違いはありません。

かくいう僕も、19歳の時に自作のパソコンを作りましたが、頻繁にトラブルを起こすようになって捨ててからは現在までずっと Mac を使っています。

しかしトータル数年間におよび何社か経験したサラリーマン時代はすべてのパソコンが Windows だったし、どちらも扱うことはできます。 

扱う時間が長い方が、使いやすくなるのは確実です。

初心者は自作PCは絶対やめとけ!

一つだけ注意点を挙げるとすれば、初心者であればあるほど自作 PC は絶対やめておいたほうがいいということです。

自作 PC を組み立てること自体はそんなに難しくないですが、各パーツの互換性やOSとの相性など、事前に調べたりしなくてはいけないことがたくさんあります。

「買ったはいいけどちゃんと組み立てられなかった」とか「起動しなかった」なんてことになったら最悪なので、既成の商品を選ぶようにしましょう。

まとめ

動画編集をこれから始めるという時に Windows のパソコンを買うのか Mac を買うのかというのは結構悩ましい問題ではありますが、

その時にやりたいことだけでなく、将来的にどういうことをしていきたいのかという点まで含めて考えることで、より自分に合った選択ができるはずです。

パソコンというのは構造上、どの OS だろうが共通している部分も多くあるので、一度慣れてしまえば OS の違いは大きな問題ではありません。

そしてもし自作するのだとしたら、事前にしっかりと勉強・準備してから行いましょう。

それでは!