ルイ
副業として動画編集を始めようと言う人が増えています。
しかし
「勉強どうやって始めていいかわからない」
「効率的に学習が進んでいかない」
と言う悩みを抱えている人は多いと思います。
かくいう僕も今月から動画編集を始め、クラウドソーシングサービスを使って仕事に応募し、学習開始からちょうど3週間が経った頃、一本5000円の継続案件を獲得することができたのですが…。
特に最初は効率的な勉強方法がわからず、別段やらなくてもいい写経を一生懸命やったりと、少し無駄な時間を費やしてしまったなぁと反省しています。
そこで今回は僕も実際に実践している動画編集の学習方法について紹介していきたいと思います。
目次
準備するもの
まず1番最初に準備しておくものですが、特別なものは必要ありません。
無料で使えるGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトとインターネットがあれば充分です。
ちなみに僕はオフラインでも使えるようにエクセルを利用しています。
後述しますが、参考書などの書籍は一番最初の段階ではあまり役に立たないし、コストもかかってしまいます。
それよりもYouTubeを始めとした無料で利用できる動画サービスなどを使って視覚的に学習していく方が効率が良いでしょう。
表計算ソフト
なぜ表計算ソフトが必要なのかと言うと、目的は2つあります。
利用目的①:学習進捗を管理するため
せっかく自分専用のアーカイブを作るのですから、いつどの動画でどんな内容を勉強したのかといった記録を残しておく方がベターです。
また勉強しながら別のシートに他に必要な知識や技術などをメモし、次回以降の学習に役立てることもできます。
利用目的②:キーワードでいつでも検索できるようにするため
そして表計算ソフトに学習の記録を残しておくことで後からキーワードを絞って何でも検索することができます。
あのエフェクトを前に使ったことがあるんだけどどこに書いたっけなぁ
手書きのノートだと書くのに時間がかかる上にこういう事態に陥りやすいですが、デジタル化して検索できるようにしてあれば問題ありません。
インターネット
インターネットの利用目的の95%はYouTubeを見るためです。
他にも動画編集者の方のブログやAdobeの公式サイトを見ることもありますが、0スタートと何も分からない状態では映像で吸収するほうがはるかに効率的です。
勉強方法
それではここから具体的な勉強方法について触れていこうと思います。
書籍はまだ買わない
最初期の段階では書籍は買わない方が良いでしょう。
理由は4つあります。
- コストがかかる
- 持ち運びが不便
- 情報へのアクセスに時間がかかる
- すべての技術を覚える必要はない
そもそもこういった技術書の類と言うのは辞書的に使うのが有効です。
つまりわからない部分をもっと知るために逆引き的に使う方が効果を発揮します。
確かに網羅的に書かれているのは事実ですが、書いてある内容を全て覚えようと思ったら膨大な時間がかかりますし、実際に使う技術というのは限られています。
【具体例】
ここで具体例を挙げてみましょう。
YouTuberがYouTube用に作成する動画の編集と、商品をPRするための広告動画では、使うエフェクト等をはじめ、編集内容が全く異なります。
僕の場合はYouTubeの編集をいち早く覚えて、代行編集をして収益化することが最大の目的だったので、凝ったエフェクト 、VFXや、ましてCGなどはとりあえず覚える必要がありません。
そうであれば書籍に書いてあることを片っ端から覚えるのではなく、まずは最低限必要な知識と技術を身に付けて実際に作品を作る方が先です。
そうした考えで1日でインストールから使い方の勉強→撮影→編集→YouTubeへのアップロードまで済ませた動画がこちらです。
YouTubeのチュートリアルを繰り返し見る
では何が1番効率的な勉強法なのかと言うとYouTubeのチュートリアル動画を繰り返し見ることです。
例えばYouTubeの検索欄で「動画編集 基礎」と入れるだけでも基礎的な技術を紹介している動画がごまんと出てきます。
この中から自分に合いそうなものを選び、気に入った動画が見つかったら何度も繰り返し観ましょう。
この時点で実際に自分も同じように手を動かしてみてもいいですが、もっと時間がかかってしまうので僕はあまりお勧めしません。
後述しますが自分で撮影してそれを編集した方がより身になります。
”自分だけのテキスト”をつくる
そして動画を見ながらエフェクトの名前を加えていったり、数値を書き込んだりして、実際の使い方を書いていきましょう。
ここで動画のURLも書き加えておけば詳細を忘れてしまってもワンクリックでその動画にアクセスすることができます。
この方法は、改めてGoogleやYouTubeの検索窓で検索するよりも効率的で早いです。
動画を撮影する
参照している動画と全く同じものを仕上げるよりは、自分が作りたい動画を実際に作る方が成長が早いと僕は思います。
インプットするだけではすぐに忘れてしまいますし、膨大なインデックスが出来上がるだけなので、ある程度の技術を学んだら実際にそれを自分の動画に活かしてみましょう。
この”転用のプロセス”で記憶により定着し、技術を自分のものにすることができます。
自分のYouTubeチャンネルを始めたいのであれば、アップロードするしないに限らず自分の興味のある分野や得意なジャンルで動画を撮影してみましょう。
※ちなみにここで自分のチャンネルを作っておくことでそれ自体がポートフォリオとなり、後に動画編集の仕事をする時もクライアントに自分のレベルを示すことができ、かなり効果的
編集し、学んだことを実践
そしてここで撮影した動画を編集ソフトの中にインポートし、実際に編集してみましょう。
そうすると必ずわからない部分や新しく付け加えてみたいエフェクトが出てきます。
これをまたYouTubeなどでやり方を調べてチュートリアルを見てその内容を表計算ソフトに書き込みましょう。
これを繰り返すことで1本の動画を作り終わる頃には、やる前と比べ物にならないほどの技術や知識が身に付くでしょう。
まとめ
動画編集は動画から学ぶのが1番効率的です。
ものすごくためになるチュートリアルを公開してくださっている方がたくさんいるので、最初は真似をしながら、そして技術や知識が身に付いてきたら自分のオリジナルやセンスを織り交ぜつつ動画を作成していきましょう。
僕自身今後もインプットをした後は自分の動画に転用するなどしてバランスを考えながら学習していきます。
一緒に頑張りましょう!
それでは。