こんにちは、ルイです。
何かを新しく始めるとき、不安や自信のなさが原因で自分が初心者であることを明言したりと、うまくできなかったときの自己保身をしがちですよね。僕もやってました…。
しかしこれは得策とは言えません。
発注者に安心して仕事を任せてもらうのも、フリーランスの仕事のひとつです。
そこで今日は過去自分もやりがちだった動画編集初心者に犯しがちなミスを紹介していきたいと思います。
もし1つでも当てはまっている項目があれば出来る限り早く改善することをお勧めいたします。
目次
”初心者”を自称している
特に初心者がやりがちなのが自分が初心者であることを他者に明言してしまうこと。
でも、冷静に考えて初心者に仕事を振りたいと考えるクライアントなんていません。
この辺は作成する成果物にもよりますし、発注者側の考えによってある程度作業をしますが、ほとんどの人は適正な価格で適正な品質の成果物を求めているはずです。
ではクラウドソーシング上で初心者に特化した募集があるかというと、もちろんありません。
つまり、仕事を引き受ける以上は自分がプロであると言う自覚をしっかりと持ち、経験年数やこなしてきた仕事の量に関係なく責任を持って完遂する必要があります。
気合でカバーしようとする
僕自身、仕事を発注するときに募集をかけることもあるのですが、動画編集者に限らずよくありがちなのが
「年数や場数で戦えないなら気合でカバーしよう」
という思考パターン。
厳しいことを言いますが…
気合で仕事はできません。
応募する時点で意気込みがあるなんていうのは至極当たり前のことで、発注者側が求めているのは具体的に何ができるのかという技術的な情報です。
動機が自分本位
提案文に書いてしまいがちだけど、なるべくやめたほうがいいのが
「経験を通して学んでいきたいと思います」
といった趣旨の文言。
実務を通していろいろ学んでいただくのはもちろん良いことなのですが…
それは受注する側の都合であって、発注側は自分の立場に立って考えられる作業者を求めています。
具体的にあげようとすると
- 成果物の納品方法
- データの格納形式
- 名前の付け方
- 相手の確認方法
- 「どうしたらいいですか」ではなく選択肢の提示
などなど、キリがありません。
提案が具体的じゃない
それから応募する際の提案が具体的でないと仕事をお任せするのにも不安が残ったままになります。
募集をかけているということは作業者を求めているということで、当然ながら誰でもいいというわけではありません。
「自分がなぜ今回応募して、相手にとって自分に仕事を任せるメリットは何なのか」
これを提案文に具体的に盛り込める人は強いです。
絶対に強い営業文というのは存在せず、いかに相手のニーズに寄り添った提案ができるかというのがキモです。
ポートフォリオがない
そして多くの場合、ポートフォリオがないと判断基準そのものがないので、選考する方としてはポートフォリオを示してくれる人を優先します。
もしも現時点でポートフォリオがないという場合は最優先で作るべきだし、一度作ったからといって安心せず、新しい技術を学んだらすぐにこのポートフォリオに転用できるように自分の履歴書だと思ってどんどん更新していってください。
料金表がない
あまり多くの人がやっていないのですが、料金表を作るというのはかなり効果のある方法です。
なぜかというと
- 単価感が一目でわかる
- どれくらいの作業にどれくらいの報酬が必要なのか、クライアント側が把握できる
- これがあるだけでちゃんとビジネスをしているように映る
- そもそもやっている人が少ないからそれだけで差別化になる
などが挙げられます。
実際の作業の内容によって報酬は大きく変わってくることが多いと思うので、あくまで目安としてみていただければOKです。
また必ずしもこの料金表に乗っ取らなくてはいけないというわけではないので、最初は安めの金額で提案しておいて、お互いの信頼が構築できた後に単価の交渉をしていくというのが順当な手順です。
アイコンがデフォルトのまま
SNS でもクラウドソーシングでも同じですが、アイコンがデフォルトのままだと相手に不審がられたり心配されても不思議ではありません。
「ちゃんとしてる感」
を出すためにも1枚くらいはジャケットを着たちゃんとしたプロフィール画像を持っておきましょう。
個人的な体感ですがここでスーツを着ていると比較的印象がいいイメージがあります。
紐づいているアカウントにネガティブな情報がある
例えばTwitter上で仕事を募集している時に DM で応募するというシチュエーションの場合、
十中八九クライアント側は応募者のプロフィールを見に行きます。
そしてそのまま過去のツイートを見ることも多いはずなので、日頃からネガティブな発言をしたり、誰かを批判するようなことをしてる人は要注意です。
そもそもネット上で誹謗中傷などをする行為を僕は全く理解できませんが、こういうことをすると必ず自分に帰ってくるということを意識したほうがいいと思います。
まとめ
駆け出しの頃だからこそやりがちなミスをまとめてみましたが、逆に有効な手段として自分よりも少し前に進んでいる人の真似をするのが、最も有効な手段です。
この時に、遠すぎる人を参考にしてもあまり参考にならないので注意しましょう。
なぜ彼は案件を取れて自分は取れないのだろう?
クライアントが求めているものはなんだろう?
ここを考えることによって、 発注者側の立場に立ち、 報酬という対価をいただきながらサービスを提供できるようになります。
そして最初がいつでも大変なので、焦らずに着実に、一歩一歩進んでいってください。
それでは!