副業は3ヶ月耐えるとグッと結果が出る話【最初が一番しんどい】

みなさんは、副業、してますか?

または、もしあなたがフリーランスだとしたら、毎月コンスタントに結果を出せていますか?

もしもまだ始めて数ヶ月経っているのに収益が出ていないとか安定していないという場合は、単にスキルの問題ではない可能性もあります。

特に何かを始める時は、最初が一番大変でスムーズにいかないことも多いです。

今回は「最初が一番大変なので挫けずに頑張って欲しい」という思いも込めて、副業を始めたてやフリーランスとして独立した後の最初の3ヶ月は1番辛いという話をしていきます。

初月の収益:ほぼゼロ

先日こんなツイートをしました。

ちなみに僕の初月の収益はほぼゼロでした。ほぼ、というのはトライアル案件をぽろぽろもらっていたので数千円程度の収益はありました。雀の涙。

「ゼロから動画編集」という、

” 動画編集なんてやったことない素人がどれぐらいの時間でどの程度までできるようになるのか “

という企画を一人で初めて、それが僕の動画編集 & YouTubeデビューだったのですが、その第4回でもお話ししている通り、案件の獲得そのものは比較的早かったです。

具体的には動画編集を始めて3週間で継続案件をゲットできた・・・かに思えたのですが。。。

これは残念ながら結果的にぬか喜びでした。

最初に少しやり取りをしただけでそのクライアントさんとの仕事は終了しました。

というか、向こうから連絡が来なくなりました。

どうやら企画がうまく前に進まず撮影が頓挫したらしい…。

こうなってくるともう新しいクライアントを探すしかありません。

そもそもの話、ひとり / ひとつのクライアントから安定して収益を立てるというのは危なすぎます。

これは極端な例ですが、月5万円のやり取りができるクライアントさんが4人いて、コンスタントに20万円を稼げる方が、一人との取引がなくなってもまだ15万あるので生活はなんとかなるはずです。

太客を見つけるまでが大変

ただ、普通に考えて一人のクライアントさんから月5万円稼ぐっていうのはなかなかに難しいですよね。

大きく稼ごうとしたら、

  • 数をこなすか
  • 大きい案件を少ない本数で回すか

の2択しかないので、時間軸で考えると最初は案件が獲得できず収益も安定しないという状態は往々にして起き得ます。

なかなかできるものではありませんが例えば大企業の案件で継続してくれそうな気配を感じたらすべてのリソースをつぎ込んで「絶対得意先になってやるぞ!」という気合いで臨む精神は必要かもしれません。

僕は結果的にこのパターンで太客をゲットできました。

広告の出稿をメインの事業としている会社の半専属動画編集者のような形で、最初の方は仕様書にのっとって動画編集をしていく末端の作業車でしかありませんでしたが、現在では信頼を勝ち取り、まとまった金額を渡されてディレクション業務からお願いされるケースもあります。 

ただこれも月の決まったタイミングで決まった金額を渡されるわけではないので、まだまだ僕自身安定という点では課題が残ります。

太客に育ててもいい

または今一緒にやり取りしているクライアントを太客に育てるという選択肢もあります。

フリーランスとして働く場合、実際の作業時間だけでなくクライアントとの折衝やコミュニケーションの量も多いので、そこにリソースが割かれがちになりますが、この負担は仕事を重ねていくごとに減っていきます。

これは発注する側も受注する側も仕事がスムーズになってコミュニケーションコストが減ればそれだけ各々の業務に集中できるので単純に効率化に繋がり、生産性が上がります。 

ここまで最適化された段階で発注している作業者に離れてしまわれては、またイチからのスタートとなり、クライアントは新たな人材を探すとなると時間も教育コストもかかるため望ましくありません。

この段階まできてようやく値段交渉ができるかな、というところです。

いただいている金額にすでに満足しているなら余計なことはしない方が吉ですが、自分の労働の対価として見合ってなければ交渉の余地はあると思います。

もしくは自分の現在の実情を伝え、新しい事業の提案をしたり、クオリティアップを保証するので報酬を上げてほしい旨を相談したりすることは有効な手段です。

しかしこれもやはり、この段階に至るまでに数ヶ月の時間を最低でも要するでしょう。

まとめ

僕の知る限りで、ですが

あっという間に稼げるようになる人なんてほとんどいません。

いても天賦の才能か、ビジネスのセンスが相当いいかどちらかでしょう。

誰もが最初は、技術も低ければノウハウだってゼロに近い状態からスタートして、実務を通して少しずつ成長し、それにつれて単価も上昇していく、という流れを辿るはず。

また人と出会う機会を作るのにも時間が必要なので「最初からいきなり」というのはよほど特異な例を除いてありません。

「最初が一番しんどい」

というのを知っておくのといないのでは、精神にもたらす影響がかなり変わってきます。

今、全然結果が出ていないとしても、悲観せずに「とにかく続けよう!」という気持ちを持って少しずつでいいので前に進みましょう。 

それでは!