MacBookユーザー必見!USB-Cハブのオススメな使い方と注意点

ルイ

MacBook ユーザーの皆さんは USB Type C のハブを使っていますか?

最新の Mac book Air のモデルでは USB Type C のポートは2つになりましたが、かつて MacBook Air よりも薄く軽い躯体だった Macbook にはなんと1つしか搭載されていませんでした。 

1つだけだと充電したらもう埋まってしまうし、2つあっても不十分ですよね。

僕が使用している MacBook Proには4つのポートが搭載されていますが、 それでも足りないくらいの使い方をしています。

そこで今回は MacBook シリーズのユーザーへ向けて、拡張性バツグンの USB Type C ハブの魅力をお伝えしていきたいと思います。

パソコンの使用用途

パソコンの使用用途は人によって千差万別かと思うので、まず僕のパソコンの使い道から明らかにしていきたいと思います。

僕は現在、映像制作・動画編集などの仕事フリーランスで請け負っており、パソコンがないと仕事になりません。

少し前であればノート PC には耐えられる処理ではなく、デスクトップ PC の使用が前提となっていましたが、現代のノートパソコンはとても高性能のものが多く、自身もほぼ最高スペックの MacBook Pro 16インチモデルを使っています。

※下記リンクのMacBook Pro 16インチモデルはスペックが僕が使っているものと多少違いがあります。ご注意ください。

映像関係で PC を使用しようとすると、とにかく付随して必要なものが多くなります。

まず扱うデータの大きさも数も半端じゃないですし、ノートパソコンの画面1つでは効率も落ちてしまいますのでサブモニターはほぼ必須となります。 

またクライアントワークでは過去に取り扱った案件のデータを保存しておくのもマストとなるので、外に逃がしておくための HDD や SSD は常に接続しておくのがベター。

こういう使い方をしていると、4つあるポートでは不十分になってきます。そもそもひとつは常に充電用で塞がってしまいますし。

オススメのUSB-Cハブの使い方

ではここから具体的に USB C ハブをどのように使っているか触れていきたいと思います。

使用しているハブのスペック

ちなみに僕が使っているハブはこのようなタイプです。

拡張性は

  • USB 3.0 × 3ポート
  • USB Type C 差し込み口 × 1(充電用)
  • SD カード差し込み口 × 1
  • HDMI ポート × 1

という仕様になっています。

この中で使っていないのは SD カードの差し込み口のみです。

マウスレシーバー

まず、 USB 3.0 の差し込み口の一つはワイヤレスマウスのレシーバーを挿入しています。

映像の仕事をしているとゲーミングマウスは効率を上げるのにかなり役に立ってくれるので、もはやなくてはならない存在です。

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しかしこのハブを使う前は USB Type C の端子から microUSB への変換ケーブルを使ってレシーバーに接続する必要があったので、ケーブルの取り回しもかさばるし、抜き差しがとても面倒でした。

ところがこのハブを使ってレシーバーを経由させればスペース的にも全く場所を取らず、かつ USB Type C のポートは空けたままにできます。

USB↔︎ライトニングケーブル

2つ目の USB ポートはライトニングケーブルをつないでいます。

これは主に

  • iPhone
  • AirPods
  • iPad

を充電するときに使います。

外出の時もハブと一緒にまとめて鞄の中に放り込んでおけば、いざ携帯の充電が切れそうになった時も活躍してくれるので重宝しています。

外付けHDD / SSD

3つ目の USB ポートは外付け HDD に常時接続。

冒頭でも少し触れた通り、大きなファイルデータのものをたくさん扱うので、外に逃さずにずっとパソコンの中で止めておこうとするとすぐに限界が来てしまいます。

パソコン本体に大きなデータを長時間置いておくとトラブルの原因にもなるので、バックアップを常に取りつつ、終わった案件のデータはすぐに外に出すようにします。

 HDD を使うたびに抜き差しするのをとても面倒ですが、このように差しっぱなしにしておけばバックアップの取り忘れも無くなります。

HDMIケーブルでサブモニター

個人的に HDMI ポートがついているのはとても大きなポイントで、このハブを購入する前は片方が USB Type C、 片方が HDMI ポートになっているケーブルを使用していましたが、これもやはりハブにさしっぱなしにできるのはメリットが大きいです。

単純に「本体の周りのケーブルが少なくなる」というのもそうですし、1つのハブで配線を完結することができるのでデスク周りがかなりすっきりします。

USB-Cハブの注意点

とても高機能で便利な USB-Cハブですが、いくつか注意点もあります。

電力が足りなくなることがある

それは電力不足です。

映像の書き出し中

映像の仕事をしていると、高度な処理を必要とする機会に多く遭遇しますが、パソコンに直接充電器を差し込んでいるのとハブを経由するのでは電力の供給の度合いが変わってきます。

特に仕上げた映像を書き出している間の時間は充電ケーブルをさしているにもかかわらず充電は減っていきます。

もちろん数時間程度だったら耐えられますが、仮に多くのデータをまとめて一気に書き出しする際などに長時間にわたって書き出しが必要となるともしかしたら途中で充電が切れてしまうかもしれません。

iPad Proの充電中

また、充電に多くの電力が必要となる iPad Pro を充電する時も、パソコン本体の充電を消耗してしまいます。

僕は最近2020年モデルの12.9インチ の iPad Pro 購入したのですが、これを使う前の第1世代 iPad Pro 9.7インチの充電は問題なく行えていました。

使用するデバイスの組み合わせによって電力が足りているかどうかを確認する必要があるというのもハブを使う上での注意点となります。

まとめ

便利なだけでなく物理的な負担を軽減してくれる  USB Type C のハブですが、使用用途や環境によって選ぶべきものが変わってくる点に注意してください。

僕はまだ使用したことがないのですが、パソコン本体の側面2つのポートを使って拡張性を広げられるハブも出ているので、それだったら上気した電力不足も解消してくれるかもしれません。

機会があれば購入して使用してみたいと思います。

それでは!