【会社員時代から激変】フリーランスになってからストレスが激減した話

ルイ

皆さんは日頃の仕事を通して、ストレスは感じていませんか?

仕事をしている以上、どんなに規模が小さくてもほぼ必ずと言っていいほど人と関わらなければいけません。

心理学者として有名な、かのアドラー曰く、

「人が抱えるあらゆる問題は人間関係から起因する」

とまで言い切っています。

※個人的にこの言葉に絶望したというよりかは腑に落ちたという感覚が近く、有名な著作「嫌われる勇気」は人生の価値観を変えうるをほどの大きな力を持っているので、興味がある方は是非読んでみてください 


今回は自らの経験に基づいて、週休2日の会社員時代より、現在の休みはないけど充実したフリーランスライフの方がストレスがはるかに少ないという話をしていきたいと思います。 

「今会社員だけど、ストレスがヤバい・・・」
「自営業、フリーランスになりたい・・・」

という人の参考になれば嬉しいです。

ストレスまみれの会社員時代

では、僕が会社員時代どういう状況で消耗してたかというところから触れていきます。

何社か渡り歩いていたのですが、アルバイトを含めて書き出してみると

  • ライブハウスでブッキングマネージャー
  • 飲食店のキッチン(イタリアン、居酒屋数軒、レストランの新規立ち上げ in カナダ、Bar)
  • 清掃関係の会社(1社目は現場、2社目は中間管理職)
  • 翻訳業務 in 台湾
  • 上場企業でマネージャー

ざっくりこんな感じです。

これらの仕事のほとんど全て、ストレスフリー = ストレスが全くない状態で働くということはほぼありませんでした。

例外的にあった期間はありましたが、そういう時間をえてしてすぐ無くなってしまうものです…。

ストレスの要因を考える

「仕事なんだからある程度ストレスがあるので当たり前じゃないか」

と言われたら正論過ぎてぐうの音も出ないですが…

諦めたくないじゃないですか!

もしかしたらストレスなく働く方法もあるかもしれないのに、思考停止して「仕事なんてそんなもん」って諦めるの、ダサいじゃないですか。

やってもないのに諦めることはしたくなかったので現在も僕は模索していますが、ではこれまでの仕事でどのポイントでストレスを感じていたのかを考えてみます。

人間関係

とにかく一番大きいのがこれ。人間関係。

一緒に働く人は、自分が雇われる側である限り、基本的に選べません。

特に、密接な距離で仕事をしていかなければいけない上司なんかが嫌な奴だったらもう…最悪です。

冒頭でも紹介したアドラーの言うことが染みますね。 

人生の問題のほとんど全てが人間関係に起因しているというのは、本当にその通りだと思います。

仕事自体が楽しくない

そもそも自分が取り組んでいる仕事自体が、自分の性格や適性にあっていないということもあります。

人と話すのが苦手な性格なのに営業の仕事は辛いでしょうし、手先が不器用なのにテクニカルな技術が求められる仕事は、先天的な特性を加味しても難しいはずです。

「自分に合っているかどうかは分からないが、とにかく楽しいから好きだ!」

と言えるとしたら、それはとても素敵なことです。

でも実際問題は多くの人が「好きでもない仕事を、生活のためにこなしている」という事実があると思います。

通勤で消耗

これはフリーランスになって移動がほとんどなくなってから気づいたことなのですが、今思うと

「よく毎朝あんな尋常じゃない満員電車に乗って一時間半もかけて毎日通勤していたな・・・」

と愕然とすることがあります。

特に僕の利用する鉄道は異常な乗車率を誇ることで有名です。

こんなんじゃ会社に行くだけで一苦労。着く頃にはもうヘトヘトです。

給料は固定

そして頑張って職場について仕事こなしても、毎月の給料はほとんど一緒。

頑張っても頑張っても、良くて数万円の昇給があるくらい。

「長い目で見たら小さい額ではない」

と言う人もいますしそれは確かにその通りですが、明らかに副業でも始めた方が得られる知見は広がり、収入は目に見えて伸びます。

現在の改善された状況

それでは現在、フリーランスになってみて上気した消耗していたポイントはどのように改善されたのでしょうか?

人間関係は自分で選べる

まず一番大きな問題だった人間関係は自分である程度選ぶことができます。

そもそも会社員ではないので、コントロールができない領域から仕事や注文が飛んでくることはありません。

その上、その仕事をするかしないかの判断も自分で下せますし、もしも信頼できない、人としてどうしても好きになれないという場合は最悪の場合自分で以降の取引を取りやめることもできます。

実際問題、あくまで「ビジネス」なので、全てにおいて好き放題やれるわけではありませんが「自分で選択できる」という選択肢があるのとないのとでは精神衛生に与える影響が大きく異なります。

仕事と趣味・遊びの境界線が曖昧

仕事の内容も「生活のため、お金のためにやろう」というのもよし、「面倒くさそうだからパス」という選択もできます。

僕もフリーランスになりただの時は「とにかく経験を積まなきゃ」という思いで全ての案件に必死で取り組んでいましたが、現在では余裕が出てきて、あまりにも作業量が多いとか、割に合わない仕事、単純作業すぎて自分のスキル向上に全く繋がらない案件は断ることも出てきました。

移動時間ゼロ

毎日満員電車に乗って通勤する必要もありません。

これは自分が想像していた以上に影響が大きく、単純計算で往復分の時間が他のことに充てられるようになりましたし、移動で疲れて消耗して生産性が落ちるということもなくなりました。

これに関しては「オフィスに行かないと仕事をする気にならない」や「家だと集中できない」という人もいるので一概には言えませんが、

普通に考えて満員電車に乗りたいと考える人いませんし、すし詰めの車内でできることなんて限られています(というかほぼ何もできません)。

頑張った分だけ報酬が増える

収入の面でも、自分が頑張った分だけ金額という形で返ってくるので、単純にモチベーションが上がります。

また「どうやって無駄を省いて効率化するか」がライフラインに直結してくるので、自走力もつきます。

これについても「毎月固定給をもらえる安心感」を優先する人もいるでしょうから、良し悪しの問題ではありませんが、僕の場合は「やった分だけ返ってくる」というスタイルの方が自分の性格に合っているようです。 

まとめ

最後にとても重要なことをことわっておきたいのですが、

僕は「会社員という働き方」を絶対に否定しません。

日本をとても便利な国で、あらゆるサービスが揃っています。

それはひとえに、働く人のおかげです。誰かの仕事で成り立っていることです。

ただ単純に、会社員として働くのか、個人事業主やフリーランスとして働くのかは、性格と仕事の内容との相性の問題です。

どちらも一長一短。

メリットデメリットがあるからこそ、強み、弱みも全然違います。

これを読んでくださってるあなたが現在何歳でも、仕事のスタイルの追求に終わりはないはずです。

自分に合った働き方を見つけてみてください。

それでは。