なぜお金を稼ぐのか冷静になって立ち返ってみた【雑記#11】

なぜ仕事をするんだろう。

なぜ働いて、お金を稼ぐんだろう。

人によってその手段や金額や方法はバラバラだけど、ほとんどの人に共通して言えるのは仕事をしないと生活していくことができないと言うことだ。

どんなに仲の良い間柄でも結局他人の事は把握しきることはできない。

でも、僕自身はどうだろう。

なぜ仕事をしてお金を稼ぐのか。そのお金はなんのためなのか、今更、立ち返ってみることにした。

生活のため

何よりもまず、生活のためだ。

生活をするにはお金がいる。

家賃、保険、食費、通信費、税金…

自給自足の生活でもしていない限り、生きていくだけでお金がかかるのが現実だ。

まず毎月必要な、生きていくのに最低限の金銭がないと、最悪飢えたり、健康に支障をきたす要因となってしまう。

やりたいことのため

そして、娯楽。

誰しもだ好きなことがあるはずで、それが僕の場合だったら、バンドや、ゲームや、新しいガジェットを買ったりすることも好きだし、生活が便利になったり、心を豊かに保つためには、こういう消費も生じてくる。

なくても死ぬことはないけど、毎月「生きていくのに必要な資金」だけを稼いで終わるような、俗にいう “そのひ暮らし” な生活は、あまりにも辛い。

だから趣味や娯楽という欲求をかなえるために、お金が必要になる。

リスクヘッジのため

ここからは未来のことについて。

今現在はお金のやりくりに困っていなくても、ずっとその状態が続くわけじゃない。

いつか体は老いて、今のように働いたり、思考することはできなくなるし、そもそも今の収入源を、近い将来失うことになるリスクはゼロじゃない。

今見えていないだけで、そういうことがすぐ起こっても不思議じゃない。

災害や病気など、一時的に仕事ができなくなっても、しばらくは生活できる最低限の金銭は必ず必要だ。

将来の目標のため

長期的に考えて「自分はどう生きていきたいのか?」というテーマに目を向けると、これもどう考えてもお金が必要。

では、僕の人生をかけた目標は何かというと

  • 好きな場所へ、好きな時に行き
  • 会社や組織に縛られることなく
  • 家庭を持ち、健康に暮らすこと

この3つが最も大きなゴールだ。

最初のふたつに関しては、最近その基盤が整いつつあり、小さく撒いてきた種がようやく少しずつ芽を出してきたような感触がある。それでもまだ不十分だ。

そして最後のひとつ、これは僕だけの問題ではなくなってくる。

家庭を持ち、子供もできるのなら、大学を出て社会に出るまでに必要なお金は確保しておかなければいけないし、本人のしたいことや教育に対し、お金があるに越したことはない。

「家族や子は欲しい。でもお金はない」という状況はあり得ないので、自分の環境が整って収入が安定したら、プラスアルファが発生した分はさらなる高みへと登るために投資をしないと、いつまで経っても変わることなんてできない。

新しいことに挑戦するため

要するに、自己投資も惜しまないということだが、もちろんこれにもお金が必要で。

新しいことを始めたり、先人に知恵を求めるのにも多くの場合、金銭のやりとりが発生する。

そしてその投資分は、ちゃんとリターンが見込めないと(数字上は)損失になってしまう。もちろんノウハウは蓄積されるので、経験値にはなるし、貴重なデータも取れるのだけど。

留学をするのにも、新しいスキルを身につけるためにも、やっぱりお金。

こういう、新しいことに挑戦するために稼いでいる部分は大いにある。

不安を取り除くため

例えばもし、10億円の資産があったら?

使おうと思えばすぐに使えるかもしれないが、人並みの生活をしていてちょっとした消費があったとしても、痛くも痒くもないだろう。

10億円が大袈裟なら、20万円の不労所得があったらどうだろう。

これで、時として人生の大部分の不安要素である「お金の心配」がなくなる、軽減されることは間違いがない。

「何かあった場合、今の状況ではどうすることもできない」

という状態が、つきまとう不安に繋がり、結果的に人生幸福度に影響したり、精神を健全に保つことができないという部分に繋がる。

これを払拭してくれるにも、仕事をして、お金を稼ぐというプロセスが必要になる。

まとめ

これは僕の個人的な見解だが、お金には大きく2層の側面があって、それは

「生きていくために必要なお金」

と、

「なくても死ぬことはないが、人生を豊かにするためのお金」

のふたつだ。

今は、戦時中でもなければ、恐慌も起きていない。となると、ひとまず一つ目のレイヤーに位置するお金は確保できれば死ぬことはない。

でも常にギリギリで、先の見えない状況で生きていかないといけないというのは、あまりにも辛い。

そういう状況に置かれたくないから、もっと言えば、美味しいものを食べたり趣味を楽しんだり、好きなことをするために、目標を実現させるために、僕は仕事をしている。

この部分がブレてしまえば人間はあっという間に堕落するし、そうなると満足のいく時間は送れない。

人生は一度きりだ。取り返しのつかない要素も、そこら中に散らばっている。

そういうのを避けて、自分の生活を少しでも豊かにするために、僕は今いろいろなことをしていて、これからもしていくのだと思う。

さーて、明日も頑張ろう。

全ては理想とする生き方のために。