こんにちは、ルイです!
最近、僕が映像関係の仕事をしているということを知った友人たちから
「興味があるんだけど、動画編集教えてくれない?」
と聞かれる機会が増えました。
勉強の方法は人それぞれで、性格や適性によっても左右するので一概には言えませんが、僕なりにこれまで実践してきた方法、また現在まで続けている勉強方法を紹介していきたいと思います。
フリーランスとしてクリエイティブな仕事を扱うようになって半年弱ですが、月商で言うと40万円近くに届くようになってきたので、再現性が全くないということはないと思います。
目次
動画編集における優先順位の決定
まずは動画の編集をするときにどの工程が一番大事なのかということを考えていくことで、最短効率でスキルを身につけることができます。
これは扱う案件や個人の考え方によっても左右されると思うので盲信はしないでいただきたいのですが、昨今案件が急激に伸びている YouTube の編集における優先度ということで説明していきます。
カット
個人的な意見ですが、一般的な動画編集において一番重要な編集要素は、カットです。
映像、音楽、演説、あらゆる「いい作品」と呼ばれるものはどれも、適切な “間” が取れています。
動画の編集というのは時間軸に素材を並べて更生していくのですが、これは
「自分の意思で間をコントロールできる」
ということを意味します。
ツールバーからカットするツールを選んでクリップの上でクリックをするだけの単純な作業ですが、間をきちんと測れるセンスがないと台無しにしてしまいかねません。
逆に、コンテンツ=内容さえしっかりしていれば、カットしかしてない動画でもコンテンツとして十分成立します。
もうちょっと深掘りして話していくと、素材=クリップを配置する時に、テロップを重ねるにしろ効果音を乗せるにしろ、カット編集は「話始め」を頭にします。
ということはこのアタマがずれていると、話し始めに出てこなくてはいけないテロップや、同じタイミングで鳴らなければいけないSEのタイミングもずれます。
間をコントロールすることがその後の編集も楽にしてくれるのです。
テロップ
次に、テロップです。
テロップについてはテレビなどを見ていてもその重要性を明らかかと思いますが、これは思っている以上にセンスが問われ、動画そのもののクオリティ:第一印象に直結します。
テロップの役割というのは動画によって違います。
多くは聞き取れないもの、文言だけ聞いても内容がスッと理解できないものに対して注釈をつけたりなど補填的な役割を果たすことが多いですが、チョイスする色、ストローク、シャドウ、フォントによって雰囲気・印象をガラッと変えることができます。
意図した効果を生むことができるようになるまで、長い時間をかけて研究する必要がありますし、突き詰めるとデザインの素養も求められます。
SE・BGMなどの音響効果
次に聴覚から得られる SE や BGM などの音響効果です。
SEは視聴者に飽きを感じさせない効果を与えますし、BGMは雰囲気に合った的確なものを選べば没入感を生み出せます。
YouTube という広大なプラットフォームを探検していると、このSEやBGMを効果的に扱えていない動画がものすごい量あります。
選曲や効果音が雰囲気に合ってない、音量差がおかしい、タイミングがずれている。
これらの要素が積み重なると、たとえ一つ一つが小さなものでも、結果的に「安っぽい」仕上がりになってしまいます。
画角・スケールの変化
最後に画角・スケールのコントロールです。
僕は編集の勉強を始めて自分でも自分の動画を編集するようになってから、しばらくこの編集工程の重要性に気づくことができませんでしたが、
「面白い、この動画!」
と思う動画はたいていこの要素が含まれていると言っても過言ではないでしょう。
それだけちょっとしたズームや強調は大きなインパクトを与え、トランジションなどの記事エフェクトなんかよりもはるかに大きな効果を生みます。
まとめ
今日あげた4つの編集工程については誰しもが必ず習得するテクニックですが、基本的だからこそ奥がものすごく深く、突き詰めようと思えばそれだけで膨大な時間を要します。
基礎を固めずに小手先の技術ばかり重ねていっても、結局薄っぺらいものが出来上がってしまいます。
洗練された作品は最も重要である基礎部分がしっかりしているから成り立っているということを忘れずに、勉強を進めていってみてください。
それでは!