一歩踏み出す勇気を得る ” 自己洗脳 ” のすゝめ

みなさんは自己洗脳という言葉になじみがありますか?

誰しもが新しいことに挑戦するときや、困難に直面したときなど、自分を奮い立たせたいタイミングがあると思います。

そんなときにおすすめなのがこの自己洗脳というテクニックです。

今日は自己洗脳を上手に用い、マインドブロックを外し、今年2度のハードルを下げるマインドセットについて話していこうと思います。

自己洗脳とは

自己洗脳という言葉自体は比較的新しい言葉で、それまでは自己暗示と言う言葉が一般的に使われてきました。

「暗示」という言葉でウィキペディアで検索してみるとこのような定義付けがなされています。

暗示(あんじ、英: suggestion)は、言葉や合図などにより、他者の思考、感覚、行動を操作・誘導する心理作用のことをいう。暗示にかけられた者は自然にそうなったと考え、それが他者による誘導によるものであることに気が付かない。特に催眠状態において暗示は最も効力を発揮する。

暗示は睡眠不足や過労状態にあるとき特にかかりやすくなるほか、先天的気質によってもかかりやすい人とそうでない人がいるという。
自分で自分にかける暗示を「自己暗示」という。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%97%E7%A4%BA

このように自分で自分を鼓舞したり「自分は必ずできる!」みたいに奮い立たせる時に有効なテクニックで、その効果はメンタリストDaigoさんの折り紙付き。

方法を間違えてしまうと逆効果になってしまう危険性も孕んでいますが、正しい局面で使うことでその真価を発揮することも往々にしてあります。

自己洗脳が有効に働くタイミング

では具体的にどういうタイミングでこのテクニックを使うべきかを解説していきます。

新しいことに挑戦する時

「やろうかな、どうしようかな」

そう考えている時はメリットやデメリットをもちろん考えた上でもなかなか決断できず、前に進めない時があると思います。

そういう時にこの自己暗示テクニックを使うと

「どんな結果になってもいいからとりあえずやってみよう」

とか

「 ファーストチェス理論でも言われているように悩んだところで時間を浪費するだけだ」

といった具合に自分に言い聞かせることで決断のスピードを早くしたり、迷いを消し去ることができます。

困難に直面した時

また困難に直面した時もプラスの方向に働いてくれます。

一見難しそうなことが目の前にずらりと並ぶと、人を普通ひるんでしまい、モチベーションが下がったり気が滅入ったりして、なかなかやる気が出なかったりすることがあるかと思います。

こういう時にも

「これを乗り切りればもっと成長できる」

とか

「他の人にもできるんだから自分にも出来るはずだ」

と言うなるべく具体的な言葉で自己暗示をかけることによって「失敗したらどうしよう」というネガティブな考え方を心の中から消し去ります。

普段のマインドセットを良質に保ちたい時

またこれらは重要な局面だけでなく普段の生活を改善する考え方にもなり得ます。

「〇〇な人は△△だ」

みたいな考え方はレッテル張りになってしまうとマイナスポイントも多く人の悪い部分ばかりが目についてしまったりすることもありますが、そうではなく

「自分は逆境に強い人間だ。チャンスを生かすのが上手い」

と日頃から考えていると、実際に逆境に追い込まれた時に底力を発揮したり、目の前を通りそうになるチャンスを逃さずに、きちんとつかむことができるようなマインドセットが構築できるはずです。

この考え方は当然逆の方向にも働くので、よくいる自称人見知りは、本来そんなこともないのに自分で人見知りだと思い込むことによって、対人コミュニケーションにマイナスの影響が出てしまうという現象です。

自分を卑下するのではなく自信を持つためのきっかけにできるように上手に活用していきましょう。

まとめ

自己洗脳を行うことで困難な局面を打破するということだけでなく、普段から生産性の高いマインドセットを持つことができます。

つまるところ自信のある人が最強なので、いちいち細かく考えすぎたりせずに

「なんとかなるだろうという」気楽さも持ち合わせて思い切って行ってみることが肝心です。

これから何かを新しく始めようという方、もしくは今現在何かしらのこんなに勅命しているという方、是非この方法を試してみて強い自分を手に入れてください。

それでは!