みなさんは自分の限界がどれくらいか、把握していますか?
限界とひとこと言ってもいろいろあります。
- 仕事の限界
- 体力の限界
- スキルの限界
- お酒の限界
などなど…。
いずれにおいても「自分の限界を知ること」はとても大事なことです。
今回はその重要性と、限界を知るための方法を紹介します。
目次
限界を知ることの重要性
自分の限界を知らないことは、時として生活や仕事に大きな悪影響を及ぼします。
仕事・スキルの限界
「自分がどこまでできるか」
という限界を知ることは、即ち”自分のキャパシティを知る”ことと同義です。
このキャパシティを自分で把握していないと、請け負えない仕事を抱えてしまったり、できもしない案件を持ってしまうことに繋がりかねません。
仕事のしすぎで体調を崩してしまう、というのは誰もが経験あることと思いますが、これはまさに「自分が自分の限界を知らないから起きてしまう状況」です。
何度も繰り返すことで自然と
「あ、これ以上やったらやばいな」
という感覚が掴めるようになります。
体力の限界
これを自分で把握していないと、本当は限界をとうに超えているのに無理をしすぎて体調を崩してしまったり、予期せぬところでパフォーマンスが落ちてしまったりします。
先述した”技術的な意味で自分にできることの限界を把握する”部分と密接にリンクしています。
つまり理想的なのは
身体への負担はかけずに、最短効率でタスクを完了する
というスタイルですが、いざ仕事を前にしたときの、自分の「これくらいの工数・時間で終わらせることができるな」という見積もりにどれだけ誤差を生まずに完遂できるかがポイントとなります。
また、想定できる”トラブルが発生する可能性”も加味する必要もあるので、その目を養うのには多くの時間が必要です。
お酒の限界
社会人になってから意外と多いのが、このお酒の失敗。
自分で飲める最大量を自分で把握していないと、目上の人にやらかしてしまうなど、一大事になりかねません。
※ちなみに偉そうに書いてますが筆者はお酒の失敗が数えきれないほどあります…が、失敗から学んだおかげで最近はめっきり減りましたし、30歳にしてようやくお酒と上手に付き合う術を身につけつつあります(頭が弱いので時間がかかりました…)
限界を知る唯一の方法
それではどうやってこれらの限界を知るのか、具体的な方法はひとつしかありません。
それは「限界まで挑戦すること」。
仕事も体力もお酒も、全部キャパシティの問題です。バケツや皿が大きければ、より多くのものが入るのと同じ。
自分自身で実際にやってみて、場数をこなし、限界値を押し上げていくしかありません。
「もう無理!」となる地点まで、やってみてください。
ちなみにことお酒に関しては、家族や仲の良い友人が周りにいる状態で飲む練習をしながら、どれくらい飲めるかと言うのをあらかじめ把握しておきましょう。
でないと、社会人初めての忘年会、部長に悪態をつき・・・なんて状況になったら文字通り
目も当てられませんw
そうならないように、チャレンジできる環境をつくった上で挑みましょう。
限界まで何度も到達すると、ハードルが下がる
常にキャパシティぎりぎりで
できればしんどい思いをせずに、なんとなーく作業したり仕事に取り組みたいものですが、それはそれで効率がいつまでたっても上がらなかったりします。
しかし先程述べたように常に限界に挑戦するスタンスで挑戦すると、限界まで挑戦することに対するハードルが下がりますし、限られた時間の中で最大効率化するための“最適化するスキル”も身につきます。
これに関しては多少キャパオーバー気味の方が早く目についたりもします。
新しい挑戦は常に限界突破
特に意識をしていないかもしれませんが、新しいことに挑戦する時は、人はいつでも限界突破をしています。
なぜなら、反対の状況、つまり
現状維持 = 何も新しいことをしない
ということだからです。
現状維持の危険性については別の記事も執筆しましたので、参考にしてみてください。
現状維持は衰退の始まり?モチベーションを保ち意欲的に生きる考え方とは人は無意識に、理解の及ばないものを避けようとします。
知識や技術の及ばない部分に対して恐怖心を持ったり、自分の知識を棚に上げて最初は否定する人もいます。
これは「”知らないものに触れる”という行為はそれだけで負荷がかかる」ということを意味しています。
しかし日々進化している人が実際にそうしている通り、彼らは日ごろから新しいものに触れ続けています。
自分の限界を認識した上であえて負荷のかかる行動を選んでいるのです。
これを日常的にできるかどうかが、人生をより良いものにするための鍵になるでしょう。
まとめ
「限界」という言葉を聞くと、どうしても構えてしまいがちですが、実際は多くの人が日頃から経験しているのではないかと、僕は考えています。
そしてそれを可視化し、自分自身を鼓舞するエネルギーに変換するテクニックを併せ持てば、こんなに心強いものはないでしょう。
”自分の限界を知る”ということは”自分を深く理解する”ということとイコールです。
何ができるか、どこまでできるか。
挑戦し続けて、さらなる進化を遂げましょう!
それでは。