皆さんは最適化という言葉に馴染みがありますか?
感覚としてなんとなくわかっている人は多いかと思いますが、正しく理解し自分の環境に転用ができている人はそんなに多くないかもしれません。
今日は11月から始めた動画編集で2ヶ月以内に約6万円の売り上げを達成した際に感じた、最適化の恩恵やその方法を紹介していきたいと思います。
目次
最適化とは
まずそもそも最適化とは何なのか、ですが、ものすごく簡単にいうと
その時の環境をそれ以上良くすることができないくらいベストな状態にする
ってことです。
例えばあなたが受験生だとしたら…
習い事をしたり部屋にゲームや漫画があるという状況は好ましくないはずです。
この場合、受験に対して、環境を最適化するというのは ”無駄なものを一切排除し受験のことだけを考え、いつでも勉強ができる環境を整える” ということを指します。
また、インプットする情報に関しても取捨選択をする方がベターです。
自分自身を鼓舞するために同じ立場にいる他の受験生と情報や勉強方法を共有したり、ターゲットの似ている他の受験生とTwitterでフォローして刺激を与え合うといった方法も、最適化のうちのひとつです。
環境を最適化することによって得られる大きな恩恵
この環境で得られる1番大きな恩恵は…
結果が出るスピード
にあります。
これは与沢翼さんの書籍 “ブチ抜く力” にも書かれている考え方です。
要約すると「複数のことを手広く小さく始め、手応えを感じたものにリソースを全て投下し、素早く大きな結果を出す」というテクニックです。
ここでのポイントは ”環境を最適化してリソースを多く割かない限り、点として散らばっている情報が線で結びつかないままで、時間効率が悪くなってしまう”という点です。
最適化するための具体的な方法
ではここから、環境を最適化するために具体的な取り組み方について触れていこうと思います。
無駄を徹底的に排除する
先述した通り集中したいこと以外のことを考える時間を極限まで減らすことが必要です。
マインドセットももちろん大事ですが、マークザッカーバーグやスティーブジョブスが実践した方法として有名な “選択肢をなくす” といった思考もとても有効です。
例えば「朝ご飯は何を食べようかな」とか「今日はどんな服を着て出かけようかな」という選択肢があるうちは、悩み、時間を浪費してしまいます。
でも、例えばこんな風に無駄を削減できたら…
- 服は白いシャツ、ズボンはジーンズ、下着は全て同じ色
- 会食以外の食事は全て健康的な同じメニュー且つデリバリー
- 日用品は定期便などを利用し、自動化
- 家事はすべて代行
かなり多くの “無駄” を排除できるはずです。
1日5分の短い時間だったとしても1ヵ月に換算すれば150分、時間にして2時間半です。
その1日5分の短い時間を、よりクオリティーを上げるためのアイデアを練ったり、ちょっとした情報収集に当てたら、少しですが生産性が上がります。
言うまでもなく、やらないよりかはマシなはずです。
集中したいことだけを考える
そして無駄を排除した後は、自分が集中しようと思っていることだけに思いを巡らせましょう。
具体的には…
- そもそもそれはどういったビジネスモデルなのか
- どうやって人とお金が動いているのか
- 誰が稼いでいるのか
- マネタイズの方法はどれくらいの幅があるのか
- どうやったら効率が上がり、同じ時間で生産性を上げることができるか
- 本当に自分でやらなければいけない仕事か = 外注化できないか
- 自分と同じような環境で自分より稼いでる人はいないか
などなどです。
挙げ始めるとほんとにキリがありません。
リソースを割く必要性
ではなぜここまでひとつのことにリソースを割く必要があるのかというと…
ひとつのことに焦点を当てて取り組むことで短期間でその質を一気に高めることができるからです。
これは副次的に行っていては絶対に得られないスピード、結果です。
言い換えてしまえば、上記した無駄の排除はそれだけを考えるという行為は、ひとつのことに猛コミットする際に必然的に行わなくてはいけない工程であり、誰もが歩むステップなわけです。
誰もが違う立場があるので断定をするものではありませんが、経営者をはじめ、フリーランスや個人事業主であれば、多少のコストを払ってでも家事などの “自分ではなくてもできる作業” は全て自動化し、少しでも多く自分の事業に注力する方が、最終的に生産性も上がる可能性は大きいと言えます。
まとめ
特に最初のうちは、何も知らない状態からスタートするので、どういう風に進めていけばいいかわからず戸惑うことも多いと思いますが、勇気を持って後戻りできない状況を自分自身で作ってしまうことで、その分野でリソースを注ぎまくり、他の追従を許さないスピードで成長できるようになるはずです。
かくいう僕も、2ヶ月少し前に動画編集を始めた段階では、数ヵ月後に自分のチームを持ちディレクターになるなんて、頭をよぎったことすらありませんでした。
当時僕は滞在していた台湾で、やっと生活が軌道に乗り始めた状態でしたが、生活レベルを “食べることができるギリギリのところ” まで下げ、ひとつの仕事を放り投げてまで動画編集にコミットしたのは、今後の可能性を強く感じていたからです。
まだまだ僕も道の途中ですし、今後どうなるかなど分かりませんが、後悔をしない生き方をするためにも、今できることには全て挑戦してみようと思っています。
何かひとつでもできそうなことがあったら、ぜひ実践してみて下さいね。
それでは!