フリーランスのみなさんは、継続的に案件を獲得できていますか?
それとも、、、
「仕事がほしい…」
という状況に陥っていますか?
リソースの空き加減というのは、他者からは見えにくいものです。
もしもあなたが
「手は空いていてもっと仕事が欲しいけど、それを口に出すのは儲かってないのがバレて恥ずかしい…」
と思っているのなら、
考えを改めた方がいいかもしれません。
なぜならそれは恥ずかしいことではないし、人に言わないと他人は分からないからです。
今回は仕事を取ってくる上でとても重要な、”自分の状況を他者にアピールすることの重要性” について書いていきたいと思います。
目次
リソースの空き具合は常に知らせよう
あなたのリソースが空いているかどうかは、自分が思っている以上に周りからは見えづらいもの。
特に無意識下で忙しい雰囲気を作ってしまっていたりすると尚更です。
こういう立ち回りをしてしまうと
「本当は仕事を頼みたいけど忙しいから他の人にしよう」
と思われちゃう可能性もあります。
このまさに逆のことが起きた時の話をしようと思います。
リソースが空いているアピールをしたら仕事に繋がった話
ある日、いつもお世話になっているクライアントさんから連絡が。
どうやら彼の同業で同じように広告を出稿している方が、僕の編集した動画を気に入っていただけたようで、聞きたいことがあるとのことで連絡先を交換。
電話で動画編集の手法やSE・BGMのことを少し聞かれ、それに返答して、電話を切る流れになったのですが…。
これはどう考えてもチャンス。
その時僕は一緒に仕事をするクライアントがもう少し欲しいなあ、という状況でした。
話を聞いている限り、彼もどう考えても仕事を発注する立場の人間のはず。
「あの、お伺いしたいのですが、もし動画編集者をお探しできたら、僕に担当させていただけると嬉しいです!」
すると向こうから
「え?リソース空いてるんですか?是非お願いしたいです!」
と最高の流れに!
自分から言わないと把握してもらえない
人の紹介だったから、という要因もありましたが、彼は僕を “専属の編集マン” と思っていたらしかったので、その場で直接依頼をしなかったそう。
でももし彼が編集者に事足りていて内容にも満足しているなら、僕に技術的な相談はしてこないはずです。
仮にここで彼が編集者を探していない場合でも「僕今ならすぐに取り組めます」と伝えておくことで、さらに彼の友達や同業者で編集者を探している人に繋いでいただける可能性も出てきます。
仕事がないのは恥ずかしいことではない
そもそもの話ですが、フリーになって最初から順風満帆でいく人なんて全体の1%未満です。絶対。
誰しもが
「案件がなかなか獲れない、本当にフリーで食っていけるのかな…」
「このクライアントさんと切れたらどうしよう…」
といったことが頭をよぎったことがあるはずです。
むしろ、こういった不安な気持ちや不安定な状況を打破し、軌道に乗せたいと強く思うから、常に危機管理意識を徹底し、いつでも対応できる状況を作るために仕組み作りをしたり、より幅の広い案件を担当できるように新しいスキルを勉強していると思います。
仕事がないという状況は確かに不安だし、収入も得られず精神衛生的に良くないですが、こういう時こそ、勉強ばかりにならず、対外的に自分のリソースを公表することは有効です。
恥ずかしくないんだから
「今だったら即日納品できます!」
「誰かの編集、手伝わせてください!」
と積極的にアピールしていきましょう。
まとめ
惨めに感じる必要はありません。
自分から言わない限り、自分のリソースというのは相手に知ってもらうことはできないので、手が空いたらどんどん相手に伝えていきましょう。
相手が直接仕事を渡してくれなくても、誰かに状況を伝えておくことで、発注してもらえる人が見つかるかもしれません。
こういう部分もひとつの営業かなと思うので、常に一歩先を考えて人に伝えることをおすすめします。
特に仕事がなくなってから動いては遅すぎるので、今担当している仕事の終わりが見えたら、次の一手を先に打っておくのがベストです。
仕事がなかなか請けられず困っている、という方がもしいらっしゃったら、是非試してみてくださいね!
それでは。