ポートフォリオは常に更新しよう【フリーランス必見】

フリーランスとして仕事をしている皆さんは、ポートフォリオをどれくらいの頻度で更新していますか?

「1回作ったきりで全然更新していない…」

と言う方がもしいらっしゃったら、今からでも遅くないので更新しましょう!

言うまでもなく、ポートフォリオは自分のスキルを他者に売り込む際に指標となる、重要な役割を果たします。

今回はこのポートフォリオを更新し続けることで、営業時に案件獲得率を上げる可能性に繋がるということを書いていこうと思います。

ポートフォリオの重要性

ポートフォリオがどれだけ重要かは、日頃営業活動に勤しんでいる人なら既にご存知かと思いますが、一番最初に作ったきりで更新しない方も見かけることがあります。

しかし、現時点で胸を張れるスキルがあったとしても、営業された側にとって、どれくらい技術やスキルがあるかどうかはこのポートフォリオを見るしかありません。

特に、提示できる過去の実績がない場合はなおさらです。

更新の頻度

では、具体的にどれくらいの頻度で自身のポートフォリオ更新すればいいかというと

新しい技術を身に付けたら即反映させるべきです。

引き出しが多いに越した事はありません。

クライアントが求めているスキルをピンポイントで提示することができなくても、求めている領域のどこかにかすりさえすれば案件を任せてもらえる可能性は高まります。

ポートフォリオで選択肢を増やす

仮に複数のジャンルが折り重なってしまってごちゃごちゃしてしまうのであれば、違う趣向のポートフォリオを複数持っていた方が良いでしょう。

そのいずれかをクライアントの求めているものに沿って提示すれば、案件獲得率は確実に向上します。

例えば僕のやっている動画編集だったら、ポートフォリオ作成時にも

  • エンタメ系
  • ビジネス系
  • コスメ・美容系
  • 料理系
  • Vtube系

などとジャンル分けをし、その分野で著名な人のチャンネルにテイストを似せることで再現性の高さをアピールすることもできます。

そしてもし僕がそれぞれ趣向の違うポートフォリオを作成するとしたら、最後にそれを全てまとめたダイジェスト版を作り、何かに特化したスキルだけでなく編集技術そのものの高さもアピールします。

コストもかからず、手間もそこまでない

ここまでポートフォリオを更新する重要性を書いてきましたが、例えばこれをやるにあたってコストがかかるとか、一日かかってしまう要素があるなら別ですが、ポートフォリオのテコ入れ自体にはそこまでお金も時間もかからないはず。

つまり自分がアップロードしている原本をいじって、それを更新すればいいのです。

もしくは成長の軌跡を敢えて残すために、複数の成果物に自由にアクセスできるページを作成してそのURLを添付するのもいいでしょう。

やってはいけないパターン

相手に手間をかけさせるな!

これは本当に重要な部分です。そして多くの人がやってしまいがち。

募集している立場の人を考えると、ほぼ確実に多くの応募を受け取っていると考えられます。

その前提で自分のポートフォリオを送るなら、見てもらえないと意味がないです。

が、ワンクリックで見れるように工夫している人はあまり多くありません。

たとえば動画編集で最悪なのは、ギガファイル便で送ってしまうパターン。

ブラウザで閲覧する方法はありますが、普通は使わないですし、知っている人も多くない。スマホじゃ見れないし。

となると、わざわざダウンロードしなくてはいけない。つまりパソコンを持っていて、ネット環境がある場所でないと見れない上、保存領域を食わせてしまうことにもなるし、さらに最終的に削除までさせてしまうことになります。

ダウンロードしなきゃ見れないのはNG

提示しようとしているのが動画なら、YouTubeの限定公開がおすすめです。

リンクを貼ればワンクリックで再生できる上に、出先でスマホでも確認してもらうこともできます。

これが先述したようなウェブサイトに羅列してある形式にすると、自分の引き出しの多さをアピールできる反面、ターゲットがばらけてしまうのと、相手に選ばせる手間を与えてしまうという課題も生まれます。

こういった “募集者の立場に立ってものを考えられるか” というところから、選考はもう始まっています

なぜなら、誰も相手の立場に立って考えられない人に仕事を任せたくないからです。

まとめ

これからフリーランスになって営業して案件を獲得するぞ!という方、ポートフォリオの作り方もそうですが、それを最も効果的にアピールできる方法を常に考えてください。

相手の考える負担や、手間を減らせる方法を提示できる人は、どの業界でも重宝されます。

それをすることで自分に膨大な工数が降りかかるなら話は変わってきますが、ちょっとした処理で相手を楽させることができるなら、やらない理由はありません。

募集者は、応募者の視座の高さもきちんと見ています。

「自分が募集するなら、どんな人を採用するかな?どんなポートフォリオが送られてきたら、テンション上がるだろう?」

そう考えながら成果物の作成を行ってみてください。

きっと誰かに刺さるものができるはずです。

それでは!