読書の圧倒的なチカラ【テレビはやめて本を読もう】

ルイ

皆さんは月に何冊本を読みますか?

もし1冊も読まないと言うのであれば、少しでもいいので読むことをお勧めします。

読むタイプの本にもよりますが、基本的に書籍は知識やノウハウの宝庫です。

さらに自分のタイミングで読み進めることができるので、限定的な時間的拘束もなく自由度が高い。

・・・とここまでが前振りで、こんなことを偉そうに言っている僕も数年前はひと月に1冊も本を読まないという時期がありました。

タイミング的には20代半ば、仕事が忙しくて本を読む時間がないと言い訳していたのですが、どんなに忙しくても時間の作り方さえ工夫すれば本は読めます。
てか実際忙しくなかったですw

実際、世界的に著名な経営者や、誰もが知っている会社の社長も、忙しい中から時間を捻出して読書する時間に当てています。

今日は本を読まなかった過去の自分への戒めの意味も兼ねて、読書をする重要性を書いていきたいと思います。

テレビをやめて本を読もう

テレビと書籍は一見するとどちらも情報を入手するといった意味で同じ媒体のように見えますが、その本質は根底から違います。

一番大きな違いはテレビは圧倒的な受動でしかないということ。つまり情報の取捨選択ができません。

書籍は違います。

自分で知りたい内容の分野やトピックを選択し、その道のプロや専門家の有益な情報を収集することができます。

知識に”投資”する

一番最初の質問に戻りますが

「本を読みますか?」と質問した回答がNoだった場合、理由を聞いてみると「書籍代がもったいないから」という答えが返ってくることがあります。

言葉を選ばずに言うと、

こういう人は生涯何かの分野で成功したり、お金持ちになれるチャンスは訪れないと思います。

なぜなら

「完全オリジナルで誰もやったことがない方法論やノウハウは、よほどの天才でない限り自分自身で構築することができないから」

です。

成功者の考え方やビジネスのきっかけ、失敗談を数千円払うだけで垣間見ることができるなら、むしろ本を読まない理由がありません。

その考え方や豊富な知見は自分の血肉となり、また成功するまでのプロセスをトレースすることで実践的な経験を積み、そこから学びを得ることもできます。

具体例1:営業マンの場合

ではここから書籍を買ってその知識を自分のものにすることで実際に金銭を発生させる具体例を挙げてみます。

口下手で、営業で利益を上げることができない営業マン。

彼は、営業を上手にする方法論を説いている本が山ほど売られているのは知っていますが、実際に本を買って実践した事はないし、何なら胡散臭いとさえ思っていて「本を買うくらいならそのお金で酒を飲んで憂さ晴らしをしたほうがマシだ」というくらいにしか考えていません。

結果を出すための一番の近道は、成功している人の真似をすることです。

特定の分野における書籍は多くの場合、書いてある原則的な部分が共通しているものです。

それはつまり、物事の本質はそれぞれ共通した点があると言う事でしょう。

営業という分野に焦点を絞り、10冊でも読めば、営業のテクニックやヒントが何かしら手に入るはずです。

ここで重要なのは、購入した10冊分のテクニックを使って、投資分を回収できるかという部分です。

1冊2000円と仮定しても10冊で20,000円。

この先行投資で得られたノウハウを駆使すれば、2万円の売り上げを作る事はそんなに難しいことではないように感じます。

こうやって考えてみると、1冊数千円の本でも具体的な技術や知識を学べるという点で、かなりコスパが優れているといえます。

フリーランスの場合

フリーランスも先程の営業マンと同じ事例が当てはまります。

営業のやり方によって自分の売り上げに直接的に関係してくるし、技術力を磨けば市場価値も高まるのでそれ分仕事の単価も上がります。

もしもプログラマーなら、プログラミングの書籍を買って自分の知識の幅を広げたり深めることもできますし、個人事業主なら経理関係を全て自分でやる機会も多いと思うので、お金や税金に関する知識も得ることができます。

累積した知識を使って友人にアドバイスしたり、コンサルティングをしたりすることもできるようになるかもしれません。

これらの情報を「少しお金を払えば手に入れられる」と考えると凄くないですか?

読書のハードルを下げる

ルーティンに組み込む

いくら有益な情報が手軽に手に入るといっても、活字を読むこと自体が頭を使うのでなかなか腰が重い人もいるかと思います。

そういった方にオススメなのが読書のハードルを下げること。

例えば「よし、本を読むぞ!」と気合を入れるからハードルが上がるのであって、毎日寝る前の30分は必ず本を読むなど、毎日のルーティンに組み込んでしまえばさほど重荷にはなりません。

電子書籍を利用する

そして紙の本だとスペースも取るし、厚い本だとカバンに入れただけで重くなってしまいます。

ここで電子書籍の出番です。

いまや、買えない新書はほとんどないほどラインナップも充実しています。

かつては僕も本は紙派だったのですが、何十冊もの本をスマホひとつで持ち運べると考えると明らかに利便性が高いので、徐々にシフトして今ではすっかり慣れました。

最近ではノートを取るのもiPadとApple Pencilなので上そのものをほとんど持ち歩かなくなりました。

移動中や少し空いた時間にいつでもKindleを使って読むことができるので大変便利です。

まとめ

本を読むことで享受できる恩恵は本当に多く、ピンポイントで求めている情報を手に入れることができます。

また、テレビと違い能動的に情報を集めるので、結果的に時間対効果が高くなります。

習慣的に本を読むようになれば、その分知識も蓄積し、必ず仕事や生活の役に立ちます。

あまり読む習慣がないという方は、是非名書から買ってみてくださいね。

それでは!