効率よく継続して勉強するなら体力の維持が必須【体が資本です】

受験勉強や留学で毎日学業に励んでいる方へ。

「集中力が続かない」
「毎日勉強で疲れてきた」

という悩みを抱えていませんか?

今日は留学中に勉強にのめり込みすぎて効率を落としてしまった自身の失敗談を踏まえ、時間やお金をかけずに体力を維持する方法をシェアしていきたいと思います!

この記事を読めば

“ひたすらに勉強や作業に取り組むより、少し時間やお金を割いて体調管理に充てる方が、結果的に生産性が高くなる”

という理屈が理解できます。

体力の重要性を知った出来事

突然ですが、僕は2015年1月から7ヶ月、フィリピンはセブ島で留学をしていました。
この期間・・・

「今までこんなに勉強したことはなかった!」

と今でも言えるくらい毎日勉強していたのですが笑、教室と自習室にこもりきりの留学が開始して2ヶ月したころ、ある異変が体を襲いました。

「なんか最近、勉強に集中できない…気づいたらボーッとする時間が増えたし、気が散ることが多くなった…」

こういう感覚が出てきたら要注意です。

これは体力が低下してきている兆候かもしれません。

もしも”一日中眠くて、寝起きが悪い”という症状があるなら、体に蓄積した老廃物の影響かもしれません。
以前早起き苦手&一日中眠かったのに水をたくさん飲むようになってから寝起きが超スッキリになった話という記事を書いたので、よければ参考にしてみてください。

実際に取り組んだ改善

体力が落ちて勉強に集中できなくなってしまっては、せっかくお金を払って経験できた留学の効果も半減してしまいます。
睡眠時間は最低限確保し、集中力を保ちながら勉強するのが、効率としては一番です。

僕の場合は、体力の衰えを感じた時点で、運動と食生活を見直すところから始めました。

運動(有酸素運動、筋トレ)

運動といえばランニングや水泳などの有酸素運動、筋トレなどの無酸素運動が挙げられますが、どちらが良いのか判断がつかなかったため、どちらもやることにしました。

幸いにも寮にはプールが付いており、隣のホテルのジムが利用することができたので、運動はここで行います。

※プールとかジムとかないよ!という問題に関しては最後の【余談】部分で対策を書いていきます

昼食後に30分ほど泳いで、シャワーを浴びて15分ほど昼寝をする習慣をルーティンに組み込んだことで、体力が元に戻り、集中力は以前より増加しました。
具体的に言うと、集中する時間が伸び、机に向かうことができる時間も増えました。

食事(炭水化物少なめ、有機野菜・タンパク質多め)

そして食事面。
それまでは
「お腹いっぱい食べた方がスタミナつくでしょ!」
と安易にガツガツ食べていたのですが笑、ネットで調べてみると

  • 炭水化物を摂ると眠くなりやすくなる
  • おまけに太りやすい
  • ”腹八分目”が理想
  • 高タンパク低カロリーの食材が体調維持に最適
  • 栄養素の高い有機野菜も効果が高い

などなど、たくさんの有益な情報を得ることができました。

「ということは、炭水化物を減らし、野菜と鶏肉を中心にメニューを組むのがいいわけか・・・。」

と、自分なりのメニューが見つかったので、いざ実践を決意!

十分な睡眠の確保

それと体調管理をする上で忘れちゃいけないのが睡眠です。
忙しかったり何かに没頭するとついつい疎かにしがちですが、こちらも就寝時間・睡眠時間・昼寝の有無なども実際にいろいろ試してみて改善を測ります。

具体的には、僕の場合だと

夜23時に就寝し、朝6時に起床する

というリズムが一番体調が良かったです。

勉強を頑張っているとつい夜更かしをしがちですが、遅く寝て遅く起きるより、眠気を感じる23時ころ眠った方が、同じ睡眠時間でも質が高くなることがわかりました。

また、ショートスリーパーに憧れがあったので笑、一日4時間睡眠を試したりもしましたが、眠気が一日を通して取れず、逆に生産性が落ちてしまうことが多くなったので、やめました。

実際に僕の知り合いにショートスリーパーの方もいらっしゃいますし、睡眠に関しては自分の体の様子を見ながらベストのリズムを模索するのがいいと思います。

回復 → 改善

この生活を初めて1ヶ月もしないうちに、体力が元に戻りました。
元に戻るどころか、以前に増して体力は増し、集中力も伸びて、生産性は大幅に上がりました。

効果はそれだけでなく、適度な運動と筋トレをしていたおかげで、少し筋肉質になり、無駄なお肉ともサヨナラできました笑。
実はフィリピン到着後、水や食事に体が慣れず、体調を崩したり下痢が続く日々で体調が減っていたのです。

先生たちに

「ルイ!!大丈夫!?食べてる!?!」

と心配されていたレベルだったので、そういった意味でもメリットづくめです。

それから、予想外の恩恵もありました。

それは規則正しい生活をすることで

”気持ちも前を向いた”

ということです。

僕はもともと根暗体質なので、ふとした時や暇を持て余す時に、マイナスのことを考えがちなのです。
そして夜更かしをしている時や眠れない時ほど、くよくよ考えても仕方ないことを考えてしまいます。

自分の生活を忙しくアレンジし”無駄に考える時間”を極限まで減らすことで、マイナスに考える癖が減り、逆に

「勉強もして運動もして体調管理もばっちりだ!」

と、心身ともに快活にすることができます。

まとめ

僕が勉強に集中するためにやったことは

  • 適度な運動をして
  • 野菜と鶏肉をたくさん食べて
  • 早めに寝て、早めに起きる

この3つです。

ストイックになりすぎることは精神的に追い詰めることになるので、おすすめできません。
今だからこそ理解できるのですが、あらゆる生産性は”精神的な余裕と健康”から成り立ちます。
精神的に追い詰められていたら良い成果は出せませんし、不健康になってしまうと作業に集中することができません。

体は資本です。
何をするにもまず、体調とメンタルの管理を優先し、何かに取り組める状態を常に作っておけるように工夫するのがベストですね。

【余談】

さて、プールは目の前、ジムは歩いて3分、という天国のような環境から離れる時は、やはり悲しかったです・・・。
おまけに寮の食事は美味しいし、ビュッフェスタイルで野菜もモリモリ食べれましたから。

「これから俺はどうやって体調管理すればええねん!」

とすら思いました笑。

しかし、環境に依存していては先に進めません。
次なる地、カナダへ降り立ったあとは、お金がなく、安いものばかり食べ、不摂生が続いて気候の変化が激しい土地柄よく体調を壊しましたが、まず始めたのは走り込みです。

そして安定して給料をもらえるようになってからは巨大な野菜ボックスが常に冷蔵庫に入っている状態にし、ドレッシングも大根と玉ねぎを中心としたものを自作しました。
ここまでくると健康マニアです。

でも、そのおかげで極寒の天候にも耐えられる体になりましたし、極端に太ることもありません。

新しい土地へ行くと、最初のうちは特に体調の維持や改善が大変だし、お金もかかります。
ただその環境で堪え、立ち直る術を学ぶと、ある程度の逆境ではへこたれなくなります。

「病は気から」という言葉をしみじみ感じるこの数年間での海外生活です。
みなさまもくれぐれも健康にはお気をつけて・・・。

それでは!