有料ノートを賢く使う方法【動画編集初心者必見】

みなさんはノートを購入したことはありますか?

誰でも簡単に書籍を作成・販売できることのできる便利なnoteですが、誰でも作れるゆえに品質と価格が悪い意味で釣り合わないものも多くあります。

noteはちゃんと下調べをして購入すれば、その価格以上の価値があるものはたくさんあります。

逆に買ってみて

「これで2,000円って…買わなきゃよかった…」

みたいなこともあります。

個人的には有益な情報を手に入れられるなら出費は惜しまないタイプなので、比較的購入している方だと思います。

今回はこの有料noteを購入する際に見極めるべきポイントと、賢い使い方を紹介していきたいと思います。

noteを購入するメリット

素人が書いていることに価値がある

noteは通常の書籍と違いプロのチェックが入っていないため、文章力がなかろうが、内容がおかしかろうが、発売できてしまいます。

「だったら書籍でいいじゃん」

実際僕はずっとそう思ってましたし、魅力を感じていませんでした。

しかし購入するようになってから、むしろそこにこそ価値があることに気付いたのです。

要するに

初~中級者の視座から物事を考えたり、捉えることができる

ということです。

身近なノウハウを享受できる

もう少し深掘りしてみます。

この初〜中級者視点、というのはいわゆる “プロレベル” になってしまうと霞んで見えなくなってしまうほどのノウハウです。

ゆえにプロが書いた書籍というのは「初心者には理解し難い高等なノウハウ・思考」が濃縮されていて、ついていけないこともしばしば。

新鮮な情報が手に入る

ですがこのnoteは、その分野で結果を出しつつある人や、実績を積み上げている最中の人から生きた情報を手に入れることができ、これは執筆から世に出るまでの時間が比較的長い書籍よりも購入するメリットがあるといえます。

情報の鮮度の重要性については、もはや説明不要ですね。

業界の流れ・流行を知ることができる

情報の鮮度という観点で考えると、その業界や界隈の動向や流行を知ることができるのもnoteの恩恵です。

流行から飽和までが短いスパンで移り変わるインターネット上の情報において、必要なのは常に最新のトレンドにアンテナを傾けて波に乗り続けることです。

「今〇〇という営業方法が流行っていて、△△の媒体はもうおいしくないらしい」

こういう情報は、ある程度その業界で結果を出している人や、多くの情報源(つまり人脈)を持っている人からしか得ることはできません。

筆者に名前を覚えてもらえるかも?

さらに、購入して宣伝をしたり、著者本人にお礼を言うことで、名前を覚えてもらえるかもしれないのもnoteの利点です。

本屋で売っているような書籍の著者と実際に会う機会はそうありませんが、Twitterで見かけるnoteの著者ほぼ全てがTwitterを運用しているので、メンションを飛ばしたり引用リツイートをすることで、相手に自分が購入したことを知らせることもできます。

noteを購入するデメリット

当たり前だが、買うまでは良し悪しは判断できない

対してどんなデメリットがあるかというと、これはもう内容が薄っぺらのスカスカの内容でも、買うまではわからない、ということです。

有益かどうかはその人の状況によって違うので、一概に言えないのが難しいところですが、誰もがすでに言っていることをそのまま自分の言葉に置き換えただけのものや、ただの書籍の紹介のような内容のものもあります。

レビューが見れない

書籍の場合はひどいものだとその酷評をレビューで確認することができますが、noteはそういうわけにもいきません。

加えて、noteの場合は著者のフォロワーが購入する場合が多いので、どうしても肯定的な意見しか見受けられず、面と向かって指摘をしたり、マイナスの意見をしづらいという風潮はあるように感じます。

筆者の権威性はとことんチェックしよう

せっかくお金を出すのですから、誰しもなるべく自分にとって有益な情報を得たいはずです。

そのためにも、書いている人の権威性についてはとことんチェックしましょう。

結果や数字が伴っていないのに、学習経過だけ記したnoteなんて、誰も欲しくないですよね。ブログでも読まないかもしれません。

そういうことはnoteの無料部分、つまり最初の誘導部分で確認することができるので、ここで判断するもよし、Twitterのプロフィールに飛んで遡ってツイートを見るもよし。

とにかく明確な権威性が確認できる “情報の根拠” を自分なりに見出してから、購入しましょう。

クレクレ君の発想で買うな!

noteを購入する際に必要なのは、

思考停止して「情報!ください!」といういわゆるクレクレ君の姿勢にならないことです。

「読んだあと、どうしたいのか?」

まで考えることが、noteを活用する上で必要な姿勢です。

読みました。有益でした。それで?

大事なのはここから。自分のこれからの行動にどう転用できるかが肝です。

購入の目的を明確化する

僕の場合、noteを購入する時は大きくわけてふたつ、目的を作ります。

知識を蓄える

つまり、自分の知らない情報を収集すること。

特にその分野に飛び込んだばかりの頃は、どんな情報でも有益に感じますし、足元を固めるためにはあらゆる部分に共通する重要な知識を集めることはその後の死活問題となります。

答え合わせをする

もうひとつは、自分の立てた仮説が正しいかどうかを検証するためです。

「たぶんこれで合ってるけど…自信がない」

という時に、同じ方法できちんと結果を出している人の方法論と比較できるのは心強いです。

常に新しいものを得ようとするならばこの考え方は目的にそぐわないかもしれませんが

「知ってたけど、やっぱりこれでいいんだな!」

と確信を持つために、ノウハウ系のnoteを買うことは有効です。

noteは実践して初めて真価を発揮する

一番ダメなパターンは、noteを読んだだけで何もしないこと。

Twitterのフォロワーを1ヶ月で〇〇人にした方法を全公開!

というnoteを買って、同じ期間で同じフォロワー数に到達できないとしたら、著者に尋常ならざるカリスマ性が備わっている場合を除き、自分のやり方に問題があると考えるべきです。

情報は人を変えてくれる魔法のアイテムなんかじゃありません。

使い方を常に考え、自分の状況に置き換えて転用できて初めて、上手に情報を扱うことができます。

まとめ

自分がすでに「教わることはない!」というレベルにいるなら別ですが、少なくとも中級者程度になるまでは、結果を出し始めている人の情報には積極的に触れていく方がいいでしょう。

そして、買うなら、買ったあとの次のアクションまで考える。

ダメなものを摑まされたら、今後買わなければいいだけです。買わないリストだひとつ増えただけで、価値があります。データは取れます。

最大限活用できる方法を考えつつ、自分に必要なエッセンスを吸い尽くすのが、noteを上手に活用する方法です。

ぜひ実践してみてください。

それでは!