フリーランスのみなさんは、新しいスキルを身につける時、どのように学習していますか?
フリーになるとスキルの幅はとても重要ですよね。できることが多くなれば、受けられる案件も広がりますし、報酬も良くなる傾向にあります。
ただ、新しいスキルを習得しようという時に効率の悪い学習方向で進めてしまうと費やした時間に対して帰ってくる効果が薄くなってしまうこともありますので注意が必要です。
今回は勉強の方法そのものを見直して時間対効果がしっかり期待できる勉強方法について触れていきたいと思います。
目次
全部暗記しようとする
ありがちなのが学習している事を全て暗記にしようとすることです。
この方法がなぜ良くないか。大きく2つの理由があります。
暗記しても全部は使わない
まず第一に、それを全て暗記したとしても、すべての技術は一度に使わないからです。
辞書をイメージしてください。
たとえ日本語の辞書でも、日本人ですら知らない語ってたくさんありますよね。
毎日のように使う単語と言うのはその中でも限られた数%です。
これと全く同じ理屈で、優先度をつけて重要なものから学習する方が効率はいいはずです。
やった気になってしまうから
2つ目の理由は、実際はそんなことなくてもやった気になってしまう可能性があるからです。
ちなみにこれ、数年前の僕の実体験でもあるんですけど…
数年前、フィリピンはセブ島で1日10時間以上死ぬ気で毎日英語を勉強していたのですが、当時の僕は動画を見て勉強する際、知らない言い回しやわからない単語があるととにかく紙に書き、
その日の終わりに小さな字でびっしり埋まったノートを眺めて
「今日もたくさん勉強したなぁ…」
などと浸っていたのです。アホですね笑。
一番重要な事は
「どれだけ勉強したか」
ではなく
「勉強した結果どれだけ結果が出たか」
という部分のはずです。
仕事も同様で、やった気になったり、かかった時間の長さは関係なくて
要求されている結果を返すことができたのかどうか
これが一番重要です。
かけた時間を無駄にしないためにも、学んだ領域を自分でテストしたり、本当に覚えているのかどうか、技術を習得できたかどうかを測りましょう。
自分の手で再現しないと気が済まない
既にできあがっている誰かの成果物をそっくりそのまま同じ方法でトレースして作り上げることを「写経」と呼んだりしますが、これもあらゆる状況で有効な手段かというと、そうとは限りません。
何もしないよりかは確実に良いですが、この場合一番有効な使い方は
その情報を自分で作ったインデックスと紐付けて管理する
ということです。
つまり実際にその技術が必要になったときに
「そういえばあの人がチュートリアル上げていたな」
と記憶を遡り、特定の動画素早くにアクセスすることができるような状態を作ることです。
逆にここでインデックスを作らずにそのままにしてしまうと、必要な時に必要な情報を最短効率で引き出すことができず、時間を喰います。
自己解決で済ませている
また、トラブルの解決方法が最適化されているかどうかを気にする癖もつけましょう。
「理屈は理解してないがとりあえず何とかできる」
というのは不十分です。
その方法が本当にベストな手段なのかどうか、実際に現場で活躍しているプロに聞いてみるのが一番です。
ケチって教材を買わない
現代において、様々な情報をインターネット上で無料で手に入れることができますが、情報に対して投資をしない人は、している人に比べて確実に成長が遅いです。
なぜなら情報は方向性を持たずに店として散らばっているだけで、特定の個人にとって最適化されたものではないからです。
その道で十分に食べていけるプロフェッショナルを除き、初心者はどこにどこに進んでいいか分からなくなり不必要な技術や知識にまで手を伸ばし時間を浪費しがちですが、
こういったことは先駆者に情報を求めたり、そのコンテンツを買うことで解決できます。
自分の頭を悩ませる問題は、他の誰かも等しく経験しているはずです。
そういう人たちから最短法律で進む手段を教えてもらうのが最短で何かを学ぶ方法です。
まとめ
学習方法は人それぞれですが、その方法が自分にとって最適化された手段であるかどうかは常に頭の片隅に置いておくことが大切です。
自己満足で終わってしまっては、元も子もありません。
費やしたお金や時間が結果となって返ってくるように工夫していろいろな方法試してみて下さい。
それでは!