こんにちは、ルイです!
今日は嬉しいお知らせが。
なんと、
僕の所属するハードコアバンド “tatara” の最新e.p.が
ついにサブスクリプション解禁です!!!
約5年ぶりの新作となりましたが、渾身の一枚になっているので、是非聞いてみてください。。
ということで今回の記事では制作秘話や裏側について話していこうと思います。
目次
約5年ぶりのリリース
僕らtataraの結成は6年前、2014年まで遡ります。
前作のリリースが2015年なので、5年も経っていたことになります。
その間、僕自身もフィリピン、カナダ、台湾とカナダを転々とし、僕の代打をしてもらっていたベーシストが本メンバーになり、ギタリストに関しても多忙なメンバーをサポートするべく入ってもらったけど最近めでたく本メンバーとなり、EX○LEさながらの増殖っぷりを見せていますが、スタイルは変わらずにやってこれてます。
録音ソフトがProToolsからLogic Proへ
様々な変化に困惑
一作目から今作まで、レコーディングからマスタリングまで僕が一貫して行っていますが、これまでと大きな違いがあります。
それがProToolsからLogic Proへ移行したということ。
理由は作業環境の変化です。
以前まで使用していたオーディオインターフェイスは同時8チャンネルまでしか録れませんが、僕は
「どうしてもtataraのレコーディングは一発録りがいい」
というこだわりがあるため、8チャンネルではいよいよ足らなくなってきたのです。
これまで使っていたProtoolsはバージョンも古いし、新しいものに切り替えるか、いっそ新しいDAWに挑戦するか迷いましたが、結局Logicに挑戦することにしました。
存在自体はずっと前から知っていたのですが、プリセットも充実しており、Loopなどの機能も充実しているので「ここでLogicに精通しておけば後々いろいろなことができるようになるんじゃないか?」という魂胆です。
結果的に使い勝手がわからず最初はめちゃくちゃ苦労しましたが、ある程度慣れてしまえばあとは小さな違いなので、わからない部分は都度調べながら先へ進んでいきました。
DAWが変われば音も変わる
一番苦労したのがマスタリング。
使うソフトが変わるだけでこんなに出来上がりが変わるのか…と驚きました。
tataraは生音の時点でもう頭おかしいほど出音がでかいので、一見何も考えずにフルテンにしてると思われがちですが、僕も腐ってもプロなので、音作りに関しては結構緻密に計算しながらやっています。
というか、考えないと音の棲み分けができないのです。
考えてもみてください、歪み狂ったギター3人 + 極悪の低音ベース + 生音デカすぎドラム + 絶叫ボーカルという構成です。
少しくらい考えて音作りしないとお互いがお互いの音を打ち消しあい文字通りの「音圧戦争」に発展するので、ある程度の棲み分けは絶対に必要なわけです。
そんなわけで微調整が必要なのにも関わらず今までと違うDAWということで結構時間がかかりました。
イントロを作ってくれたJohnの存在
そして今回、1曲目のイントロのベースとなる旋律を作成してくれたのはニュージャージーに住むナイスなアメリカンガイのジョン。
ジョンはアメリカに住んでいながら大の邦バンドオタクで、たぶんその辺のバンドマンより遥かに日本のアンダーグラウンドシーンについて詳しいです。
彼は副業・趣味として自身のディストロ(個人のレコード屋みたいなもの)を運営し、僕たちの一作目の作品も取り扱ってもらっていました。
その名もStrange Tales Records!
名のある日本のアンダーグラウンドシーンの重鎮から、知る人ぞ知るマニアックなバンドまで、そのセレクションはまさにジョンならではといった具合です。ホームページもかわいいので是非覗いてみてください。
そんなジョンと今作でフューチャリングできたのは素直に嬉しいですし、新しい可能性をたくさん感じました。
今後のtatara
今後僕たちがどういう活動をしていくかというと、目標はズバリ
アルバムリリース!!
これしかないでしょう。
2枚のe.p.もリリースし、活動6年目ということで、あくまでtataraらしくのんびりではありますが、確実に一歩一歩進んで行こうと思います。
僕もまだまだ定住地が決まらない感じですが、ギター一本とパソコンとインターネットさえあれば作曲ができる時代です。
時間を捻出して、コツコツやっていこうと思います。
ということで今後も引き続き応援よろしくお願いいたします!
それでは。