【動画編集】大きな案件を通して学べたこと4選

ルイ

皆さんは仕事を通して自分が「成長できた!」と実感できる瞬間はありますか?

実は最近、日本人なら誰でも知っているような大きな会社の案件を担当したのですが、大きな学びの連続で、クリエイターとしても動画編集者としても大きく成長できたことを実感しています。

内容も難しい上に納期も全く余裕がなかったので心身ともに辛い状態が続きましたが、報酬としてして得られる金銭以上に大きなものを得ることができたという感触があります。

さらに、現在は企画段階ですが、現在進行形でまたこれ別の大きな案件にも携わっており、現時点で既に得ることばかり。

今回は、大きな案件を通して学んだことや、仕事の進め方などを、なるべく具体的にシェアしていきたいと思います。

自分のキャパを超える案件を担当することの意義

今回担当した案件は明らかに自分の容量・要領をオーバーするものでしたが、仕事を請け負った以上は何としてでも完遂しなくてはなりません。

キツイことには変わりありませんが、逆に、そういう経験なくして成長はありません。

俗に言う、ぬるま湯というやつですね。そこに止まっても、伸び代はありません。

スキルアップに繋がる

自分のキャパ以上の仕事を担当すると、必ずスキルアップにつながります。

現在の自分には処理できない仕事が回ってくると、人はそこにコミットするために必ず成長します。

具体的に言うと、クライアントさんに

「こんな風にしてほしい」

と言われた際、

「できません」

とは簡単には言えないはずです。

あまりにも求められているスキルと現在の自分のスキルがかけ離れていた場合は別ですし、分からないことやできないことは明確に相手に伝えることは重要です。

しかし、可能な限りでクライアントさんの要望を叶えるのは責務だし、その過程で学びを得て、前に進むことができます。

会社のこだわりが見える

会社の規模が大きくなればなるほど優先されるのは、担当者である個人の意見ではなく会社のビジョンです。

「仕事を進める上でどういった点に注力しているか」

という部分を客観視できるという機会はなかなかないのでとても貴重です

他の案件に転用できる

ここで得た学びというのはもちろん、他の部分で生かすことができます。

最初の方は手探りで成果物ひとつとってもしっちゃかめっちゃかになりがちですが、ノウハウが積み重なっていくにつれ、勝手がわかってきます。

これが最適化されていく上での必要なプロセスです。

そこで得られたものを、これまでの案件にひと工夫入れたり、今後の仕事に活かすことができます。

所属している組織が一つだったりするとある一定の期間を境に習得できるノウハウのスピードに限りが出てきてしまうことも多いですが、取引する相手が毎回違うとこういったこともなくなります。

それほど会社の数だけ流儀・こだわりがあります。

その要素を上手に汲み取ってニーズにしっかり応えられる人が、最終的に結果を残し、生き残るために必要なことです。

世の中のトレンドを追うことができる

最新のマーケティングを追うということは、それ自体に結構な労力が必要ですが、大きな会社というのは多くの場合すでに市場調査、つまりマーケティングを終えた段階でコンテンツや商品の作成に入ります。

ということは、意識さえして取り組めば、世間の流行やトレンドを理解する助けにもなります。

そして自分自身も必然的にその流行に対してテイストを合わせる必要があるため、結果的に流行に敏感になったり、トレンドの傾向をつかむことができます。

自ら自発的に学習する姿勢はもちろん大事ですが、案件を通して時代の流れの一旦を垣間見ることができるというのはとても有難いことだと思います。

しかし、先方の用意する素材が少なく、ほとんどゼロイチの状態からスタートするような場合は、自分がクライアントさんに代わり流行を押さえたクリエイティビティを提案したり、要素を取り入れる必要もあるので、常に受け身の姿勢でいることはNGです。

まとめ

きちんとした姿勢で臨めば、新しいクライアントさんと新しい案件をこなせばこなすほど、自分の知見というのは広がり、研ぎ澄まされていきます。

一見、散在しているように見えても、意外なところでシナジーを生み出してくれることもあります。

そのためには仕事に対して常に能動的な姿勢で臨み、真摯である必要があります。

お互いの仕事ぶりがカチッとはまれば、継続の仕事は自然と増えていくはずです。

油断せず全力で挑んでください。

それでは!