ルイ
つまり周りの友人・恋人・家族などの人間関係、居住環境、仕事、職場、プライベート・趣味の有無、などのことです。
たとえ今の状況に満足していたとしても、それがいつなくなってしまうかは誰にも予想できず、また慢心して何も新しいことをしないと、見えないところで状況はどんどん悪化していきます。
今回は“現状維持は衰退と紙一重でしかない”という話をしていこうと思います。
目次
現状維持の定義
ひとことに”現状維持”と言っても、いろいろあります。
上記したように現在の状況にあぐらをかいて何も新しいことを始めないという意味での維持は大きなリスクですし、そうではなく営業職で毎日目標の200%を達成しているならそれはかなり強力な”維持”と言えるでしょう。
ここではあくまで自分を取り巻く環境という意味で定義付けをして、会社員とフリーランスの場合に分けて、話を進めていきます。
会社員の場合
たとえ大きな会社や、硬い職種の組織に属していたとしても、もう安定の概念は世界中で崩れ去ろうとしています。
職場環境は悪くない、仕事も別段嫌いでもない、給料にも特に不満はない。
一見すると、これは改善すべき点は無いように思える比較的良い状況に見えるかもしれませんが、本当にその会社がなくなったり、突然の怪我や病気に見舞われ働くことができなくなるリスクはどこにもないでしょうか?
体を使う仕事だったらなおさらです。
フリーランスの場合
嫌で嫌で仕方なかったサラリーマンを辞めて、エンジニアとして独立した。
今は継続してクライアントから案件も獲得できているし、価格にも特に不満はない。
扱っている技術は当分衰退しなさそうなので緊急で新しく何かを学ぶ必要はないし、太客もいるのでしばらくは安心。
僕もある種フリーランス的な働き方をしていますが、太客になったと思われたクライアントから急に仕事を断られたり、それまでの技術では獲得できない案件がたくさんあったりと、課題は山積みで、安定しません。
これは僕がまだまだ技術がなくてフリーランスとして未熟だからですが、そこそこ安定して稼げるようになってきた時が一番怖いと考えています。
改善案
こういった、将来起こるかもしれない事態に対処するために、現時点から始められる対策は色々とあるはずです。
会社員だったら常に転職サイトを調べて、より良い職場環境を探してみたり、自分の市場価値を高めたり、副業で新しい収入源を増やす、などです。
フリーランスの場合も「クライアントから仕事を頼まれなくなったらどうしよう」と怯えながら仕事をするのは相当なストレスですし、新しい顧客の開拓や、新しい技術を学び続けるということが最大のリスクヘッジに繋がります。
変化することは、いつでも誰でもできる
僕は何も「常に新しいことを始めるべき」と大層なことを言っているわけではありません。
変化を起こすために、毎日小さな積み上げを行うだけです。
それこそ、10分でもいい。
- 転職サイトを覗く
- ニュースを見て動向を知り、何を学ぶべきか考える
- クラウドソーシングサイトを毎日覗く癖をつける
- 営業文を1週簡単位で見直し、より効果的に営業できるよう努力をする
こういったことを取り入れるだけで、現在取り組んでいる事のクオリティを上げたり、さらなる収入源を増やすことにつながります。
成長すれば付き合う人も変わる
行動が変われば付き合う人間も変わります。
新しいことを始めると環境が変わるので、そのフィールドの人たちが周りに集まります。
こういった“モチベーションの上がる環境づくり”をどうやって自発的に作るかと言うことが重要です。
TwitterやInstagramでその道のプロフェッショナルをフォローする、オンラインサロンに加入する、勇気を持ってインフルエンサーに絡んでみる・・・
今日から始められる事は、少なくないはずです。
現状維持してる間も、他の人は伸びる
自分が現状維持している間にも、周りは伸び続けます。
圧倒的な結果を出している人は、他人にはあまり見せませんが、その分かなりのことをやっています。
ある人は時間をかけ、ある人はお金を払って取り組んでいます。
そういう自分の資産を切り売りしてまで、より良いものを求める姿勢の人
と
「このままでいいや」
と考える人。
どちらのタイプと一緒に働きたいか、仕事を任せるならどちらがいいか。
答えは明らかですよね。
維持 = 浪費
つまり何の改善も考えず、行わず、そのままその場所から動かないのは、何も変わってないように見えて、実は衰退しているのです。
なぜなら有限で、且つ希少である”時間”と言う資産を垂れ流しにしているからです。
まとめ
「このままでOK」といった考えは危険です。
常に危機管理意識を持ち、様々な分野にアンテナを張り、情報と技術を駆使してあらゆるリスクヘッジを考えることが、不安定な現代を生き抜く最大の武器となります。
僕はやることを思いついたら、毎日のTo Doリストに追加し、試しに1週間継続します。
負担になるようなら量を減らすし、効果があるなら継続します。
同時に、効果の薄くリソースを割くに相応しくないものやすでに”遅れている”ものは、どんどん切り捨てます。
「いかにして短いスパンでPDCAをまわすか」
これが誰でもできる、人生をより豊かにするためのひとつの方法だと思って実践しています。
得るものも多いので、是非やってみてください。
それでは!