ルイ
僕はこれまで
他言語を勉強するんだったらその言語のみでレッスンを受けた方が成長が早いんじゃないか
と思っていましたが、
上級者になるまでは、バイリンガルやある程度日本語の話せる先生から日本語の解説付きで教わった方がより効率的だな
と思ったので、今回はその内容をシェアしようと思います。
目次
最初は日本語で教えてもらうべき理由
では、なぜ僕が他言語を勉強する際の一番最初は日本語で習うべきだと思うのか、その理由を説明していきます。
説明の内容がわからない
ある程度言語の学習が進み、話せるようになってくると、全てその言語で対応したくなりますよね。
この気持ちはとても重要ですが、
先生にわからないことを聞いたときに、説明してくれたその内容がわからない時があります。
説明が理解できなければ後で自分で調べなくてはいけなくなるため、結局二度手間になってしまいがちです。
特に勉強し始めの最初期は、先生からの母国語での説明は不可欠となるので、バイリンガルの先生か、日本語に精通している先生のレッスンを受けるようにしましょう。
文法の理解が早い
自分の母国語で授業を受けるメリットは他にもあります。
例えば言語学習に必須の”文法の理解”ですが、これは母国語で学習した方が確実に身につくスピードが早いです。
なぜなら他言語で文法を理解しようとすると、その言語で文法用語を覚えるところから始める必要があり、膨大な時間を要するからです。
注意点
先生が自分の母国語も喋れるとなると、色々便利で勉強も捗りますが、注意しなければいけない点もあります。
母国語を使いすぎない
「自分の母国語を喋ってもらえる」という安心感からつい日本語で話してしまいがちですが、 それは”その言語に精通している日本人の先生”からでも教わることができます。
レッスン中に意識したいのは主に
- ネイティブの発音
- 実際に使う表現
- 教科書には載っていない表現
です。
ついつい甘えてしまう気持ちも痛いほど分かりますが、あくまでその言語で会話をすることがレッスンを受ける主目的であることを忘れないようにしましょう。
先生にことわっておく
そして事前に先生に
「日本語を使うのは分からなかった時だけにしてほしい」
とことわっておくことも重要です。
先生によって親切心からレッスンの内容全部を日本語で解説してくれようとします。
しかしこれではせっかく外国人の先生からレッスンを受けるメリットは半減してしまいます。
申し訳ない気持ちを抑え、心を鬼にして先生に伝えましょう。
対象言語と母国語のパーセンテージを意識する
日本語を話せる先生とのレッスンは”自分がレッスン中に日本語を話すパーセント”を意識しつつ改善していきましょう。
あくまで僕の体感ですが、
これが60%〜70%に到達すれば、そこから先は学習している言語のみのレッスンをしても「ほぼOK」です。
なぜまだ「ほぼ」なのかというと、やはり3〜5回に1回は日本語で解説してもらう機会があった方が良いと考えるからです。
その言語の細かいニュアンスまで完璧に把握できる人というのは、幼少期から複数言語を話すバイリンガルやトリリンガルくらいしかいません。
つまり自分がそのニュアンスをわかったつもりでいても実はそうでもなかったり、間違いで使っていたなんてこともよくある、ということです。
最初は
英語:30%
日本語:70%
くらいの比率からスタートし、慣れたら徐々に英語の比率を増やしていきましょう。
先述したように
「ゆくゆくは全て英語でレッスンできるようになりたい」
と先生に伝えておくことによって、先生も手助けをしてくれるはずです。
まとめ
レッスン中にどれくらい日本語をしゃべっていいかと言うのは難しい問題です。
しかしわからないものをわからないままにしておくよりかは遥かに良いので、もし日本語を話せる先生がいたら、どんどんそのレッスンを活用しましょう。
ちなみに僕は現在中国語のレッスンを受けるとき「この言葉に対応する言葉が何なのか」というのを聞くときだけに留めておき、それ以外は中国語でやり取りするように心がけています。
もし日頃からレッスンを受けている時に
「日本語喋りすぎかも・・・」
と感じたらぜひ実践してみてくださいね。
また、効果的にオンラインレッスンを受ける方法をこちらにまとめたので、こちらも参考にしてみてください。
英会話オンラインレッスンを効果的に利用する方法を写真付きで解説【英語学習・英会話レッスン】それでは!