勉強・読書におすすめのスキマ時間の使い方【本は持ち歩くな】

突然ですが、スキマ時間、有効に使えていますか?

日常の様々な部分に点在する”スキマ時間”。
電車をホームで待っている間や乗っている時間、会社・学校での休憩時間などの一見短く見える時間にできることはたくさんあります。

スマホの文章読み上げ機能やオーディオブックを使えば、歩きながらでも読書できます。
正確には読んでいるわけではありませんが、同じ内容を耳から入れることができるので、より効率がよく、しかも効果的です。

今回は

「最近忙しくてなかなか本が読めない…」
「仕事の合間にしている勉強が頭に入らない…」

という悩みを抱えている人に向けて、有効なスキマ時間の使い方を紹介していきたいと思います。

この記事を読めば、短い時間でも積み上げることで大きな結果に繋がるということがお分かりいただけるはずです。

”スキマ時間”を認識する

兎にも角にも、まずは「どこにスキマ時間があるのか?」というところを認識しないと、何も始まりません。

普段何気なく、移動中や少しの休憩時間で、ゲームアプリを開いていませんか?
ゲームも息抜きとして効果的ですし、ストレスに解消になるのでアリですが、長時間のプレイは禁物です。

これを言っては本末転倒ですが、ゲームをして得られるものはごくわずかです。

それならば「1日30分だけ」とか「帰りの電車の中だけ」と自分自身で制限を設けた方が、希少性が増して楽しみが増えるでしょうし、時間の節約にもなります。

※僕自身、元々かなりのゲーマーなので気持ちは痛いほどわかります…しかしもし本気でゲームを愛しているならゲーム実況などの配信者の道を考えるのもアリだと思います

ハードルを下げる

「まとまった時間がないとひとつの時間ができない」

と思っていませんか?

「平日は忙しいから、たくさん時間がとれる週末にしよう」

とか。

実はこれ、やめた方がいい考え方です。

なぜならそれは「やらない理由を探しているから」です。

どんなに忙しい人でもスキマ時間がゼロなんて人は滅多にいません。
そして忙しい人ほど貴重なスキマ時間に本を読んだり、その時間でまとめて返信をしたりしています。

読書や勉強はまとまった時間にしかできないでしょうか?

決してそんなことはありません。

スマホのない20年前だったらそういう状況もあったかもしれませんが、今ではスマホ一台あれば工夫次第でスキマ時間に勉強する方法はいくらでも編み出せます。

つまり”やらない選択”をしているのは自分自身なのです。

例えば僕はブログの記事構成などはほとんど移動中に考えてますし、読書もします。

Kindleアプリをダウンロードし、amazonへアクセスして、書籍を”ワンクリックで購入”し、あとは読むだけ。
ダウンロードの時間も含め、読書を始めるまでに数分もかかりません。

僕はこういう方法を始める前、人に勧められても

「本屋で実際にめくってみて、内容を少し読んで決めたい」
「本は書籍で読みたい」
「棚に並んでいるのを見るのが好き」

とかなんとか言ってましたが、今思えば全部やらないための言い訳ですね。

本屋に行く時間を割くまでもなくkindleの”なか見!検索”で最初の数ページは見れますし、レビューなんかをチェックするにはスマホを使った方が早いです。

書籍で読む方が好きというのも納得できますが物理的に所有する必要がないので圧倒的に楽ですし、いつでもどこでも読み進めたところからスタートできるのは書籍にはない大きなメリットです。

※でも本屋に行くのはいろいろなトレンドを見たり、新書をチェックできるのでそれはとても有益だと思います

とにかくまずはやってみて、ダメなら別の方法を考えるのがベストです。
でもああだからこうだからと言っていては何も解決しません。

具体的な方法に落とし込む

それでは実際にどういった方法でスキマ時間を有意義なものにするか?
という部分を考えていきましょう。

kindleを使う

一番にやることは先述したkindleのダウンロードです。

世の中のほとんどの新書はkindleでもリリースされますし、実際の書籍よりも安いです。
5分というごく短いスキマ時間でも何ページかサクッと読めてしまいます。

Kindleのダウンロードページ
https://www.amazon.co.jp/Kindle-for-PC-Windows-%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89/dp/B011UEHYWQ

表計算ソフトのアプリを使う

代表的なものはエクセルか、Googleスプレッドシートですね。
どちらもパソコンで使うのがメインで設計されていますが、簡単な編集や閲覧はスマホからでも全然問題ありません。

Googleスプレッドシートのダウンロードページ
https://apps.apple.com/jp/app/google-%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88/id842849113

僕は今年から本格的に始めた中国語と動画編集の学習も、学習進捗や勉強の内容を簡易的にまとめています。

実際に手で書くよりも格段に早いし、どうしても手書きが必要ならiPadとApple Pencilさえあればこのエクセルファイルに直接書き込めます。

iPadとApple Pencilがどれだけ優れたアイテムであるかということはiPad + Apple Pencilでペーパーレス化計画という記事でまとめたので、是非参考にしてみてください。

そして家で作ったこのデータを、行き帰りの移動中にスマホでちらっと見ます。
たった数分の動作ですが、これをやるのとやらないのとでは記憶効率に何倍もの差が出ます。

合わせて読みたい:
エビングハウスの忘却曲線を理解し勉強効率を格段に上げる方法
https://rui-blog.net/archives/457

まとめ

一見小さく見える時間でも”その時間でできることはないか”と逆算的に考えることで、より効率的な時間の使い方が見つかるはずです。

「そんな短い時間じゃ集中してできないよ」

かくいう僕もこういう風に考えていました。
そして僕にとって

  • 読書 = 書店で買って、紙をめくって読む
  • 勉強 = 参考書の本を開き、紙のノートとペンで綺麗にまとめる

という方法が当たり前だったし、何よりも”その方法が本当に一番賢い時間の使い方なのか”ということに疑問を持ったことすらありませんでした。

今では紙とペンなんて付箋に書き込んで見えるところに貼り付ける意外ほとんど使いませんし、綺麗にノートをとるなんて自己満足でしかないので、後から文字列で検索ができるデジタルな勉強法に移行して、結果的に前よりも倍以上短い時間で多くのことを吸収できるようになりました。

自分に合った完璧な方法を見つけられるのは自分しかいません。

限られた時間を工夫して使うことで、掲げる目標や理想のライフスタイルに少しずつ近づいていくことができると思います。

思い立ったら即行動!何か感じていただけたなら、是非実践してみてくださいね。

それでは!