仕事ができる人のタイプとその特徴

皆さんは「デキる人」に憧れはありませんか?

僕はあります。

だって、仕事のできる人ってカッコいいじゃないですか。

一言に「仕事ができる」といってもいろいろなタイプがいますが、今日はどういう人が「仕事のできる人なのか」というテーマで掘り下げていくと同時に、その特徴について触れていこうと思います。

先に断っておきたいのですが 、仕事の出来る出来ないは先天的なものだけではなく、きちんとした意思と意図を持って体系的に論理的思考やテクニックを学んでいけば誰しもが一定のレベルまで到達できるものだと考えています。

ただなんとなく日々の仕事をこなすだけではなくて、目標を立てたり生産性を意識して日々の課題に取り組んでいくことで、仕事の面白さというのは倍増します。

この記事を最後まで読めば「デキ人」のビジョンがクリアになり目指すべき方向性がきっとみつかるはず。

「仕事がデキる」とは?

そもそもどういう人を「仕事ができる人」とするのか、という定義づけの部分から考えていきます。

個人的には大きく分けて三つのタイプがいると感じます。

相手の立場に立てる

どこの職場に行ってどんな業態に携わってもとにかく重宝されるタイプがこの「相手の立場に立って物事を考えられるタイプの人」です。

なぜこの手の人が引く手数多なのかと言うと理由は単純。

一緒に仕事をする人からも、お客さんからもモテモテだからです。

社内社外を問わず一緒に働いていて「やるな〜!」と思うタイミングを思い浮かべてみてください。

一歩先を行かれた時にこういう風に感じませんか?

相手の考えの一歩先を行くには、相手の立場に立って自分の思考を相手に寄せることが必須となります。

どんなに時間をかけても、この考え方がないと「相手の視座に合わせる」ことはできるようになりません。

逆にどんな状況でも相手からの視点で物事を捉えられるようになると、いわゆる「痒いところに手が届く」価値提供ができるようになります。

営業に強い

法人であれ個人であれ仕事をしている以上は売上を立てることが大きな目標も一つであることは変わりがないはずです。

どんなに好きな仕事をしていても、やはりお金がなくては生活することができません。

そんな会社の売り上げを立てる筆頭に立つのがこの「営業」

一般的な規模の企業では会社の中に営業部があることがほとんどですが、僕のように個人事業主、フリーランスとして働いている人にとっても、この営業という技術は仕事を取ってくる上で切っても切れない部分となります。

またこの「営業に強い」というのも業種によって求められる人材や特徴は変わってきますが

  • 論理的思考を武器に相手の課題を解決することができる
  • 人当たりがいい・人見知りしない
  • コミュニケーション能力に優れている
  • とりあえず人たらし

こういうタイプが該当するのではないでしょうか。

営業に強くなるための書籍や自己啓発本などはいつの時代でも膨大にありますが本質的な部分は変わらないように個人的には思います。

共通しているのは

「自信を持って相手の持つ悩み・課題を解決することができることを示す」

という部分だと思います。

特に相手が知らないサービスやコンテンツを売り込む場合は、その素材の良さを伝えていくところから始めていくことになりますが、ここで相手が享受することができる恩恵を示すことができなくては、ものは売れません。

生産性が高い

他には情報処理能力が高く、作業効率が高い人も仕事ができるというタイプに分類して良いと思います。

この場合はどちらかと言うと技術職の部分が前面に出てくることが多いです。

特に仕事の内容が複雑になればなるほど、それぞれの情報の特性を捉えて正しい方向に落とし込んでいく技術が必要になります。

これは、データの名前の付け方から綺麗な階層分けがなされているフォルダの管理という根本的な部分から差が出ます。

「最終的にどういう成果物になるか」

というカンセキを常に意識しながら仕事を進めることでこの能力は培われます。

特に、対人でコミュニケーションをとることが苦手だという人は、実作業面で長所を伸ばすことで自分の適性に合ったスキルを活かすことができます。

仕事がデキる人の特徴

おそらく何の考えもなしに仕事ができる人というのは、絶対数としてはかなり少ないと思います(たまに天才的に息を吸うように仕事ができる人もいますが、超レアケース)。

少なからず何かに対して深く考えることができなければ、能力的に何かに特化することは難しいです。

ということで果たして「何が仕事ができる人たらしめているのか?」という部分についてフォーカスしていきたいと思います。

当たり前に努力ができる

まず、ほとんどのデキる人に当てはまると思うのですが、努力の基準値がそもそも高い。

ここで言う「努力の基準値が高い」というのは、一般的に努力と言われるレベルのことを日々の習慣レベルにまで落とし込めるということです。

よくいう「努力を努力だと感じない」ということですね。

そういうことを当人に伝えると

「え?これくらいやるのって普通じゃないの?」

という答えが返ってくると

「いやいや俺なんか全然やってないよw」

と涼しい顔で答えながら、専門書におびただしい量の付箋を貼っていたりしますw

論理的思考ができる

いわゆる「ロジカルシンキング」というものですね。

物事を順序立てて考え、それぞれの要素を論理的に分解し、理解することができる思考です。

論理的思考ができる人の強さといえば、物事を俯瞰的に捉えられるという部分にあります。

前半でも触れた「相手の立場に立って物事を考えることができるタイプの人」はまさにこの思考力が備わっています。

逆に主観的な人は、主張に個人の感情や事情が入り混じっていたり、成果ベースではない見返りを求めることが多い。

努力の量がそのまま結果に返ってくるとは限らないので、あくまで自分の環境を含めた上で客観視できる人は 重宝されます。

まとめ

「仕事ができる人」と聞くと、さももともと頭のいい人なんでしょ?と思いがちですが、考え方と努力次第で人はいくらでも「デキる人」になれます。

個人的な話ですが、今振り返ると僕の仕事したてのころは「いやーポンコツだったな…」と思いますが、それは別に恥ずかしいことでもなんでもなく。

最初からできる人なんてほぼいません。

たまにいますが、そういう人を前に萎縮する必要などはなくて、自分の向き・不向きをきちんと理解した上でどんな領域で自分の才能を伸ばしていくかを考えることが大切だと思います。

日々勉強、日々成長ですね。僕も頑張ります。

それでは!