ルイ
普段はパソコンで仕事をしている人が多いと思いますが、その気になればiPad一台でも仕事ができるくらいのレベルになりつつある、この神タブレット端末。
個人的にはiPadもペンシルも毎日のように使うのですっかり手放せなくなってしまいましたが、今年3月に急に発表されたiPadに乗り換えてからというもの、3年の月日を経てその進化の具合に驚きと感動の連続な日々です。
そんな新型iPadと同時に発表されて話題となったマジックキーボードですが、ぶっちゃけ発表当初は
「へー、新型iPadと一緒にキーボードも出すんだー!ふむふむトラックパッド内蔵ってすごいな。で、気になるお値段は・・・
さ、さんまんはっせんえんー!?!?」
※筆者のiPadは12.9インチ
とそのお値段に驚愕。
「これはよっぽど必要に迫られない限りは買うことはないかな・・・」
と思いましたが、
必要に迫られて購入に至りました
(欲しすぎて我慢できなかったとかじゃないんだからね!!)
購入から約1ヶ月でようやく届いた本体、早速使ってみているのでレビューをしていきたいと思います!
※ちなみに僕は英語キーボードを選択しました。個人差あると思いますので自分に合ったキーボードを選びましょう。
目次
購入に至った経緯
「そもそも必要に迫られるってどんなよ?」
って話ですよね。
僕も数ヶ月前までそう思っていたのですが、、、
結論から言うと「動画の書き出し中にPCが使えなくなるから」です。
メインPCが使えない時のサブ機
このブログでも触れていますが、僕は映像や動画の制作・編集の仕事をメインに取り扱っているフリーランスです。
そういった類の仕事をこれまでされてこなかった方でもなんとなく想像に易いかと思うのですが・・・
そう。容量と書き出し時間がえげつないのです。
最近はありがたいことに担当するチャンネルや企業さんも増えてきていて、多い時には一日に何本もの動画を数時間書き出しっぱなし、なんてことも。
その数時間の間、悪いことに何もできないんですよね・・・。
どれくらい何もできないかというと、文字を入力しようとしてもボタンの押下から3秒くらい経ってようやく文字が表示されるという恐ろしい遅延が発生します。
とはいえ携帯で返信するには時間がかかりすぎるし・・・。
ハイスペックなMacBookを使ってこれですからもう他のことができなくて困っていました。
※もちろん寝ている間にバウンス…という技もしていますが、日中に終わったものをすぐに確認に回す時などに困ります
Magic Keyboardを使ってみた率直な感想
良いところ
本当に手軽に使える!
一番びっくりしたのは、磁石でピトッてくっつけたらもうその瞬間から使えたこと。
Bluetoothだったら接続にいちいち設定しなきゃいけなかったりしますが、この快適さはすごい。
「そんなん実用性ある?」
と思う方もいるかもしれませんが、ペンシルを多用する人やお客さんにiPadを渡して資料を見せる、というような使い方をしている人には大きなポイントです。
トラックパッド凄すぎ!
次に驚いたのがトラックパッドの性能。
購入前から動画は見ていたし、大体の使い方なども知っていましたが、これは実際に使ってみるともんのすごい便利。
本当に画面に触らなくなります。
触らなくていいほど、トラックパッドでの操作が快適で、反応が良い!
わざわざ画面を触るために手を伸ばさなくて済むように、細かなジェスチャーまで考え抜かれています。
それでいて MacBook から Magic Keyboard に切り替えてもすぐに操作に慣れてしまうくらい直感的でわかりやすい操作感はさすがApple!というほかありません。
キーボードが打ちやすすぎて好きすぎる!
これは個人的な好みの話でもあるのですが…
キーボードがもう…大好きです…。
無理やり形容するとしたら「THE・ちょうどいい」で、僕は今の PC の前に使っていた2016年モデルの MacBook Pro に搭載されていたバタフライ構造のキーボードが大好きでした。
故障しやすいという構造上、評判はあまり良くありませんでしたが、ストロークの浅いパタパタしたキーボードは指が疲れなくて好みです。
対して今使っている MacBook Pro 16インチモデルは、僕にはちょっとストロークが深すぎて長い時間タイピングしたり文章を書いたりすると指が痛くなります。
Magic Keyboard はそのちょうど中間というか、ストロークは浅くないけどちゃんと打鍵感があり、それでいて音もパタパタと気持ちいい。
カチカチガチャガチャ余計な音がしません。
海外にいる間はカフェやコワーキングスペースなどで作業する機会も多い僕には静かで且つ打ちやすいキーボードというのはとても助かります。
薄い!
これだけ高性能なトラックパッドとキーボードを搭載しておきながら、やっぱり薄いぞiPad。
この薄い躯体からあのキーボードとトラックパッドが使えると思うと、Appleの技術力の高さに改めて驚かされます。
側面については完全にカバーしきれておりませんが、これ自体がケースの役割も担っているので、ハードユーザーはカバンにポンと投げてそのまま持ち運びできます。
ケーブルの取り回しが楽になる!
Magic Keyboard に直接 USB Type C ケーブルを入力して充電することができるのもポイント。
僕は iPad をラップトップスタンドの上に乗せて視点を高く維持できるようにしているのですが、そうなるとケーブルの iPad の中心に挿さなければいけないので空中配線になりやすく、たまに何かが引っかかったりしてイヤでした。
Magic Keyboard なら 机と同じ高さでケーブルを挿すことができるので、机の上のケーブルの取り回しがとても楽になりました。
微妙なところ
重い!
ケースから出してみて驚いたのが、その重量です。
この大きさのものからは想像できないドシッッッとした重さがあります。
膝に乗せて使う際にはこれくらいの重さがないと逆に向こう側に倒れてしまいそうで怖いですが、頻繁に持ち歩く方や荷物が思い人には負担になってしまいそう。
ペンシルとの併用はきつい!
IPad を Magic Keyboard に乗せたまま Apple Pencil を併用することもあまり快適とは言えません。
安定性を考えると、スマートフォリオを三角形の形に畳んで机の上に置くのが一番理想的。
ただし、ちょっとしたメモや線を引っ張ったりするくらいの作業だったら Magic Keyboard との併用も全く問題ありません。
まとめ
個人的には満足度100%でした。
むしろ、iPad Pro 第1世代で一番最初のスマートキーボードを知っている身としては、信じられない進歩に度肝を抜かれました。
特に、このトラックパッドは本当にすごい!
コロナ蔓延の前は、台湾から戻ったあとすぐにまた他の国へ行くことも考えていましたが、これがあれば外に出ても快適に仕事が勧められそうです。
マウスが必要ないという快適さはMacBookに勝るものがあるかもしれません。
毎日じっくり使って、またいろいろな角度からレビューしていきたいと思います。
それでは!