SNSをフル活用してみたらメリットしかなかった

世はSNS時代、とよく耳にします。

SNSは使っていますか?

Facebook、Twitter、Instagram、Tik Tok、、、
たくさんのSNSがありますが、僕は最近やっと、SNSの使い方がわかってきたような感じがします。

と言っても今日は、収益性やSNSを用いたビジネスについて話す訳ではありません。

かくいう僕も、かつてはSNSになんとなく明るくないタイプでした。

「こんな取るに足らない人間が何か発信したところで・・・」

という考えがベースにあり、なんとなく発信に対しておこがましさのようなものを感じていました。
だから更新はあくまで友達・知り合いへ向けたものがほとんど。

その僕が
「SNSってすげえ・・・!」
と感じたこと、またそれが秘める可能性を、今日は書いていきます。

SNSの利用経歴

Facebookを登録したのが、たぶん18歳くらいのころなので、10年ほど前。

Twitterは、爆発的に流行ったころは天邪鬼で登録せず、ようやく重い腰を上げたのが7年前。
当時、結成していたバンドでイベントを計画し、それを周知するために作成。

Instagramは、カナダ留学に行く前に記録がてらに始めたので、2016年の終わり。
もともとマメな性格ではないので、どれも更新はまばらで、思い出した時に投稿。

いずれも自己満足として利用していましたが、
「使い方しだいでとても便利なツールになるんだな!」
と気づいたきっかけは、トロント滞在中のこと。

状況を打開したTwitter

英語を極めるべくトロントに降り立った僕は、必要以上に尖り、プライド剥き出しで、

日本人の友達なんていらねー!

って思ってましたw
でも元来寂しがりなので、そういうツッパリにも限界が来ます。

英語なんて大してできないのに、日本人すら避けて、現地の友達がホイホイできる訳がない。
外はマイナス15度の極寒、友達はいない、収入も心もとない・・・。

そんな状況で一番いいのは、友達を作って、情報を集めること。

でも、どこで?どうやって?

日本人が来そうなイベント、Meetupなんかでたくさんあるけど、
結構先だし、いきなりイベントはハードル高いな。。。

旅の過程はTwitterに書いていたのですが、ある日突然フォローしてきた女性。
境遇が似ていたので、僕もフォローバック。

彼女もどうやらこの後トロントに来るらしい。目的は英語学習。僕と同じか。
今はニューヨークを旅行中。懐かしいなあ。良い写真撮る人だな。

そしてある日、求職活動に疲れ、特にやることもなく、部屋で勉強していると、DMが。例の女性だ。

「初めまして。今夜、会えませんか?」

え!!?!?今日、これから??いきなり???
突然の連絡にかなり驚いたし、困惑しました。

「これはあれか?絵画とか壺とか買わされるやつだな、きっと・・・」

とか疑いましたが、どう考えてもニューヨークで旅行したあとにトロントで生活している人間に何かを売りつけるとは思えないし、宗教やMLMの勧誘にしてもタイミングがおかしすぎます。

「まあ、暇だし、とりあえず会ってみるか。やばそうだったら即退散しよう」
ということで、勇気を出して行ってみることに。

こっちでSIMカードをまだ手に入れていないので、外で拾える電波がない、ということだったので、
迷った場合のバックアッププランも伝えて、予め場所と時間を指定。

都心のタイレストランの前で待っていると、
「ルイさんですか?」と声をかけられ。
Twitterの写真と同じ人だ。。。緊張。
とりあえず席について、ビールを飲むことに。

話の内容は大体こんな感じ。

  • これからトロントで語学学校に行きながら生活する
  • 初めての留学だから何から始めたらいいかわからない
  • 現時点での英語力はゼロ
  • 日本では美容師をしていたが、トロントでも仕事は見つかるのか

などなど、先に住んでた僕に聞きたかったようです。
自分が知っている範囲のことを伝え、できる限りのアドバイスをします。

真剣な話を終え、行く前は散々心配していた自分がアホらしく思えるほど仲良くなり、ビールが進みまくり、二人でしっかり酔っ払うまで飲んで解散(笑)。

結果的に、彼女が無味無色だったトロントの生活を劇的に変える”きっかけ”をくれます。

翌日、彼女の銀行口座の開設、電話会社の契約、身分証明書の取得に際し、僕が行った場所と同じところへ連れていき、手伝いました。

生活に必要な英語も教えました。

代わりに彼女は、僕の髪を切ってくれました。

そして、彼女が通う語学学校の友達と遊ぶときや、イベント、パーティに参加する機会があれば、毎回声をかけてくれました。

人には「出会い厨www」と笑わせておけ

選り好みをせず、人と積極的に会う重要性を痛感した僕は、仕事で疲れていようが、次の日早起きだろうが、お金が無かろうが、二日酔いだろうが、とにかく外に出て、人に会いまくり、話しかけまくります。

トロントに滞在したのは僅か3ヶ月でしたが、トロントを去りバンクーバーへ移る時には、お別れ会を開いてくれて、国籍、老若男女を問わず、たくさんの人が駆けつけてくれました。
帰り際、

「ルイは、3ヶ月しかいないのに、こんなに友達できて、すごいね」

ベルギー人の友達に言われました。

いやいや、僕がすごいんじゃない。
確かにいろんなとこに行って、ベストは尽くしたけど、
どこ国のどういうやつかもわからない人間と、友達になってくれる方が、すごい。

日本でこういうことをしていると、
「出た出会い厨www」と明確な悪意を持って言ってくる連中がいますが、
そんなやつには、言わせておけばいいのです。妬ませておけばいい。

そういう連中は自分で出会いを生み出せないから、悔しいんです。
自分の大切な人に批判されると、落ち込みますが、
大して知りもしないやつにどう思われようが、言われようが、痛くもかゆくもない。

「やりたいけど、こういうことをして、こう思われたら嫌だな」

じゃなくて、

「今やりたいことはこれ!100パーセント全ての人に理解してもらう必要なんかない」

でいいんです。

自分が大切に思う人にだけ、大切に思ってもらえればそれでいいんです。
みんながみんなに好かれるなんて、無理だし、そもそも必要がない。

他者の存在を必要以上に意識することは、確実に成長の弊害になります。
元々かなりの気にしいの僕が言うんだから、間違いないはず。

自分が好きなことは、どこかの誰かも等しく好き

SNSで発信するのに、当然だけど、資格なんていらないし、
輝かしい経歴も何も、必要ありません。
誰でも好きなことを好きなように発信できます。

例えば僕は、クラフトビールが大好きです。

クラフトビールの魅力はバンクーバーで知ったのですが、日本へ帰国してからも、そのあとここ台湾に来てからも、クラフトビールがどこで飲めるか、Instagramの活用法を知るまで、知りませんでした。

インターネットで調べれば出てくるは出てくるけど、多すぎて、選べない。
写真を見るにも、すごく時間がかかります。

そこで、目を付ける角度を変えます。

画像や評価を先に見つけるのです。

SNSでハッシュタグをつけて検索すると、実際に行った人の写真と、コメントが見れます。

これ、実はめちゃくちゃ新鮮で、貴重な情報です。

誰がいつ、どこへ行って、何を頼んで、どうだったのか。
それが無料で見れる。すごすぎる。
さらに、コメントだってできる。

「台湾に最近来ました。素敵な写真ですね、僕もクラフトビール好きです!今度、お店に遊びに行ってみます。」

こんなこと言われたら、嬉しくないですか?
なんなら、一緒にバー巡りができる最高の友達ができるかも知れない。

友達を作るチャンスがあるなら、ビジネスに発展するチャンスだって当然ある。
僕自身、Twitterきっかけでレコーディングや音源のMIXの仕事を振ってもらったこともありました。
要するに、使わない理由がないんです。

上手に使えば、本当にメリットしかない。

「でも、そんなことしたら危ない」
「犯罪に巻き込まれるかもしれない」
「情報が漏れたら、どうするの?」

心配するのも当然です。僕も同じこと考えてたし。
危険をちゃんと嗅ぎ分けられなければ、危険にもなり得ます。

でもリスクは何したって絶対付いて回ります。
そんなこと言ってたら何もできないんです。何も始まらない。

やらない理由を挙げるより、憧れのカリスマにも、勇気を持ってコメントしてみましょう。

お金がかかるわけじゃないし、脅威に晒される訳でもありません。
もしかしたら、この先の人生を大きく変える、貴重なきっかけになるかもしれません。

もっと早く始めておけばよかった、とは思いませんが、
斜に構え過ぎていた数年前の自分に、言ってやりたいです。

「そんな難しくあれこれ考えてないで、とりあえずやってみなよ。」

ってね。

SNSを埋め尽くせ!