自分にあった副業の見つけ方・探し方【目指せノマド生活】

みなさんは、副業してますか?

副業解禁が進んできている日本ですが、まだまだ会社という1本の柱のみで稼いでいる人も多いと思います。

かつて僕もサラリーマンだったころは副業なんてやる時間はとてもじゃないけどないほど忙しく、おまけに

「新しく覚えなければいけないスキルや知識が必要に見えてハードル高いよな…」

とも思ってました。

しかしいざ自分が “複業” としていろいろ始めてみてからというもの、思ったよりも求められている能力は必要でないということがわかりました。

というより「プロ級でないと仕事は獲れない」というのはある種のマインドブロックで、実際は熟達したスキルがなくとも金銭に結びつけることは十分に可能です。

今日は「副業始めたいけど、どこから手をつければ…」という方に、自分にあった副業の見つけ方や探し方、取り組み方について書いていこうと思います。

自分に合った副業の選び方

まず第一のステップとして「何の副業を始めるのか?」を決めなければ、何も始まりません。

ただし感覚で「なんとなくかっこいいからこれにしよう!」と選んでも、挫折してしまったり、結局稼げないまま終わることも多いので、その副業をきちんと理解し、且つ自分の性格を把握して取り組むことが必要です。

もう明確に「これしかない!」と、特に若い方で、ピーンときているものがあれば、それでもOKだと思います。

逆になるべく時間を無駄にしたくない、ゴール地点から逆算してフローに落とし込みコツコツやっていきたいという方は上記した分析があるとなおいいでしょう。

副業を知る

まずは選択肢がなければ始まりません。

これについては僕がこのブログで細かく解説していくより、まずは紙に箇条書きにして、概要だけを知り、興味のあるものを詳しく調べ、自分の性格や学習できる環境が整っているものから取り組むのがいいでしょう。

僕の場合、複業(収入源を複数もち、分散させてそれぞれで稼ぐ)を始めようと思い立った段階で選択肢にあったのは

  • プログラミング
  • アフィリエイト
  • ウェブライティング

などでした。

当時はカナダで生活していたため、せどり(転売)などその場にいないとできないものは除外しました。

結局、プログラミングを「なんとなく」で選びましたが、どうやって稼いでいくかの道筋を全然考えていなかったため、途中でやめてしまいました。

※とは言っても完全に「辞めた」わけではないので、今後機会やきっかけがあればまた再開するかもしれませんが…

そして現在では他の副業も徐々に知り、現在の僕のメインの柱である動画編集もそのひとつです。

  • 動画編集
  • 通訳・翻訳
  • 代行サービス
  • ブログ
  • せどり
  • データ入力
  • 書き起こし
  • デザイン
  • イラスト
  • 作曲・編曲
  • モニター

などなど、挙げ始めたらキリがないほどあります。

自分の性格を分析する

数ある副業から何を選ぶかの基準は様々ですが、

僕は “性格の一致” は特に重要だと考えています。

これは「好きこそものの上手なれ」という考えに起因していますし、そもそも体質に合わないものを選んでストレスを抱えながら同時進行でいくつも仕事をこなさなければいけないなんて苦痛すぎます。

例えば、画面いっぱいに意味不明のコンピュータ言語が表示されているのを見て

「うわっ何これ難しい無理無理!」

となる人よりも

「この文のどの部分が動作しているんだろう?自分が自在に扱えるようになったらかっこいいな、楽しそうだな…」

と思える人の方が、確実にプログラミングに向いています。

またとにかく読書が好きでインプットした内容も自分の中で消化・言語化してアウトプットするのに長けているのなら、ライティングの方が向いていると言えます。

構造を分解して逆算し、コミットする

大好きで仕方ない、稼げなくてもいい!

ってんなら話は別ですが、大半の人は稼ぎも重要なはず。

どこで収益が発生し、どうやって人とお金が流れているのか、需要はあるのか…

こういった「ビジネスモデルの構造」を理解することが、副業に取り掛かる上で非常に重要です。

例えばウェブライティングなんかは今でも人気の副業ですが「今から始めてそれだけで食っていけるようになるか?」という視点で見ると、かなり厳しい副業であることがわかると思います。

理由は…

参入障壁が低く、コモディティ化が起きたからです。

失礼な言い方になってしまい大変恐縮なのですが、日本人であれば、ある程度の文章は誰でも書けますし、高いスペックのパソコンが必要、といった金銭的な参入障壁もありません。

だからやろうと思えば誰でも始められます。もちろん、多くの人が始めようとするはずです。

そうすると母数が大きくなり、クライアントは作業者を選び放題なので、希少価値が下がり、当然単価は落ちます。

これがいわゆるコモディティ化です。一般化してしまうのです。

今やクラウドソーシングでも1文字0.3円とかでライティングが発注されている案件もありますし「これ時給換算したら500円切るんじゃ…」というような内容のものもあります。

ジリ貧を防ぐためにも、先にこういったクラウドソーシングで調べたり、身の周りのそれで食っている人に話を聞くなどして、情報を集めましょう。

需要があるとわかったら、求められている技術にコミットし、最低限のスキルが身についたら、営業して仕事を獲得していきましょう。

そしてそれがポートフォリオとなったり、クライアントから他のクライアントを紹介していただいたり、仕事仲間から仕事を振ってもらえるようになります。

最初が一番大変ですが、半年〜一年、時間とお金を投資して続ければ、状況は絶対に変わるはずです。

もし変わらないのなら、努力が足りないか、努力の仕方を間違えているだけです。

早い人なら数ヶ月で結果が出ます。そういう人を注意深く観察してみてください。何が違うのは分かります。

まとめ

副業を選ぶ時は、できれば理論的に、戦略を持って考えるようにしましょう。

どういうビジネスモデルであるか、需要がどこに、どれくらいあるのか。
そして、自分の性格とマッチしているか。

これらをしっかり書いて考え、スピード感を持って行動し、プロの技術を学び、自らの行動に転用できる人が、副業でしっかり稼いでいくことができるようになるでしょう。

これから新しく始めようという人の参考になれば幸いです。

それでは!