こんにちは、ルイです!
昨日発売されたばかりの新型 iPad Pro が届き早速そのレビュー記事を書きつつ YouTube も同時にアップロードしました。
2020年モデル新型iPadPro 12.9インチ 実機レビュー!!【apple信者のクリエイターが評価】まだ使い始めて1日しか経っていませんが、購入を検討している人にとって、買うべきか、そうでないかのボーダーは結構難しい問題だと思います。
そこで今回は現在新型の iPad を購入するかどうか考えている人に、状況別で買うか否かの判断ができるような指標を書いていきたいと思います。
目次
旧型との相違点
まず大前提として、2018年に発売された前モデルとの大きな差はありません。
すでにベゼルレスの新しい iPad を持っている人にとってはマイナーなアップデートだし、僕のように元々持っていた iPad が第一世代や第二世代だったりするとその変化はかなり大きなものとなります。
ここでは詳細なスペックの差について厳密には触れていきませんが、数値的な比較を細部まで知りたいという方はそういった旨のブログがたくさんあるのでそちらを参照した方が早いでしょう。
超広角カメラ
最大の目玉と言っても過言ではないのがこの超広角フレンズを搭載したカメラ。
どれくらい広角なのか、実際に写真を撮影してみました。
まずこれが広角でない普通のカメラ。ちなみに起動時はデフォルトとしてこのカメラが立ち上がります。
そしてこちらが今回搭載された広角レンズを使って全く同じアングルから撮影したものになります。
ちなみにちなみに、こちらは僕が使用しているスマホの iPhone X で、同じアングルから撮影したものです。
広角レンズで捉えられる画角の広さもえげつないですが、カメラ自体の画質がどれくらい向上しているかはっきりわかるレベルだと思います。
ただ・・・
IPad は携帯と違ってポケットからパッと取り出せるようなものではないので、 iPad 自身で写真を撮影する機会があるかといえば、正直意識しなければあまりないですよね。
スマホの方が高性能なカメラを搭載している需要・必要性は高そうです。
LiDARスキャナ
そして今までの iPad には搭載されていなかった空間把握をすることもできるスキャナも装備。
これは今後間違いなく発展していく分野である拡張現実(AR)の使用をより現実的にするものですが、AR自体の普及が現段階ではそこまで進んでいないという点。
今すぐに必要かと問われればすぐに生じる需要ではないでしょう。
そしてこちらもスマホと同じで AR 機能を使用するシチュエーションというのは主に携帯性の高いデバイスで行われることがメインになると思うので、 iPad に搭載されていなければいけないという状況はあまりないと思います。
新しいMagic Keyboard
個人的に新型 iPad に乗り換える上で一番大きな動機になり得るのではないかと予想しているのがこの新しいマジックキーボードの存在です。
僕は第一世代の iPad Pro を使用していた時に一時期 Magic Keyboard を使っていた時期があり、出先でも文章を書く必要がある時にサクッとタイピングができてとても便利でした。
個人的にはあのパタパタとした感触の打鍵感も好きだったのですが、レビューを見ていると好んで使いたいという人はあまりいないようですね。
シザー構造のキーボード
ただしそんなキーボードも新しいマジックキーボードでは変わります。
少し前の MacBook Pro で採用されていたシザー構造のキーボードが Magic Keyboard に搭載されます。
僕が今使っている2019年に発売された MacBook Pro 16 インチの、打鍵感に深みのあるキーボードよりもシザー構造の方が好きだったので、個人的には気になるところ。
僕の場合移動する時は常にノートパソコンを持ち歩いているのでおそらく購入はしないと思いますが…
内蔵トラックパッド
そしてついにトラックパッドも搭載されるということで世間を賑わせていますが、せっかく直感的な操作ができるiPad にトラックパッドって必要なのでしょうか…
個人的な意見ですがこれを搭載する隙間があるぶん短くなった方が机の上のスペースを食わずに嬉しいのですが…
まあでも PC と iPad では操作感も全く違うので iPad の操作感を PC に近づけたいという人には嬉しい変化かもしれません。
シームレスに角度を調整できるスタンド
無段階に角度を変えられるスタンド!ここが一番テンション上がりました。
というのも今までの iPad 専用のキーボードは角度がある程度固定されており、調整できても段階的でした。
例えば膝に乗せてタイピングしたいという時はもうちょっと画面を上に向けたいシチュエーションがあったり、
逆に高い机の上に乗せて作業する時なんかはもう少し急なアングルで傾けたい状況なんかもあるはずです。
さらにこのキーボードの支柱になっている部分に USB Type C と思しき穴が見られるので、無線充電ができ、本体に直接配線する必要がない可能性が高いです。
そうなるとケーブルの取り回しも楽になる、というのは結構大きなポイントだと思います。
乗り換えるとメリットがある人
2018年以前のiPadを使っている人
ここまで上げてきた変化はあくまで前回までのモデルとの比較になるので、2018年に発表された iPad 以前の物(つまりホームボタンが付いているタイプの iPad) を現在使用されている方はかなり前向きに検討していいと思います。
事実、2017年に発売された第1世代の iPad を使用していましたが、あまりの能力・スペックの向上に、ため息が出るほど感動しています笑。
職業柄、広角カメラやスキャナを利用する人
前半部分で触れた通り多くの人が何かを撮影する時はスマホを使うことが多いと思いますが、もしも iPad で撮影した写真にその場で何か書き込む必要があるような人は購入の動機になり得ると思います。
広角カメラだったら家をたくさん見て回るような人、不動産屋さんや建築業界、あとはモノ系のデザインの人なんかが該当すると思います。
スキャナについても空間デザインやインテリアに関係する仕事をしている人にとっては重宝する機会も多いはず。
このまま待ちでも良い人
2018年モデルを持っている人
2018年に発売されたモデルとの大きな変化点について触れてきましたが、ここまで読んでいただいた方の多くが既にお気づきの通り、
めちゃくちゃ大きな変化というのは特にありません。
なので上記した通り、新しく搭載された新機能が現在の職業の生産性に直結するような場合を除いて特に、急いで買う必要はないかと思います。
5G未対応
もう一点気をつけたいのが新型の iPad は5G回線に未対応という点です。
もしも今後到来する5G回線を iPad でもバリバリ活用したいという人であれば5G回線に対応したモデルを待つ方がいいでしょう。
ただし WiFi 6には対応
しかし wi-fi の新規格である wi-fi 6には対応しているので、そもそも僕みたいに wi-fi がない環境下では iPad をインターネットにつなぐ機会がないという人はあまり関係がない話ですね。
まとめ
新しい電子機器が出るたびに他の製品と比較して買う必要があるのかどうか判断するのは、ワクワクする反面、面倒だったりしますよね。
またデバイスを使うことが趣味の範疇であるのか、自分の仕事の生産性に直結する部分になるかという点でも違いますし、状況や時代の流れなども俯瞰しつつ判断していくのがベターかと思います。
何か参考になったなら幸いです。
それでは!