「ワーホリに行くのも決まったけど、どんな仕事しようかな・・・。」
と、仕事選びで悩んでいませんか?
僕は2カ国、3都市でワーホリを経験しています。
2019年9月現在は台湾で仕事をし、生活しています。
その経験を踏まえて言うと
まずは兎に角にも飲食店が最強です。
今回はその理由5つを解説していきます。
それではひとつずつ見ていきましょう。
目次
ご飯代が浮く
言わずもがな、これが一番大きいですね!
海外では高くなりがちな外食費。
飲食店でアルバイトをすることで美味しい賄いが食べられるというのはほとんどの国で同じです。
特に”ジャパレス=ジャパニーズレストラン”と呼ばれる和食を扱うレストランや居酒屋では、恋しい日本食を食べれるという大きなメリットがあります。
あくまで僕が聞いたり、経験した範囲で、ですが、タッパーに入れて持って帰らせてくれる職場も少なくないです。
お客さんと話せる(ホール)
ホールで働けば、現地のお客さんと話す機会は格段に増えます。
単純に語学の練習になりますし、さらにお客さんから情報を入手することもできます。
近所の美味しいお店や、観光名所だけでなく、自分がローカルの仕事を探している時なんかも、大きな恩恵になります。
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語学習得への近道は、やはり場数をこなしまくることです。
接客という仕事を通してコミュニケーションをとる機会が自分の仕事次第で無限に得られるというのは、言わずもがな大きなメリットです。
料理が学べる(キッチン)
キッチンで働くのも大きな恩恵があります。
まず、ジャパレスでは調理の仕事でも経験不問としているところが多いです。
これは多くの国でワーホリVISAの滞在期間が1年ないし2年と定められている影響で、人の出入りが激しく、慢性的な人手不足が原因となっているからです。
日本語でコミュニケーションがとれれば、とりあえず仕事を教えることができますし、ジャパレスにおいて、経験が求められるほど複雑な仕事内容は少ないです。
(もちろん経験があれば重宝されますし、選択肢が増えます)
そして、もうひとつのメリットは
”語学力不問のところが多い”という点です。
「えっ、それじゃ英語伸びなくない?」
と思う人もいるかもしれませんが、ワーホリで海外を訪れている人の全員が全員、”語学の習得”を目的としているわけではありません。
とりあえず海外で生活してみたい人や、人生の束の間の休息としている人もいます。
そういう人にとって、語学力が求められる仕事は大きな障壁になります。
例えばジャパレスの仕事では、現地のお客さんを相手に接客しなければならないので、ホールは特に語学力が求められます。
対して、キッチンの中に入ってみると、その国の言葉が全くできない、という人がちらほらいることも全く珍しいことではありません。
要するに現時点で語学力がない人でも働ける職場、ということです。
これは日本語しか話さない人にとっては大きなメリットになり得ます。
バイト先に友達と食べに行ける
これも飲食店でバイトすることで得られる恩恵です。
現地の友達ができて
「こっちで仕事どうしてるの?」
という会話によくなると思うのですが
「どこどこの〇〇ってお店でバイトしてるよ!」
というと、よく「一緒に行こう!」という流れになります。
知っているお店なら安心感がありますし、混み状況を確認するために電話したり、席の予約も気軽にできます。
そして社割の存在も大きいです。
社割は正確には”社員割引”なので少し違いますが笑、従業員ということで飲み物や小物をサービスしてくれたり、会計を少し割引してくれることも。
仕事を通して文化の違いを発見できる
これは飲食店に限らずどんな業種にも同じことが言えます。
個人的にはこれが一番大きな、現地で働く理由です。
例え日本人のオーナーで、経営陣に日本人が多くても、ローカルの人が少数でも働いていて、お客さんがローカルである以上は、”仕事というフィルター”を通してその国を見ることができます。
お客さんの注文の仕方、求められているサービス、同僚の働き方、休憩中の話題、公共のスペースに対する管理方法や意識。
どれをとっても、日本と大きく異なります。
そしてこれらの発見は、”その国で育った人間から得られる貴重な情報”です。
少し反感を買いそうなことを言いますが、その国で働き、その国の賃金を稼ぎ、その国の金銭感覚の中で完全に自立して初めて
「その国のことを知っている」
と、本当の意味で言えると、僕は思います。
旅行はどうでしょうか?
自分はただ航空券を買い、ホテルに泊まり、レストランで食事します。
つまり単なる”消費者の視点”で終始し、”生産者”の目線から見ることは、数日間の滞在では難しいです。
もちろん
「だから知っている風に話すのはおこがましい」
と言うつもりは全くありません。
しかし、働かないと見えない一面は確実にあります。
そういった側面を知る意味でも、現地で働くというのは、見聞を広げるという意味で計り知れない効果・恩恵をもたらしてくれます。
ここまで話して気付いた方もいるかと思いますが、この根拠に基づいて話をすると
「ローカルの仕事の方が得られるものが大きい」
ということになります。
ここについては次の記事で細かく書いていきます。
まとめ
求人のウェブサイトを覗くと、海外でのアルバイトは、想像以上にたくさんあります。
その中でも飲食業は、特に地盤を固めるまでの最初の足がかりにしやすく、またメリットもたくさんあります。
そこから他の仕事につなげていくのもいいし、居心地が良く、得られるものがあるならそこに留まるのもひとつの選択でしょう。
また、一本に絞らなくとも、他のバイトを掛け持ちをすることでも様々な恩恵に与かることもできます。
このあたりのことは仕事の掛け持ち(副業・アルバイト)してみたら相乗効果バツグンだった話という記事にまとめたので、よかったら参考にしてみてください。
それでは!